8月24日(月曜)
14:00↓日景気先行指数・確報値(6月)結果106.5 前回107.2
14:00↑日景気一致指数・確報値(6月)結果112.3 前回112.0
21:30↑シカゴ連銀全米活動指数(7月)結果0.34 予想0.20…下方修正された前回値-ともに上回った!
*ドル円は119円を割り込むと一気に下値を伸ばして116.15近辺
*ダウ平均は5営業日続落で下げ幅は1000ドルを上回り取引時間中としては昨年2月以来の安値
04:55ロックハート・アトランタ連銀総裁 講演(年金フォーラム)…今年の利上げ見通しを変えず
*アップル・クックCEO…中国事業が7、8月に力強い成長。アイフォーンの中国での利用開始件数は過去数週間増加。
*オランド仏大統領…中国は経済を担保するために正しい答えを導き出すだろう。
*メルケル独首相…中国は安定に向けたできる限りの事を実施するだろう。IMFは中国経済の現在の危機は続かないと見ている。
*南北、緊張緩和で合意 準戦時状態を解除…韓国と北朝鮮の高官会談は緊張緩和で合意。北朝鮮が韓国領で起きた地雷爆発について遺憾の意を表明し、韓国が25日正午に拡声器を使った北朝鮮向け宣伝放送を中止。北朝鮮は前線地帯に宣言していた「準戦時状態」を解除。合意はその他、関係改善に向け当局者会談をソウルか平壌で早期に開催すること、南北離散家族再会事業開催のために9月初旬に実務協議を開催することを盛り込んだ。
8月25日(火曜)
*閣議、閣議後会見…浜田内閣官房参与 中国経済の円高への影響強すぎるなら一層の金融緩和を・
15:00→ドイツGDP・確報値(第2四半期)結果0.4% 予想0.4% 前回0.4%(前期比)
15:30ユーロ圏財務相ら 会談および会見…仏経済相 イエレンFRB議長は9月に利上げを行わず、早くても12月…オランド仏大統領 中国の成長率はねたましいレベル
17:00↑ドイツIfo景況感指数(8月)結果108.3 予想107.6 前回108.0…株買いもユーロ反応薄
…中国人民銀行は預金準備率と同時に利下げを決定・欧州株一段高、豪ドルやNZドルに買い。ドル円じり高・利下げは26日、預金準備率の引き下げは9月6日から。貸出金利(期間1年)は4.6%、預金金利(同)は1.75%に下がる。大手金融機関の標準の預金準備率は18%。利下げは6月以来、約2カ月ぶり、昨年11月以降で5回目。預金準備率の引き下げの決定は4月以来、約4カ月ぶり
…中国首相 人民元が継続的に下落する理由はない
19:40!コンスタンシオECB副総裁 講演…予定通りに資産購入の完全な実行を確信
21:00→ハンガリー中銀 政策金利 結果1.35% 予想1.35% 現行1.35%
22:00?米FHFA住宅価格指数
22:00↓→米S&Pケースシラー住宅価格(6月)結果4.97% 予想5.10 前回4.99(4.94修正20都市前年比)
23:00↓↑米新築住宅販売件数(7月)結果507千件 予想510千件 前回481千件(482千件から修正)
…在庫水準は5ヵ月超える
23:00↑↑消費者信頼感指数(8月)結果101.5 予想93.4 前回91.0(90.9から修正)
…賃金の伸びがFRBの期待ほどではないことが示されている・仕事自体はあり、生活にはひっ迫していないものの、賃金が期待ほど上がらない中、大きな買い物に対する意欲は低下
…米議会予算局(CBO)財政赤字見通しを引き下げ、歳入の伸びが支援する・実質GDP見通しを下方修正
…英中銀の利上げ姿勢後退との見方
…FRB公定歩合議事録 経済見通しに幾分楽観的になっている様子米主要企業決算 ベストバイ(0.342)
…NY株式 ダウがマイナスに転じる・ドル円も119円台割れ 米株失速で
8月26日(水曜)
08:16↓外資系証券経由の注文状況 550万株の売り越し観測 8営業日連続
買い注文 2270万株
売り注文 2820万株
08:46中国側の反論、株安の責任は米金融当局に…中国人民銀行金融研究所の姚余棟所長は「9月の米利上げが広く予想されていることが世界的な株価下落の引き金で、米金融当局は同国のインフレ率が2%に達するまで辛抱強く待つべきだ」と述べ、今回の株式市場暴落の「中国発」に反論!
