日日の幻燈

歴史・音楽・過ぎゆく日常のこと

【note】市守大鳥神社

2016-02-13 | 新参者の八王子探検



JR八王子駅北口から歩いて数分のところにある市守大鳥神社。甲州街道に面しています。
秀吉による小田原征伐で八王子城が落城すると、今の八王子市街に町が移転し、市が立つようになりました。この神社はその市の守り神として、倉稲魂命(うかのみたまのみこと)を祀り創建されたそうです。1590(天正18)年のことだとか。
その後、江戸時代中期に天日鷲命(あめのひわしのみこと)もお祀りするようになりました。
ちなみに倉稲魂命は穀物や食物を司る、いわば五穀豊穣の神様、天日鷲命は商工業、開運、紡績などの神様だそうです。

現在でも、2月の初午の日には市守祭、11月の酉の日には酉の市が開催されます。去年の酉の市にはお参りできなかったのですが、仕事帰りに神社付近を通ったら、歩道には夜店がぎっしり並んでいました。夜9時ころだったので、そろそろ撤収という雰囲気でしたが…。



境内はそんなに広くないです。私が訪れた日(1月末の日曜の午後)は、お参りする人もいなくて、ひっそりとしていました。市街地にある八王子の顔的な神社という印象だったので、もっと賑わっているのかな…と思っていました。この静寂ぶりは、ちょっと意外でした。

11月の酉の市に期待しましょう。





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