風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

楽書き雑記「勝手気ままに絵描きを楽しむ『ふわくの会』展」

         
       

          

「ふわくの会」展という一風変わった会の絵画展が、名古屋市博物館で19日まで開かれています。
「絵の具もジャンルも自由。人に惑わされることなく、描くことが好きであれば」
こんな思いで絵の道を歩む同志たちが、年に1度作品を持ち寄って見てもらいたいとの企画で、今回が5回目です。

会としての教室やスケッチ会はありません。だから講師もいません。決まりといえば展覧会の会場費として年会費3000円、出展作品は6~30号を3点以内、ということぐらいです。

油彩、水彩、日本画、アクリル、パステル、鉛筆・・・。
風景、人物、静物・・・。
今回持ち寄った14人の絵もさまざまです。出品者のひとりで、僕が学ぶ水彩画教室の仲間である富岡僉治さんはアクリル絵。教室の大半が透明水彩を使う中でアクリルを大胆に使った作品に挑戦しています。

作品をひと通り拝見して、絵の具の違いをあまり感じないことに気づきました。同じように水彩画や油彩画、日本画などが一緒になった 絵画展を見ることは多いのですが、違和感のためか落ち着かないことがあります。

「ふわくの会」展にあまりそれを感じないのは、それぞれが絵の具を使いこなしているので調和がとれているからではないか、と考えた次第です。

     

 













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