歴史・音楽・過ぎゆく日常のこと
日日の幻燈






八王子市の最大イベント、「八王子まつり」、始まりました。
去年はちょうど引越し直前で、部屋の掃除に来た時がお祭りの日でした。掃除をしながら、来年はゆっくりと堪能してやる!と誓ってから1年。
いよいよその時が来ました(本当に心待ちにしていたのです!)

ところが。

初日の金曜日は、なんと金沢へ出張…(何でこんな日に!!)、帰ってきたらすでに祭りは終了していたのでした。
なので気合を入れてあと2日、引越してきて初めての八王子まつり、楽しむぞ!




お昼から居囃子が響き始め、祭りの雰囲気を徐々に高めていきます。
そして、まずは勇壮な和太鼓からスタート。
ベランダからゆっくりと見物させてもらいました。太鼓の音って、けっこうお腹にズンズンくるものですね。



今年の八王子まつりのビックイベント、民踊流しでギネスに挑戦!
見事、「世界最大の盆踊り」としてギネスに認定されました。



3000人を超える人数(訂正です、公式には2130人でした)で踊る民踊流し。
整然としていて、さすがにギネスに認定されるだけのことはあるかと。参加の男女比は3:7くらいでしょうか。こういう民踊流しとか盆踊りって、どちらかというと年配の方が踊っているというイメージだったのですが、若い人が多いのにもちょっと驚きです。
何はともあれ、世界記録認定、おめでとうございます!





そして、何と言ってもメインイベントは山車巡行。
我が町内の山車も出番に備え、準備OK。近くで見ると迫力あってカッコイイ。



山車巡行は夕方6時スタート。甲州街道を19台の山車が進みます。
こちらも、屋台で焼きそばやらお好み焼きやらを仕入れて、ビール片手にベランダでスタンバイ完了です!



我が町内の山車の屋根上には雄略天皇像。山車を引く人たちの法被の背中にも「雄略」と記されています。
この山車人形の雄略天皇、信号機などに当たりそうになると、スルスル…と山車の中に格納されます。



山車巡行は、起源をたどると江戸時代後期までさかのぼるそうです。当初は八幡八雲神社、多賀神社の祭礼として始まったものが、昭和になってから八王子まつりのメインイベントとして再スタートとなったとのこと。



日が暮れると、灯りをともした山車がより一層引き立ちます。
私もビールでほろ酔い気分。でも、ちょっと屋台で買いすぎたかな?お腹がパンパンに…。



山車巡行は21時ころまで続きました。
甲州街道は見物人でごった返して、祭りの賑わいは最高潮に。
このお祭りをベランダというアリーナ席から堪能できることに、ちょっぴり(…というか、かなり)感動した私でした。

さあ、日曜日も張り切って祭り見物するぞ!


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