arudenteな米

食と映画感想とその他もろもろ個人の趣味と主張のだらだら日記

サンタが殺しにやってくる

2005年05月20日 | 映画
自分をサンタと思い込んでしまった男

サンタが殺しにやってくる
(CHRISTMAS EVIL/YOU BETTER WATCH OUT/TERROR IN TOYLAND)
1981年(米)

監督 脚本 ルイス・ジャクソン

子供の頃、サンタの存在を本気で信じていたハリーはクリスマスにサンタの格好をした父親と母親の如何わしい行為を見て心に傷を負う

「本当のサンタがあんなことするはずがない。間違っている 自分がちゃんとしたサンタになるんだ」
そうして何か外れたハリーは大人になるとサンタオタクになっていた。

家中をサンタグッズで飾り立て、寝巻きもサンタ風、朝起きるとクリスマスソングを口ずさみながらシェービングクリームを顔に塗り、それを白ヒゲに見立てて鏡に映る自分の姿に見惚れて思わず顔を切ってしまったり…

ハリーの趣味は近所の子供たちの私生活をのぞき見して「良い子ノート」「悪い子ノート」に細かくリストアップし書き留める事

大人になったハリーの仕事は、生真面目な性格でおもちゃ会社の経営部門。
しかし出世してもビジネスライクな考えができないハリーは社内では浮いた存在。

そして真面目過ぎるな性格の為、他の社員からはバカにされからかわれることも。
そんな周りにハリーは怒りをつのらせていく。

そしてクリスマスイヴに自らサンタの格好をして手作りの玩具をもって車にソリのペイントまでして良い子には良い玩具、悪い子には壊れた玩具を配っていく

しかし彼をからかった同僚や不遜な大人に斧で頭をかち割るプレゼントをあげてから自体は収拾がつかなくなっていく…


自分がホラーに酷くはまっていたときに観たビデオでしてスプラッターシーンは当時としても普通。
皮肉というかなんというか連続殺人犯として追いかけられるハリー君ですが良い子は味方してくれたりします。
もちろん殺される大人はたまったもんじゃないので街中あげて彼を追い詰めますが。

この映画これだけだと凡作なのですがラストがおもわずボーゼンとする展開で二の句がでません
それだけの為に記憶に残っているといってもいい映画です
はっきりいってラストだけ聞けば感動できる。
しかし1時間半実際にみたら感動とかは超越し、あっけにとられる珍作です





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