甘い生活 since2013

俳句や短歌などを書きます! 詩が書けたらいいんですけど……。

写真や絵などを貼り付けて、二次元の旅をしています。

日立グループハビリオン 1970

2015年09月27日 10時31分18秒 | 1970ばんぱくkids
 大阪万博には何度か行きました。とても好きになったので、終わってからも、会場取り壊しも見に行きました。公園になってからも行っています。たぶん、おじいさんになっても行くでしょう。あの万博会場は私の夢の場所でした。だから、ずっとつきあっていかなくてはならない。

 それ以後の万博は縁がなかったので、全く関係のない場所だから、お金を出してくれても行きたくないです。。仕事なら行くかもしれませんが、そんな仕事はありません。だから、一生行かない。まあ、それは当たり前です。



 家電メーカーがそれぞれパピリオンを出していました。松下館(現在のパナソニック)は会場の西南にありました。ここのたたずまいは大好きで、何度かサインペンで描いたことがあります。それくらい好きで、母が先に婦人会の遠足かで出かけて、ここを見てきたと聞かされると、もう悔しくてたまらなかった。それで、しばらくしたらやっとここを訪れることができて、意外とアッサリしていて、まあ、こんなものかと思ったりしたんでした。



 東芝館は西側の少し南にありましたが、黒のトゲトゲと囲まれた赤のドームで、今考えるとウニみたいな建物でしたが、ここには入れなかった。入り口さえみつけられなかった。サンヨー館は人間洗濯機のデモンストレーションをやっていて、きれいな70年代ガールがビキニのまま中に入って、洗濯してもらっているのを見たはずです。

 そんなこんなの万博の思い出があります。スタンプを押しまくり、必死に集めました。後からスタンプ帳を買って、行けなかったところのスタンプだってゲットしたものです。もうものすごく気に入ったんですね。

 パンフも今でも大事に持っています。そのお宝を公開しようと、スキャンしました。あまり意味のないことかもしれないけど、70年代の気分を味わってもらうためにはいいかもしれないと載せることにします。



 ウチに3冊あるので、2冊をまとめてスキャンしました。文庫本サイズのオレンジ色の手帳みたいになっています。それを開いたら、うらはミドリ、カラフルですね。

 ここに入るのは簡単で、とにかく長いエスカレーターに乗らなきゃいけない。でも、それに乗るまでに時間がかかって、右左と列を並ばされて、やっとエスカレーターの上り口に達するのです。



 中は、このようになっているそうです。さすが70年代です。透視図が描かれていて、これでさらにイメージをかきたてられるのです。



 エスカレーターを上がると、展望階になっていたんですね。近くに古河ハビリオンの七重の塔が見えます。あすこはただの展望塔という印象しか残っていません。何があったのでしょう。スタンプちゃんと押せたでしょうか。


 いよいよ旅の始まりです。テレビのひな壇のような座席にそれぞれが座り、ショーはその裏側で各自で見なさいと説明されます。







 という内容で、現在のシミュレーター体験をさせてくれる施設だったのですね。何も憶えていないけど、それなりにワクワクしたような感じです。何しろ3つもパンフレットが残っているなんて、当時の私はかなり気に入ったはずです。そして40数年大事にしてきました。

 これから、これらはいつか廃棄される日が来るかも知れませんが、私は楽しかった。それを今の人が見たら、なんだつまらない、で終わってしまうのかも……、どうしたらあの感動がつたわりますかね。無理かな。もっとことばを尽くさないとダメかな。といっても、私の記憶には内容はないので、気分だけしか伝えられなくて、それがザンネンですね。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。