最近、パソコンが立ち上がるのが遅いなあとは思ってました。
そりゃ、データは入っているし、それなりに古くはなっているし、いくつもの更新の荒波を越えなきゃいけないし、かわいそうではあったのです。
でも、そんなんでヘコたれてもらっては困るんです。仲良しのパートナーとして、もっと一緒に過ごしたいんですけど、今回の荒波・原因は何なんでしょう。
更新しなさいということでした。でも、邪魔なものがあって、ATOKを排除しなさいという指示がありました。
私は、ワープロからパソコンに転向したのは、2000年代の初めだったと思うんですが、そのころからずっと一太郎ユーザーでした。そして、ワープロの文書も変換して、一太郎で使えるようにして、一太郎と共に過ごして来た二十年ほどがありました。
今も、何か書こうとしたら、一太郎で書いたりしています。ワードは、融通が利かなくて、ワクに入れ込もうとするし、はみ出たものは切り捨てていくし、硬いというのか、日本語みたいなフニャフニャしたものを扱うシステムとしては冷たい気がします。
ATOKは昔はよく使いました。ものすごく慣れていました。
でも、最近はマイクロソフトIMEになっていて、ワードは使わないけど、一太郎で何か書くとしても、ATOKを使っていなかった。
慣れの問題だと思うのですが、使っていないと、急にATOKになってみたら、頭が切り換えられなくて、慣れてたものに対してイライラしたりする自分がいます。
今の世の中は、何でもスイスイというのが大事だから、私も知らぬ間にそういうのに慣れさせられてるから、スイスイじゃないことに怒ったりするみたいです。
現実は、ボンヤリしてたり、いい加減だったり、いつまでも同じことしてたり、自分を振り返るとちっともスイスイしていないのに、機械に対して・他人に対してだけはスイスイを求めてたりします。
何たるワガママ、何たる自分本位、まわりの人たちがウンザリするのも納得です。そんなふうにして、私たちは他者に対して自然とイライラするように日ごろから練習していることになるわけですか。困りましたね。
パソコンからの指示を守り、ATOKをアンインストールしました。一太郎さんとはこれからも関係は続きますが、世の中的にはみんなが一太郎さんを使わなくなっていくでしょうね。
そうしたら、ジャストシステムさんもつぶれちゃうかもしれない。あの一太郎さんが入ってる箱、ひと箱八千円くらいでしたけど、だれが買うというんでしょう。標準装備でワードがあるんだから、わざわざ要らないもんな。
そして、ウインドウズさんにも嫌われてしまった。
どうしたら一太郎さんが生き延びれるのか、私みたいな者でもひらめく時があって、ジャストシステムにメッセージ送らなきゃ! と思う時があるんですけど、どこにコメントすればいいのか分からなくて、途中で挫折します。
ジャストシステムさんも、きっと考えていると思うんですけど、私もファンとして何か思いついたら、また何か言ってあげます。それまで、ジャストさん、頑張ってくださいね!