また、載せちゃいます!
こんなの意味あるんだろうか。ただのヒマツブシだったのか。何かは言いたかったんだろうな。
その何かが、本人もわかってなかったんでしょう。
夜の情景(3)
あたりに物音を立てようとする人がいなくなる。
不眠症の高校生も、さすがにテレビが終われば自然に眠ってしまう。
深夜放送ファンの人々も寝息を立て、
工場の群れから時折サイレンがうねってきて、
夜勤の労働者たちをふるい立たせる。
酔っ払い連中が論争しつつ遠ざかってゆくと、
その後の静寂がいよいよ深まる。
人間が眠る。と、太陽が昇り、
彼らはまた労働に出かけ、日没とともに
死んだように床に就く。
不眠症の高校生は、明日の朝ケロリと目を覚ますだろう。
びっくりもっさり目覚めたファンたちはあわててラジオを消すだろう。
工場には新たな気分の労働者がやって来る。
酔っ払いは寝過ごしたことを嘆き悲しむ。
そんな朝もある。
夜は甘く優しく人々を眠りに誘う。
日中の彼らが、彼ら本来の姿ではなかったかのごとく、
彼らはそれぞれ眠っている。
何だか、うまく語れてないですね。何が足りないんだろう。
酔っ払い、深夜放送ファン、不眠症の高校生、労働者たちに寄り添えてない気がする。うまく言えてないなあ。
もう少し登場した人たちがどんな暮らしをして、どんなことを考えて、何を気にしているのか、そういうところに迫れてなきゃいけないです。
スケッチだと言い訳してるけど、当時の私には、そういう人々の生活を知ることもできないし、知るチャンスはなかったんでしょうね。
今は? 今も、あまりわからなくて、知っているのは自分の狭い範囲だけなんですけど、もう少しより添える気がするんだけど、今は寄り添っちゃいけない時代でした。
困りました。せいぜい想像することにします。今夜にも何か考えられるかなあ。どうでしょうね。
★ 昨日、一瞬だけ、月と木星が見えました。割と寄り添ってました。でも、すぐに曇ってきて、薄暗い夜になりました。そして、蒸し暑かった。今朝もどんよりとしたくもりです。ドヨヨンです。