今日は午前中は雨の予報だったのですが、朝起きると青空が広がり晴
れていました。
雨でしたら家にじっとしていようと思ったのですが、青空を見たら出かけ
たくなり、高尾周辺に出かけました。
電車に乗っているときから急に天候が変わり土砂降りの雨になってしま
いました。
しばらく雨の様子を見ていたのですが、小止みになったので初沢山へ上
り植物などの観察をしました。
初沢山の方ではシロヨメナ、アズマヤマアザミ、コシオガマ、ヤクシソウ、
ツリバナ(実)などが見られました。また、オヤマボクチがたくさんありまし
たが花はまだ咲いていないようでした。
そして、タカオヒゴタイがちょうど見頃でした。
タカオヒゴタイ(キク科)
初沢山のアワブキの木にスミナガシの幼虫がいるか確認したところ3頭
の幼虫が見つかりました。スミナガシの幼虫は、昨年、陣場方面で初めて
見ましたが、やはり独特の幼虫の姿に見入っていました。
残念ながら、写真はうまく撮れませんでした。
午後からは先日も探したクロヤツシロランの花を探しに行きましたが、
残念ながら、今日も花は見つかりませんでした。
9/22 八王子市周辺の竹やぶなどでアキザキヤツシロランを見て、
クロヤツシロランを探した後、谷戸へ回ってみました。
谷戸には段々の水田があり稲が実っていました。奥の方は休耕田に
なっているようでした。
水田の周りにはいろいろな植物が見られました。
すぐに目立ったのは紅紫色のアザミでした。よく見ると頭花のすぐ下に
葉が集まって付いています。クルマアザミというノハラアザミの変化したも
のだそうです。
クルマアザミ(キク科)
スズサイコの実ができていました。
スズサイコ(ガガイモ科)
ヤマハッカやミゾソバなどがたくさんありました。
ヤマハッカ(シソ科)
ミゾソバ(タデ)
休耕田の方にはヤノネグサ?やアカバナ、ミゾカクシなどがたくさんあり
ました。
ヤノネグサ(タデ科)?
アカバナアカバナ科)
ミゾカクシ(キキョウ科)
水田の中にはホシクサやコナギ、キクモなどが見られました。
ホシクサ(ホシクサ科)
コナギ(ミズアオイ科)
キクモ(ゴマノハグサ科)
谷戸では野山では見られない植物が見られますが、今回はクルマアザミ
とキクモが初めて見た花でした。
この谷戸の端の畦道に丸太や竹が積んでありました。
その隙間から畳の縁の布のような模様の紐が出ていました。よく見ると
先がだんだん細くなっていて、紐とは違うようでした。ヘビの脱け殻だと思
い、引き出してみました。枯れ草などに引っ掛かっているので切れないよう
に注意をしながら引き出しましたが、ズルズルと出てきた長さに驚きまし
た。後で確認したら193㌢あったそうです。
ヘビの脱皮殻
頭部のアップですが目の跡も分かります。
頭から尻尾までほぼ完全に残っていました。これだけの大きさですと
アオダイショウではないかということでした。
頭部のアップ
丸太や竹の隙間から脱け殻を引き出しているときに、本物のヘビが飛び
出してこないかと、内心はドキドキしながら引き出しました。
飛び出してこなくてよかったです。
今日は朝から雨で昼過ぎまで降っていました。
今日は雨でしたので家でじっとしていましたが、夕方雨の止み間にジョギ
ングをしました。
このところ週に2回くらいジョギングができているので、体が慣れてきたの
か体が少し軽く感じました。気温が低くなったこともあるとは思うのですが
が、このまま継続していかないと、すぐにまた訛ってしまいます。
9/22 八王子市周辺の竹やぶなどでアキザキヤツシロランを探しま
した。
アキザキヤツシロラン(秋咲八代蘭)の和名は、ヤツシロラン
の発見地熊本の八代によるそうです。
常緑樹林や竹林に生える葉緑素をもたない腐生植物で、茎
の高さが3.5~10㌢で、全体が暗黄土色、花は2~8個だ
そうです。
この時季の竹やぶの中は薄暗く少し気味の悪い感じがしますが、中に
入るとすぐにヤブ蚊がたくさんよってきました。
アキザキヤツシロランは暗黄土色と図鑑には書かれていますが、薄暗
い竹やぶなどの中では黒くしか見えません。しかも10㌢ほどの高さしか
ありませんので見つけるのが大変です。でも、1つ見つけるとあちこちに
見つかりました。
アキザキヤツシロラン(ラン科)
花の終わっているものもずいぶんあったのですが、花が咲いているのか
どうかも分かりにくかったので、ストロボでも撮ってみました。
アキザキヤツシロラン(ラン科)
アキザキヤツシロランは初めて見ましたが、一般のラン科の花の華やか
さとは全く違う感じの花でした。
この後、クロヤツシロランを探してみましたが、ヤブ蚊は同じようにたくさ
んいたのですが、時季が少し早かったのか見つかりませんでした。
さらに、この後、谷戸の方に回ってみましたが、これについては次回にい
たします。
今日は一日天気予報通りに、ほとんど雨が降っていました。
連日出かけたこともあり疲れていたので、今日は一日家で静かにしてい
ました。よい休養になったと思います。
9/18 八王子市の郊外の方で、タヌキマメが見られるということで行っ
てみました。
シラヤマギクやツリガネニンジン、アキノノゲシ、ゲンノショウコなどが咲
いている中にタヌキマメはありました。
アキノノゲシ(キク科)
ゲンノショウコ(フウロソウ科)
タヌキマメの花は午後開いて夕方にしぼむそうですが、この日に見たの
は午前11時半ごろでした。
やはり少し時間が早かったのか全く花は咲いていませんでした。しかし、
よく見ると下から順に一番上まで咲いてしまったようにも見えますので、少
し時季が遅かったのかもしれません。
タヌキマメ(マメ科)
10株以上はありましたが皆同じ状態でした。
しかし、少しはずれたところにとても小さな青紫色の花が1つ目に入りま
した。タヌキマメのようです。
タヌキマメ(マメ科)
少し葉の形が違うように見えますが花はタヌキマメのようです。
タヌキマメは1年草ということですので来年も同じ場所で見られるかは
疑問ですが、来年は、もう少し早い時季の午後に来てみたいと思います。