08:50↑日銀、企業向けサービス価格指数(7月)結果前年比+0.6% 市場予想および前回6月は+0.4%
09:05!スティーブンス豪中銀総裁 講演…カギはいかにより高い成長を確保するか
…上海株上昇で、日本株も大きく上昇
17:50!月例経済報告関係閣僚会議、月例経済報告…景気は緩やかな回復基調が続いている
19:40!プラートECB専務理事 講演…ECBは必要なら行動することに疑いはない
20:00↓↓米MBA住宅ローン申請指数(21日までの週)結果0.2% 前回3.6%(前週比)
21:30↑↓耐久財受注(7月)…上振れの耐久財受注でドル買い
結果2.0% 予想-0.4% 前回4.1%(3.4%から修正前月比)
結果0.6% 予想0.3% 前回1.0%(0.8%から修正輸送除くコア・前月比)
23:00!ダドリーNY連銀総裁 講演…原油の動きにドル売りの反応 9月の利上げ観測さらに後退
中国政府はなお手段を保有 国際情勢は米経済への下振れリスク高めた 9月利上げ決定の見通し低下 NY地区の経済は驚くほどに停滞から回復
23:30↑米週間石油在庫統計 原油-545万 ガソ+166万 精製+144万 稼働94.5(-0.6%)クッ25.6万
…ユーロドルは利益確定売り続く 10日線水準まで調整するか注目
…9月利上げは難しいが、市場が落ち着けば12月利上げの可能性は十分ありそう
…ポンド売りが目立つ ポンド円は200日線を再び割り込む動き
02:00米5年債入札 最高落札利回り 1.463%
…NY株式 終値 ダウ平均は619ドル高
*米主要企業決算 ティファニー(0.909)
8月27日(木曜)
08:00黒田日銀総裁、講演…中国は長期的に減速を続ける可能性 通貨戦争への心配はしていない アベノミクスのもとで、過剰な円高が調整された 2%物価目標の達成は可能
08:50!対外及び対内証券売買契約等の状況
(8月日16~8月22日)は以下の通り。
対外証券投資
株式 2581億円の買い越し
中長期債 2738億円の売り越し
短期証券 799億円の買い越し
合計 642億円の買い越し
対内証券投資
株式 4619億円の売り越し
中長期債 53億円の売り越し
短期証券 1794億円の買い越し
合計 2878億円の売り越し
11:00?フィリピンGDP(第2四半期)
…アジア株は全面高、上海株は3000の大台回復
12:45?日本2年国債入札
16:00?スペインGDP確報値(第2四半期)
*GPIF4-6月期運用実績…運用資産は141兆円と最大
積立金は141.1兆円と最大。 運用益は2.6兆円。
国内株式、約0.14兆円買い越し(収益率は5.89%)。
国内債券、約2.01兆円売り越し(収益率は-0.10%)。
外国株式、約1.36兆円買い越し(収益率は2.38%)。
外国債券、約0.54兆円買い越し(収益率は0.65%)。
18:00?ユンケル欧州委員・ウクライナ大統領、会談
20:00!クーレECB理事、講演…ユーロ危機に対する政治的対応は不完全
21:30↑↑米GDP・改定値(第2四半期)結果3.7% 予想3.2% 前回2.3%(前期比年率)
21:30↑米GDPデフレータ・改定値(第2四半期)結果2.1% 予想2.0% 前回2.0%(前期比年率)
21:30→↑米個人消費・改定値(第2四半期)結果3.1% 予想3.1% 前回2.9%(前期比年率)
21:30↑米新規失業保険申請件数(22日までの週)結果271千件 予想274千件 前回277千件
23:00↓↑米中古住宅販売成約指数(7月)結果0.5% 予想1.0% 前回-1.7%(-1.8%から修正前月比)
…この日の指標も9月利上げ期待を裏付ける内容だが、12月が有力
*カンザスシティ連銀主催年次シンポジウム(ジャクソンホール、29日まで)…ここしばらくの自身の見解は利上げ対応可能
…ドル円が121円台まで回復
…モスコビシ欧州委員 欧州の景気に懸念はしていない
