京都の歳時記

東福寺、伏見稲荷大社等の神社仏閣と祇園の舞妓、芸妓を中心に黒柴の小ざさが京都の美しい四季を紹介する 京都の歳時記

◆『大徳寺 塔頭 龍源院』其の二

2011-03-01 12:15:14 | まち歩き

《大徳寺 龍源院・竜吟庭》

大徳寺 龍源院は洛北の苔寺とも言われている。そのわけはこの方丈北庭の竜吟庭にある。

他の枯山水庭園は比較的新しいが、竜吟庭は室町時代後期の相阿弥(そうあみ)の作と

伝えられこの苔の枯山水が他の庭を際立たせている。

中央の三尊石組からなる須弥山、手前にある円い板石を遥拝石といい「この理想、目的に

一歩でも前進し近づこうという信心の現れである。」

そういえば私の好きな庭の東福寺方丈の庭も北庭は苔の庭でした。苔の小市松ですが。

南庭は石組と白砂の枯山水でしたね。

方丈の庭の造りは東西南北で基本的なことがあるのですかね。

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