甘い生活 since2013

俳句や短歌などを書きます! 詩が書けたらいいんですけど……。

写真や絵などを貼り付けて、二次元の旅をしています。

ともだちに会う前に、中之島の夕暮れ

2022年10月31日 21時02分48秒 | わたしと大阪

 金曜の夜、昔は「ハナキン」なんていう言葉もあったけれど、今はそんなの言う人はいないでしょう。もう毎日が月曜日で、気が向いたら、気が向いた人と短時間飲む、ということはあるのかな。

 都会の流行りはわからないので、想像で書いているだけです。

 金曜日、たまたま十数人で集まる機会があって、たまたまそこに参加しました。田舎者の私は、都会に行く必要はないのだけれど、まあ、何年ぶりかでともだちに会うということも許されるようになったのかな?(どうなんだろう?)そして、「これから、滅多に会うこともないかもしれないから」と、ノコノコと出かけて行きました。何ごとも一期一会ですから。

 行く前に、実家に寄って、母と打ち合わせして、母は寝るだろうけど、私は帰りは遅くなるかもしれないけど、そういう時はどうしたらいい? とか、話し合った後、「すぐ帰ってくるから」と大阪の中之島に出かけました。会場はこの近くということでした。

 ギリギリまでは仕事して、少し遅刻して参加して、
「ゴメン、ゴメン、仕事で遅くなってしまって、××分遅れたね」
とか言いたかったけれど、直前までの仕事というのがなくて、時間を持て余してたから、天下の大阪の「中之島」観光に出かけました。夕暮れの都会の中心街というのを眺めてみたかったんです。ヒマ人だから考えることでしたね。

 何枚か写真は撮りましたけど、私のカメラはブレまくりで、まともな写真はほとんどありませんでした。

 少しだけでも、都会のあわただしい時間帯を切り取りたかったけれど、ただの薄暗い夕空にビルがあるだけです。人も歩いてたけど、人にカメラを向けるわけにはいかないし、誰もいない都会のど真ん中みたいな感じです。


 何かの心の整理が必要だったんでしょう。久しぶりに友だちに会うのであれば、「やあ、久しぶり!」とみんなに声をかけて、「どうしてた?」とか、「あのメッセージありがとう」とか、次から次と言葉を繰り出せばよかったのです。それなりのネタもあったと思うんだけど、残念ながら頭は空っぽの私は、ぼんやりとみんなに顔をさらしているだけで、次から次と言葉は出てきませんでした。

 ある程度予想はできていました。私って、そんなヤツでした。誰かから声をかけてもらって、ボソボソと訳の分からないことをつぶやくヤツでした。どうして自分から何かを伝えようという気持ちがないのだろう。

 まあそれは、日々の生活の中で、特に伝えたいことはないのだけれど、何かみんな見つからない? 私はこういうこともあるのかな? 程度のアイデア・思いつきはあるけれど、だからどういうのはないんだ。

 そんなスタンスですもんね。積極的ではなかった。だから、受け身でモタモタ受け答えするだけでした。


 残念だけど、そんなのが精一杯でした。少しだけ、まわりの人と話をしました。でも、今の世の中はあとから自らをフォローできる世の中でもあるので、新しくネットでつながった人たちとボソボソつながっていきます。

 そんなことを続けて行ったら、何かもう少ししゃべりも滑らかになりますか? いや、私のキャラは変わらないかな。せいぜい頑張ります。

 短歌でもひねってみよう。

1 中之島ビルの谷間の夕暮れに心鎮めるアラカンのわれ

2 ビルたちは夕暮れまといて輝けり実家の母は息子を待てり

3 ともだちに会うため出かけてボソボソの話の継ぎめ探していたり

4 秋の暮れビルの林の下にいて大川ばたにたたずんでいる

5 寄ったあと地下鉄乗って声かけて再会誓って黙礼してる

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