…ギリシャ、暫定政権首相に最高裁長官
…イラン軍事施設で拡張工事の疑いとIAEA
*米主要企業決算 ティファニー
8月28日(金曜)
08:30↑日失業率(7月)結果3.3% 予想3.4% 前回3.4%
08:30↑有効求人倍率(7月)結果1.21 予想1.19 前回1.19
08:30↓全国消費者物価指数(7月)…7月全世帯、実質消費支出は2ヶ月連続のマイナス
結果0.2% 予想0.2% 前回0.4%(前年比)
結果0.0% 予想-0.2% 前回0.1%(除く生鮮・前年比)
*閣議、閣議後に会見
…甘利経済再生相 日銀の政策判断は日銀の判断・賃上げは一時的でなく連続的と感じてもらえる環境を
…麻生財務相 株価は上下するもの、一喜一憂することではない・所得環境改善、方向は間違いない
…↑上海総合指数は1.35%高で取引開始→2.19%へ
14:45↑スイスGDP(第2四半期)
結果0.2% 予想-0.1% 前回-0.2%(前期比)
結果1.2% 予想0.9% 前回1.2%(1.1%から修正)(前年比)
17:30→英GDP・確報値(第2四半期)結果0.7% 予想0.7% 前回0.7%(前期比)
18:00↓ユーロ圏業況判断指数(8月)結果0.21 予想0.34 前回0.41(0.39から修正)
18:00↑ユーロ圏消費者信頼感・確報値(8月)結果-6.9 前回-7.2(-6.8から修正)
20:30ブラード・セントルイス連銀総裁 ブルームバーグで発言…FOMCは変動時には動かない・利上げすろ時は良い日となる
21:00↑ドイツ消費者物価指数・速報値(8月)
結果0.0% 予想-0.1% 前回0.2%(前月比)
結果0.2% 予想0.1% 前回0.2%(前年比)
21:00↓ドイツ調和消費者物価指数・速報値(8月)
結果0.0% 予想-0.1% 前回0.3%(前月比)
結果0.1% 予想0.1% 前回0.1%(前年比)
21:00↓ブラジルGDP(第2四半期)
結果-1.9% 予想-1.7% 前回-0.2%(前期比)
結果-2.6% 予想-2.1% 前回-1.6%(前年比)
21:30→米個人所得(7月)結果0.4% 予想0.4% 前回0.4%(前月比)
21:30↓→米個人支出(7月)結果0.3% 予想0.4% 前回0.3%(0.2%から修正前月比)
21:30→米PCEデフレータ(7月)結果0.3% 予想0.3% 前回0.3%(前年比)
21:30→米PCEコアデフレータ(7月)
結果0.1% 予想0.1% 前回0.1%(前月比)
結果1.2% 予想1.3% 前回1.3%(前年比)
*米ジャクソンホール会合(30日まで)
22:15!コチャラコタ・ミネアポリス連銀総裁、メスター・クリーブランド連銀総裁 ブルームバーグTV出演
…米ミネアポリス連銀総裁…見通しに基づくと緩和検討が必要になる
…米クリーブランド連銀総裁…9月の会合で利上げは協議される・物価が2%に戻りつつある合理的な確信ある
23:00↓米ミシガン大学消費者信頼感・確報値(8月)結果91.9 予想93.0 前回92.9
…フィッシャー副議長 9月利上げ、以前は強い論拠あった・利上げ開始後はしばらく見極め 米利上げは緩やかなペース・市場の変動、決定時期に影響する・2%インフレへの回帰へかなり強い自信・9月利上げを判断するのはまだ早い・
→フィッシャー発言を受けダウ平均は下げ幅拡大・ドル買い強まる 9月は未知数だが、年内は可能性ありか
01:25!ジョーダン・スイス中銀総裁 ジャクソンホール会合でパネルディスカッション参加…冗談言ってる場合じゃないんだけど(笑…
03:15!ロックハート・アトランタ連銀総裁 ブルームバーグTV出演…10月のFOMCは白熱した会合に
8月29日(土曜)
フィッシャーFRB副議長、パネルディスカッションに参加(ジャクソンホール)
・当日、ロンドン・NY時間は、大きな値動きに対する理由を追っかけ…
・翌日、ファンダメンタルを元に、各カテゴリー毎の背景と実態と損益を読み解く!
