今日は晴れてよい天気のようでしたが、日が暮れてからスコールの
ような雨が降ってきました。
ちょうど夕方、盆栽に水をやったのですがタイミングが悪かったよう
です。
6/4 霧ヶ峰で見た花などです。(すみれは前回載せましたので
すみれ以外のものです)
湿原から遠くの車山が望めます。まだ芽が出たばかりでうっすらと
緑色になっています。
車山を望む
草原の中にある林は、カラマツやミズナラのようでした。
ミズナラ(ブナ科)
ところどころにエゾノコリンゴやズミの花が咲いていて、きれいでした。
エゾノコリンゴ(バラ科)
ズミ(バラ科)
レンゲツツジがたくさんありましたが、ほとんどが蕾でした。
その中に昨年の実がはじけたものがありました。
レンゲツツジ(ツツジ科)
こちらは蕾です。
レンゲツツジ(ツツジ科)
ヒメイチゲやオオヤマフスマなどの小さな花がありました。
ヒメイチゲ(キンポウゲ科)
オオヤマフスマ(ナデシコ科)
黄色い花のミツバツチグリやウマノアシガタも目立っていました。
ミツバツチグリ(バラ科)
ウマノアシガタ(キンポウゲ科)
これはトウダイグサの仲間だと思います。
トウダイグサの仲間
歩道の中の湿地にはハルリンドウでしょうか、遠くてよく確認ができ
ません。
ハルリンドウ(リンドウ科)
カラマツの花がちょうど見やすいところに咲いていました。
カラマツ雌花(マツ科)
ニリンソウやサンリンソウも咲いていました。
ニリンソウの茎葉は無柄でサンリンソウの茎葉は有柄です。
ニリンソウ(キンポウゲ科)
サンリンソウ(キンポウゲ科)
アマドコロが群生しているそばにスズランが咲いていました。
アマドコロ(ユリ科)
スズラン(ユリ科)
クリンソウも咲いていましたが、少し背が低いように思いました。
下にすみれの顔が見えますが、何のすみれでしょうか。ツボスミレで
しょうか?
クリンソウ(サクラソウ科)
いろいろな鳥の鳴き声も聞こえました。
これはノビタキのオスのようです。
ノビタキ
今の時季に霧ヶ峰のほうに来たのは初めてでしたが、サクラスミレや
シロスミレが見られたのは、とてもよかったと思います。
今日は久しぶりに自宅に戻り、夕方多摩川の方に行ってみました。
多摩川の川原もすっかり緑で覆われ、夏の様子でした。
ここでも今の時季は花がほとんどありませんが、あったのはヤブジラ
ミ、ワルナスビ、ハルジオンなどでした。
今年は多摩川の土手が大きく改修され、昨年の今頃見られたネジバ
ナやテリハノイバラがほとんど見らなくなってしまいました。
6/4 霧ヶ峰の方へサクラスミレなどを見に行きました。
霧ヶ峰の方は、芽吹いてからそれほど日が経っていないようで、全体
がまだ緑にはなっていませんでした。
霧ヶ峰はほとんどが草原のような状態で、所々にエゾノコリンゴやズミ
の花が咲いていました。レンゲツツジはたくさんありましたがまだ蕾で、
ミズナラが芽吹いて花をつけていました。
そんな草原の中にサクラすみれが咲いていました。
はじめはサクラスミレを一輪見つけると一生懸命に写真を撮っていま
したが、次から次へと出てきて撮りきれなくなってしまい、最後には花数
の多い株や姿のよい株を見つけて撮るようになってしまいました。
サクラスミレは、花弁の先端が桜の花びらのようにへこんで
いるからということのようですが、なかなかきれいにへこんで
いるものは少ないようです。
花が大きく美しいので「すみれの女王」の異名があるそうです。
それではこの日に見たサクラスミレです。
まず、一輪です。
これは、とても濃い紫紅色でした。
サクラスミレ(スミレ科)
こちらは花弁がへこんでサクラの花弁のようです。
二輪です。
サクラスミレ(スミレ科)
3輪です。
サクラスミレ(スミレ科)
四輪以上です。
サクラスミレ(スミレ科)
この株は何輪なのでしょうか。
サクラスミレ(スミレ科)
サクラスミレの葉の主脈に沿って、濃紅紫色の斑が入っているチシオ
スミレがありました。
チシオスミレ(スミレ科)
霧ヶ峰の草原のサクラスミレの中にシロスミレが咲いていました。
シロスミレは湿った草原に生える白いすみれで、葉柄に
比べて葉身が短く、葉を垂直に立てるそうです。
シロスミレ(スミレ科)
アップで見てみますと花弁の基の方が緑色をしています。
シロスミレ(スミレ科)
霧ヶ峰ではサクラスミレを存分に見ることができました。
また、シロスミレは初めて見ましたが、立ち姿がスマートなすみれだと
思いました。
すみれ以外に見た花などは次回にいたします。