チキン・リトル（字幕）

練りこみ不足？

チキン・リトル（CHICKEN LITTLE）
http://www.disney.co.jp/movies/chicken/

≪ストーリー≫
平和な町オーキー・オークスに暮らすニワトリの少年チキン・リトル。ある時、上から落ちてきたドングリを空のカケラと勘違いして大騒ぎし、町中に迷惑をかけて以来、やることなすことヘマばかりの毎日。いまではすっかり町の笑いもので、父親からも半ば諦められてしまっていた。そんなある日、一人で夜空を眺めていたチキン・リトルの目の前に、またしても空のカケラが落っこちてきて…。

ディズニーが単独で作ったＣＧアニメなんですが正直練りこみというか完成度が低い。
期待は薄かったが内容も薄くかなりがっくりきました。

ネタバレ混じる感想は下に

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ピクサーと別れても頑張るかな？と思ったんですが…ＣＧ自体は好みはあると思いますが悪くは無いと思います。
それより世界観やストーリーの練りこみの足らなさに愕然としたというか呆れました。

動物の擬人化がまずうまくいってないように思えます。
擬人なのに妙に習性が残る安直な描写が多く古臭い。
犬が皿で飲み物飲んでたりとか服を来た動物が中途半端だったりとか統一感が無い。

話は前半の野球だけでも話は作れるし空が落ちてくる話がメインでも充分引っ張れるのに両方を短くまとめ同じ話を２回見せられた気がします。
そもそも話の内容に新鮮さが無い。

歌でごまかした演出も多いしキャラクターの心理描写も中途半端。
子供だましが子供すら騙せないのではないかと。

これだけ老舗でふらふらした展開も珍しい。
オチもオースティン・パワーズ・ゴールドメンバーと同じだしなぁ…

ピクサーがどれだけの比率でいままで関わっていたかはっきりわかる映画でした。