※注意:投資手法がファンダメンタルの逆張りで、単に個人的メモを載せているだけなので…順張りのテクニカル・ビギナーは参考にしない方が良いと思います…というか、書いてある事の意味を理解出来ないかも知れません…価格を下げてる時に買ったり、上げてる時に売るので、マーケットの場をある程度読めないと、参考にすらならないと思います。
●NY株式概況
24日↓↓↓ダウ平均15871(-588)ダウは一時1000ドル超暴落、買戻しもプラス圏回復できず失速・中国経済への懸念が強まり、先週からの世界同時株安の動きを継承・アップルのクックCEOの中国事業が7、8月に力強い成長を見せたとの発言もサポートして買戻しが見られるも、ダウ平均はプラス圏を回復できず失速・
25日↓↓ダウ平均15666(-204)引けにかけ失速 地合いの弱さ際立つ・中国人民銀行の突然の利下げ発表に市場も落ち着きを取り戻し、序盤は買い戻しが強まったが、上値重く、寄り付きの急上昇後は上値を抑えられる中、終盤にかけ急速に失速・ダウ平均は一時440ドル超急反発も、200ドル超下落して安値引け!・
26日↑ダウ平均16285(+619)ひとまず下げ一服・引けにかけて上げ幅を拡大するしっかりとした展開・ダドリーNY連銀総裁が9月利上げに消極的な発言をしたこともフォローとなっていたのか・
27日↑ダウ平均16654(+369)落ち着き取り戻す中、GDP改定値が予想以上の上方修正で買戻しが続いている・原油が急伸していたことも石油関連中心に買いを誘発・終盤にかけ急速に戻り売りに押されるも、本日の高値圏まで押し上げ・
28日↓ダウ平均16643(-11)落ち着く中、粘り強さを見せている・ダウ平均は小幅安となるも、他の指数はプラス・ジャクソンホールでのFRBのシンポジウムでFOMCメンバーの発言が多数伝わっていたが、フィッシャーFRB副議長の発言で、年内の利上げ期待が高まり株価は下げ幅を広げる場面も、崩れることもなく・
225指数(期限なし)考察: 押し目L指値は19250迄で止めて維持し様子見…
※欲をかかず追っかけず、上昇トレンドでも、堅い押し目だけを待つ方針継続だが?!…
●NY債券概況
24日↓利回り低下、リスク回避からの逃避買い続く・中国経済への不透明感から債券市場には逃避買い・9月の利上げ期待はかなり後退、政策金利に敏感な2年債利回りも低下。一部には年内の可能性も後退・
25日↑利回り上昇、中国の利下げ発表で市場も落ち着きを取り戻す・米株が引けにかけて失速したことから利回りも終盤に上げ幅を縮小したものの、プラス圏は維持・
26日↑利回り上昇、市場も落ち着き逃避買い需要後退・米耐久財受注が予想を上回ったことや、市場も落ち着きを取り戻しており、米株が大幅反発となったことで、逃避買い需要が後退・
27日↑利回り上昇、米GDP改定値が予想以上の上方修正で利上げ期待が復活・9月利上げは難しい面があるも、12月の可能性は十分・米7年債入札は応札倍率が前回から上昇し、最高落札利回りは予想を下回っていた。この結果を受けて利回りが低下する場面も見られている。2年債利回りは一時0.7%を回復し、10年債は一時2.20%付近まで上昇・
28日↑↓FOMCメンバーの発言で年内利上げ期待が復活・
●NY為替概況
24日:世界同時株安でドル売り・円買い、ドル円は一時116円台に急落・中国経済への不信感が強まる・市場は中国の景気対策を催促するような雰囲気で、中国政府が何らかのアクションを出してくるかが注目!・
ドル円は一時116円台まで急落。120円を回復できないようであれば、115円も視野に入りそうな雰囲気・
ユーロドルは一時1.17台まで上昇。円高にもかかわらず、ユーロ円も比較的しっかりとした動き・
これまでドル買いの受け皿となってたユーロのショートカバーが加速。中国経済の減速となれば、米国以上にユーロ圏の景気に打撃となることも、ファンダメンタルズ的にはユーロの買いが長続きするかは疑問。先ずはドルロング・ユーロショートのポジションの整理が中心!
