歴史・音楽・過ぎゆく日常のこと
日日の幻燈




雨雨雨雨雨雨雨雨雨雨…。
風風風風風風風風風風…。
人呼んで、暴風雨。

持ってきた折り畳み傘は、まともに役立つ前に複雑骨折で早々と退場。
そんな感じで2日目はスタートです。

この日は、石川県小松市の知人に車であちこちと案内してもらいました。


■日本自動車博物館(小松市)
小松駅から車で30分くらい。金沢からだと1時間くらいかかってしまいそうなのが難点ですが、ここはスゴイ!
お洒落な洋館、広い3階建てのフロアに車、車、またまた車。古今東西、日本車、外車、あの名車から懐かしの大衆車までズラリ。いったい何台あるんだろう?1000台くらい?
車好きはもちろん、男ならロマンとノスタルジックに浸っていまう空間です。
いちばん新しい車でも平成初期のころのようです。確かにこんな車走っていたぞって、記憶をたどりながら興奮してしまう私でした。

【日野ルノーPA61(1959年)】

日野と言えばトラック・バスですが、その昔は乗用車も生産していました。こちらはルノーとの提携での生産車。

【ロータス・ヨーロッパ(1974年)】

小学生のころのスーパーカーブームを経験した世代には、お馴染みの車。この車、モデルカーを探しているのですが、なかなか見当たらない…(ネットではなくて直接店頭で探し歩いています)。

【不明1】

ナウシカに出てきたオームを髣髴とさせるフロントパネル。こんな車でドライブしてみたいぞ。

【不明2】

自宅にガレージがあって、こんな車が止まっていたら…って憧れてしまいます。

本来なら1日でもここにいたいのですが、そうもいかず。でも2時間はいたでしょうか。ざっと見ただけです。1台ずつきっちり見ていったら1日でも終わるかどうか。
ちなみにトイレは「世界のトイレ」と銘打って、いろんなお国のトイレが使用できます。遊び心ですね。


■丸岡城(福井県)
自動車博物館をあとにして、さてどこへ行こう?
ここからだったら金沢へ戻るよりも福井の方が近いですぜ…
という案内人の言葉に甘えて、一路、福井県へ。目指すは丸岡城。

【天守閣】

丸岡城は学生の頃に来たことがあります。その時の記憶だと、山の上に建っていたような気がしたのですが、堂々、町の中心にそびえていたのですね。
天守閣は現存するものの中で最も古いもの、とパンフレットに記されています。

【天守閣からの眺め】

あいにくの雨模様のため、視界はイマイチ。晴れていたら、さぞ遠くまで見渡せることでしょう。
ただし天守閣の2階、3階へのぼる階段はかなり急なので、ご注意のほどを。階段よりも梯子に近い?上り下りするための太い綱につかまって安全に!



■東尋坊(福井県)
丸岡まで来たなら、いっそのこと東尋坊まで行きましょうか?
という案内人の言葉にまたまた甘えた私は、初めての東尋坊へ。
現地に近づくにつれ、あれほど激しく降っていた雨が止んだのは、日ごろの行いの良さの賜物でしょうか?

【東尋坊1】

雨は止んでも風は収まる気配はなく、日ごろの行いの良さも、まだ天には届いていないのだな…と思わせるのでした。

【東尋坊2】

噂に聞く断崖絶壁に近づくと、風に煽られて非常に危険。荒れ狂う海と低い灰色の空。まさに演歌の世界です。

【東尋坊3】

この崖の下に遊覧船乗り場があるらしい。降りる道が続いていたけど、この道を行くだけでもスリル満点だと思う。この日は荒天のためかオフシーズンのためか、入口は閉鎖されていました。

風が冷たいのと、夕方遅くなってきたので、東尋坊終了。
我々が出発するの待っていたかのように、またまた雨が降ってきました。


アメニモマケズ、カゼニモマケズ。


まさに、そんな2日目だったのでした。
最終日こそ晴れてほしいよなぁ…と思うものの、天気予報は相変わらずの雨マークなのでした。


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