甘い生活 since2013

俳句や短歌などを書きます! 詩が書けたらいいんですけど……。

写真や絵などを貼り付けて、二次元の旅をしています。

張飛さんを描いたつもりでした……

2021年01月02日 21時09分33秒 | 本読んであれこれ

 お正月の二日目でした。実家にいたら、たぶん、何もしないでブラブラして、テレビ見て、お酒飲んで、少し散歩して、そんなことをしたはずでしょうか。

 でも、今年は実家に行きませんでした。誰にも会わない、誰もうちには来ない(それはいつも同じなんですけど)、そんな年末年始です。

 アマゾンで買った吉川英治さんの「三国志」、講談社文庫の新装版で、2008年の発行です。でも、初めて吉川さんが出したのは1940年だそうで、もう80年経過しています。映画は最近作られてて、上映中ということですが、もう吉川さんの作品も、他の人の作品も、横山光輝さんのマンガも、中国の実写版の映画も、何度も何度も取り上げられているようです。

 私は、新潮文庫で十巻本で出てたのを買いそびれてたので、これまたアマゾンで買おうとしたんですけど、今回買った古本の2008年版の三倍以上したので、あきらめて古本の2008年版にしたんでした。

 だから、どうして今ごろ三国志なのか? というところですけど、原点回帰の一つだと思っています。高校の時に飛ぶように読んだ岩波文庫の十巻版の箱入り、これは今もうちにありますけど、他のバージョンも読んでみようということで、吉川英治版にしてみました。

 今までずっと遠ざかってた三国志を解禁してもいいかな。年末年始に読んでみようというアイデアでした。



 高校生みたいに飛ぶようには読めなくて、やっと一巻を読んだところです。あと四冊もあります。時間はかかると思われます。

 そして、吉川英治版は、曹操が悪役に描かれていないということですが、ここまで来たところでは、まだよくわからないです。悪役でもないし、新しい人物像でもなくて、ただの野心家で、少し先見の明がある感じです。いろいろと先取りできるし、勢いをつかむのが上手な感じです。

 曹操さんと比べて、劉備玄徳さんは、それはもうオットリキャラで、いつも通りチャンスをつかめず、ずっと低迷しているようです。いや、今は呂布(りょふ)さんが徐州にやって来ると、彼に徐州を渡してしまうというありさまで、人がいいのか、チャンスに弱いというのか、敵を愛してしまうというのか、そこが残念なところです。いつもながらヤキモキして読んでしまう。

 昔っから、劉備さんにはイマイチ肩入れできなかったんですけど、今もやはりそうです。いやはや、いつになったら、三国志から好きなキャラを見つけられるんでしょう。

 まあ、気長に探していこうと思います。結果は分かっているんだから、結果を楽しむものではないです。それぞれのエピソードを「そうだった、そうだった」と確かめながら読み進めていけばいいんでしょうね。



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