25日:米株失速で終盤にドル伸び悩み、地合いの弱さ際立つ…中国人民銀行の突然の緊急利下げ発表に市場も落ち着きを取り戻し、為替市場はドル買い戻しが強まり、ドル円は一時120円台に上昇、ユーロドルは1.1400付近まで一時下落も、終盤にかけて米株が失速、歩調を合わせてドルも伸び悩む動き・
ドル円は一時120円台から118円台に下落、ユーロドルは1.15台まで反転・
米株式市場は連日の急落で値ごろ感から、買戻しのタイミングを狙った投資家も多く、中国の利下げという絶好の材料でも終盤に失速したことは、世界経済への不透明感は払拭されていないということで、セリング・クライマックスはまだ時期尚早・
26日:米株も反発、ドル買戻し優勢、ダドリー総裁は9月利上げに慎重・今後は中国政府が財政刺激策など何らかの景気対策を打ち出してくるかに注目・7月の米耐久財受注は予想を上回り、第3四半期のGDPも3%前後の上昇が期待される内容・12月利上げの可能性はまだ十分にありそう・
ドル円はダドリー発言で一旦118円台まで値を落とすも、120円台を完全に回復できるか注目・
ユーロドルは利益確定売りが強まり、1.12台まで大幅下落・ユーロは逃避的な上昇の調整が強まる・
27日:ドル買い戻し続く、GDP改定値は大幅上方修正で年内利上げ期待は温存・金融政策の正常化を優先事項としている感もあるFRBにとって、9月利上げは見送るも、12月の利上げ開始の可能性は十分にある・
ドル円は121円台まで上昇し、122円台前半が上値レジスタンスとして意識される・
ユーロドルは1.12台前半まで下落。目先は1.1150近辺・
28日:ドル買い続く、フィッシャー副議長の発言が年内利上げ期待を高める・原油の買戻が強まっている、株価も底堅さを取り戻し、ドル買いに安心感・
フィッシャーFRB副議長の発言は年内の利上げ期待を高めたが、9月利上げを判断するのはまだ早い」「2%インフレへの回帰へかなり強い自信」市場が落ち着木次第、利上げを開始したい意向で、年内開始の可能性は十分にありそうな発言・
ロックハート・アトランタ連銀総裁も9月利上げは五分五分としていたものの、10月FOMCでの利上げの可能性も示唆・市場では10月利上げも選択肢・
ドル円は121円台半ばに上昇・
ユーロドルは一時1.11台半ばまで下落。ECBの追加緩和の可能性を残す内容・
来週はECB理事会が予定され、スタッフ見通しも発表になると思われるが、そこでは追加緩和は打ち出さないものの、ドラギ総裁の会見はその可能性を視野に入れた発言をしてくるかも…
為替考察:(ドル↑↓円↓↑ユーロ)金曜はドル高も、週明けは上海落ち着かず右往左往!…
・Eur/Usd:戻りS大きくプラス維持で、利確タイミング模索中…
・Gbp/Jpy:Eur/Jpyとの鞘(46.3⇔59.4) →57.2→58.9→54.5→58.3→56.4→59.4→56.0→57.3→55.0→58.1→49.5(一時的47.2) →50.1→48.7→51.2…鞘開く傾向も、ポンド買い弱いな~
・Eur/Jpy:Gbp/JpyL+1/Eur/JpySの鞘取り、まだマイナスで維持も大分改善!…
・Usd/Jpy:押し目Lプラス維持で、利確タイミング模索…
・Aud/Jpy:押し目Lプラス維持で、利確タイミング模索…
※鞘取りに特化!・片張りは方向性が明確な時だけ…
●〔米欧石油市況〕 40ドル台の水準では、中東の一部の国しか利益が出ない・米国内の製油所の稼働停止を理由に、今後数カ月は在庫増が続く・トレンドとしての相場続伸に悲観的…
上げ材料は、売られ過ぎの反動から買い戻し・株式相場高と原油供給減少の報を背景に、弱気筋のショートカバーが膨らんだ・英・オランダ系の石油大手ロイヤル・ダッチ・シェルが、ナイジェリア産原油の輸出に関して不可抗力条項を発動、米オクラホマ州クッシングの原油在庫が減少したとの民間統計・米国の4~6月期GDPの上方修正も強材料・1日の上昇率としては2008年後半以来の上げ・熱帯低気圧のエリカがメキシコ湾の米石油関連施設に向かっているとの懸念・ガソリンは、フィリップス66が、ニュージャージー州リンデンにある製油所(日量23万8000バレル)での油漏れを受け、流動接触分解装置(処理能力日量15万バレル)を予想外に停止・サウジアラビア主導の連合軍の戦闘機によるイエメン空爆で、10人が死亡・
