arudenteな米

食と映画感想とその他もろもろ個人の趣味と主張のだらだら日記

グレートレース

2005年06月25日 | 映画
大型レース喜劇の元祖といっても問題無いかな?

グレートレース(THE GREAT RACE)
1965年(米)

監督 ブレイク・エドワーズ

出演: ナタリー・ウッド トニー・カーティス  ジャック・レモン
   ピーター・フォーク ドロシー・プロヴァイン キーナン・ウィン アーサー・オコンネル

古き良き時代のドタバタ喜劇をハリウッドが真面目に作ったってのが最初の印象でした。
時代と舞台設定も今世紀初頭の紐育~巴里を自動車で白い服装、白い車のいかにも正義の味方で紳士でございで完璧なだて男レスリー(トニー・カーティス)と如何わしい装置満載の黒い車で山高帽、髭、黒い服装でやる事なす事失敗ばかりのフェイト教授(ジャック・レモン)と忠実なくせに反抗的で博士と同じ位ドジな下男のマックス(ピーター・フォーク)が競い合う。
そこにウーマンリブな新聞記者のマギー(ナタリー・ウッド)が絡んできての物語

正直3時間近くは今見ると長く感じるかもしれないが途中ではいる教授のドジっぷりやマックスとの絡みがこの映画の6割といってもいい。
レスリーよりもフェイト教授とマックスの方が出番が多いくらいだ。

「チキチキマシン猛レース」というアニメがあったが多分年代的にどちらかがモデルだと思う。
それほどフェイト教授とマックスはブラック魔王とケンケンに良く似てるし教授の車は00マシンの面影がある。

自分が最初に観た時は確か日曜洋画劇場だった。
吹き替えでカットされてはいたがすごく楽しかった。

なにしろレスリーの声は広川太一郎だし教授の声は大塚周夫(と、思う)
もしかしたらマギーの声は小原乃梨子だったかもしれない増山江威子だったかもしれないが。

最後のオチも綺麗にまとまりキャラクターを壊していない。
機会があれば万人に見て欲しい映画。

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