※ハリケーンマップ: http://nihongo.wunderground.com/tropical/
下げ材料は、中国株の急落を受け、世界的に金融市場の混乱が拡大・根強い供給過剰懸念に加え、世界第2位の石油消費国である中国の景気への懸念・米中西部の主要製油所の稼働が再開し、夏のドライブシーズンも終盤となったことで、ガソリン先物が2%急落・米国内の原油在庫は大幅に減少するも、ガソリンやディスティレート(留出油)の予想を上回る在庫増・
Oil(期限なし)考察…鞘は(レンジ$2.8⇔8.7)7.5→2.8→5.8→5.1→6.8→4.8→5.1→4.2→6.9→4.9…上げ要因ばかりで価格上昇傾向も鞘変化なく、暫く様子見!…
・Brent($48~):様子見…
・Wti($43.5~):同上…
※鞘取りに特化!・片張りは方向性が明確な時だけ…
●〔NY金市況〕
上げ材料は、米利上げ時期をめぐる不安・FRB当局者からは、金融市場の混乱を受け、利上げ時期を来月以降に先送りする可能性を示唆する発言が相次だ・
下げ材料は、ドルが下げ幅を縮小し、米国株や商品市場が回復を見せた・中国株式相場の低迷によって、世界最大の原料消費国である同国の経済がハードランディングするとの懸念・8月の米消費者信頼感指数が7カ月ぶりの高水準だったことを受け、下げ幅を拡大・中国市場の落ち込みによる世界各地の株価急落や、商品価格とドルの下落で、一部トレーダーは損失埋め合わせのための手じまい売りを出した・ドル高と米株価が上昇・米GDP伸び率や、雇用関連指標が上向き、株価やドルが押し上げられた・
SPDR→△0.24t→横這いx2→+4.18t→横這いx5→+3.57t→+2.39t→横這い→+3.28t→横這い→+1.49t→横這い(8/29朝:682.60t維持)…中国リスク一服↓、FRB利上げ遠のく発言で↑…
NY_Gold・Silver(Spot)考察:(鞘取レンジ280-556)→440→383→400→320→400→350→400→358→430→413→442→365→400→305→330→280→328→320…鞘開くも、調整モード続く続く…
・Silverスポット:SilverL/GoldS…
・Goldスポット:鞘取りマイナス維持!…
※こちらも、鞘取りに特化する!・片張りは方向性が明確な時だけ…
●〔LDN・NYコーヒー〕
Coffeeの上げ材料は、ロボバンクは15~16年度の世界のコーヒー不足見通しを4月時点の150万袋から190万袋に上方修正・ブラジルの輸出量は今のところ、まずまず良好で、警戒するレベルではないが、現物市場が逼迫(ひっぱく)している・ボルカフェが2015~16年度のブラジルの収穫見通しを4830万袋(1袋=60キロ)に下方修正。豆が予想より小粒だとしたほか、国際市場の供給不足も続く見込み・2015年のブラジル・コーヒー生産見通しを前回の5190万袋(1袋=60キロ)から4830万袋に下方修正・
Coffeeの下げ材料は、中国発の悪材料を受けて市場全体にとって好ましくない・
NY_Coffee(期限なし)考察…様子見…
●〔NY砂糖〕
Sugarの上げ材料は、エルニーニョ現象の影響で、特にタイやインドで砂糖生産が減少する可能性・ブラジルでの降雨予報、圧砕作業が行われており、乾燥した天候が必要・ブラジル通貨レアルの回復や、中国シンドローム(症候群)の最悪期は脱した・ブラジル南部の長期的な降雨見通しで収穫が難航する可能性・
Sugarの下げ材料は、中国の景気先行き懸念が広がる中、商品相場は軒並み売り込まれた・主要生産国ブラジルの通貨安に圧迫・ブラジル経済に回復の兆候が見られないため、今後数週間から数カ月間、レアル安が進む可能性・ブラジル政府の統計で同国経済が4~6月期に1.9%のマイナス成長を記録したことが明らかになり、予想以上に深刻なリセッション(景気後退)に陥っている兆しが示された・
NY_Sugar(期限なし)考察…様子見
※Coffee・Sugarは下落トレンドで堅い戻りS方針継続だったが…そろそろ底値を打った印象も!…
●〔シカゴ小麦・トウモロコシ・大豆〕
小麦:
上げ材料は、アジア・欧州時間での相場安・ドル安・ロシアの農家は通貨ルーブルの不安定な値動きを受け、ここ数日、小麦売却を手控えている・
下げ材料は、米国産の週間輸出検証高は、市場予想レンジを下回った・世界的に潤沢な供給や、輸出競争の厳しさなど弱いファンダメンタルズの見通し・春小麦の収穫進捗率は75%と、5年平均の47%を上回っている・ドル高によって米国産小麦の輸出の先行きの弱さが意識された・国際穀物理事会(IGC)は2015~16年度の世界の小麦生産予想について、1000万トン引き上げ7億2000万トンに上方修正・ロシアとウクライナ、欧州連合(EU)で生産高見通しが改善・エジプトが実施した買い付け入札で米国産小麦の売却オファーはなく、世界市場における米国産小麦価格が高過ぎることを示唆・エジプト国営の穀物購入業者は、買い付け入札で、ウクライナ産小麦を本船渡し価格1トン=約177ドルで予約。1日前にはロシア産小麦を1トン=約180ドルで購入・米国産小麦は価格競争力がないと見なされ、いずれの入札でも売却オファーがなかった・
トウモロコシ:
上げ材料は、ドル安を背景に米国産の輸出が増加するとの期待・週間純成約量が予想を上回る良好な内容・
下げ材料は、米主産地では全般的に生育に好ましい天候が続き、今秋の米国産の豊作観測や、小麦市場の低迷に圧迫・米中西部では9月前半に気温が上昇し、結実前の降霜が作物にダメージを与えるリスクが抑えられる見通し・間もなく始まる米中西部でのトウモロコシの収穫が好調との見方・ドル高も相場の重し・世界全体で穀物の供給が潤沢・米国中西部東側の一部地域の乾燥状態によって、トウモロコシの生育が加速し、収穫を進行させる可能性・中西部東側の大半では来月、気温が通常時を上回り、トウモロコシの乾燥に有利になる見通し・
Chicago_Wheat(期限なし)考察… (¢93⇔197)171→129→197→106→137→122→134→128→144→128→146→137→147→103…鞘下限と読んで…
Chicago_Corn(期限なし)考察…WheatL/CornS鞘取り追加!…
※基本鞘取りも、大きく戻した時は共にSを検討!…
大豆:
上げ材料は、ドル安・中国が利下げを決定したことで相場を押し上げ、中国の需要をめぐる不安が幾分緩和・中国で株価が上昇し、世界最大の大豆輸入国である同国の需要懸念が和らいだ・USDA週間輸出成約高(14~20日)は、2015~16年度の米国産大豆の週間純成約量の市場予想を上回った・米中西部東側地域での乾燥気候によって、大豆は成熟に向かいつつある中、成長が制限される・東部の乾燥気候が二毛作の畑へのストレスとなる可能性・
下げ材料は、中国の景気低迷で買い付けが減少する懸念・今後数週間に収穫される米国産の豊作観測・中国の追加利下げでは同国の成長を刺激するには不十分との懸念・
Chicago_Soybeans(期限なし)考察…大きく値を戻すまで、様子見
※基本堅い戻りSだけ!…
●総括:中国懸念燻る↑↓・米利上げ遠のきを示唆↑↓・全般に行って来いも、8/31週は米雇用メインにFOMC、ECB理事会で盛り沢山!!…
・225指数は、押し目チャンス到来で押し目L維持!…
・為替は、鞘取り&片張り維持で利確タイミング模索!…
・Oilは、底値が見えた雰囲気と地政学リスクでで急上昇も、鞘変わらず!…
・Metalは、上昇は一時的雰囲気だが、鞘余り変わらず、鞘取り維持で様子見…
・Softは、Wheat/Corn鞘取りのみスタートで様子見…
※超堅い取引の基本を忘れずに…
・動きの読める銘柄だけの一段高(戻り売り)・一段安(押し目買い)だけを狙うようにする事で、ポジションとトレンドを一致させると共に、リスクを最小限にする!
・鞘取りについても、必ずトレンドを考慮する!
・ポジションを持っている銘柄のトレンドが変わり、読めない状態になったら、迷わず損切りする事!