今日も晴れてよい天気でした。朝のうちはだいぶ気温が下がりましたが
午後は少し暖かくなりました。
今日はお昼ごろから滝山丘陵の方に行ってみました。
何か実ものが見られるかと思ったのですが、まだ咲き残っている花もあり
ました。
見られた実ものは、カマツカ、サルトリイバラ、スイカズラ、スズメウリ、
ノササゲ、ハリギリ、ヒヨドリジョウゴ、ヤブムラサキ、などです。
見られた花は、アキノタムラソウ、ノコンギク、ノハラアザミ、ヤクシソウ、
リンドウ、などでした。
スズメウリ(ウリ科)
リンドウ(リンドウ科)
11/17 植物観察会で南高尾方面に行ったときの続きで、今回はその
時に見られたいろいろなすみれの葉です。
通常、すみれの花は春に咲くので、今の時季は狂い咲きの花を見ること
はありますが、葉だけになっています。
高尾周辺でよく見られるすみれは、やはりタチツボスミレだと思います
が、この日もあちこちに見られました。
タチツボスミレは、花の終わったあと地上茎を伸ばし冬には枯れますが、
根元には新しい葉を出して冬を越します。
今の時季はちょうど両方の葉が見られます。
タチツボスミレ(スミレ科)
タチツボスミレの花です。
タチツボスミレ(11.04.14狭山丘陵)
マルバスミレの葉もよく見られますが、私にはアオイスミレの葉となかな
か区別ができません。
このマルバスミレは閉鎖花からの実(上に伸びています)がよくできてい
ました。
マルバスミレ(スミレ科)
マルバスミレの花です。
マルバスミレ(11.04.14高尾周辺)
今の時季のアオイスミレの葉とマルバスミレの葉はよく似ています。
両方とも花後は円みのある大きな葉になりますが、マルバスミレの方が
葉の先が少し尖っているようです。
またアオイスミレは地上茎が地表をはい、果実は株の根元で割れ種子が
こぼれます。
こちらはアオイスミレの葉だと思いますが、やはり冬越しの新しい葉が
できていました。
アオイスミレ(スミレ科)
アオイスミレの花です。
アオイスミレ(11.04.01八王子市)
ナガバノスミレサイシンやエイザンスミレも花後の葉は大きくなりますが、
両方とも葉の形が分かりやすいので見分けがつきます。
ナガバノスミレサイシン(スミレ科)
ナガバノスミレサイシンの花です。
ナガバノスミレサイシン(11.04.04八王子市)
エイザンスミレも花後の葉が大きくなります。
エイザンスミレ(スミレ科)
エイザンスミレの花です。
エイザンスミレ(11.04.25小下沢)
こちらはコスミレです。
コスミレ(スミレ科)
コスミレの花です。
コスミレ(11.03.31長沼公園)
ツボスミレ(ニョイスミレ)の葉は心形~腎形で基部が深い心形だそうです
が、花後はより分かりやすくなるようです。
ツボスミレ(スミレ科)
ツボスミレの花です。
ツボスミレ(スミレ科)
こちらはヒナスミレです。
ヒナスミレ(スミレ科)
ヒナスミレの花です。
ヒナスミレ(11.04.12高尾山)
今回の植物観察会では8種類のすみれの葉が見られましたが、私には
まだまだ葉だけでは見分けることができませんでした。
今回の南高尾方面での植物観察会では、オオツヅラフジの実やウダイカ
ンバ、ホソエカエデ、そして、いろいろなすみれの葉など、が見られ、よかっ
たと思います。
今日も晴れてよい天気でしたが、気温は昨日よりだいぶ低くなってきまし
た。
長引く風邪は相変わらずよくなりませんが、今日は気になっていたアキザ
キヤツシロランの実を見に行ってみました。
花のときは茎の高さが10センチにも満たないくらいに小さいのですが、
実になる今の時季の高さには驚かされます。30~50㌢にもなっていま
す。
アキザキヤツシロラン(ラン科)
11/17 植物観察会で南高尾方面に行ったときの続きで、今回はその
時に見られた花などです。
今の時季、花はあまり見られませんがアワコガネギクの小さな株に花が
咲いていました。
最近、高尾周辺ではアワコガネギクの花があまり見られなくなったそうで
すが、今回のものも本当に小さなものでした。
アワコガネギク(キク科)
こちらはシソ科の花だと思うのですが、何の花でしょうか。
はじめはヤマハッカかと思ったのですが、どうもイヌコウジュではないかと
思います。茎などが紫色になっていますが、これは寒さに合ったためでは
ないかと思います。
イヌコウジュ(シソ科)?
カンアオイ(カントウカンアオイ)の花が咲いていました。
カンアオイ(ウマノスズクサ科)
こちらは花は終わっていますがフトボナギナタコウジュだそうです。
ナギナタコウジュに比べて葉の幅がやや広くて短く、苞は先端寄りが幅
広く、ふちの毛が長く、背面に短毛が生えているそうです。
フトボナギナタコウジュ(シソ科)
あとはこの時季の見られた葉(根生葉)です。
こちらはヤマルリソウです。
ヤマルリソウ(ムラサキ科)
こちらはムラサキニガナだそうです。
ムラサキニガナ(キク科)
ヨゴレネコノメは中心に茶色の葉が出ています。
ヨゴレネコノメ(ユキノシタ科)
ヒメジョオンの根生葉には柄があります。
ヒメジョオン(キク科)
あとは見られたシダです。
ミドリヒメワラビ(ヒメシダ科)
葉の上部が枯れているシダはクマワラビを疑う必要があるそうです。
クマワラビ(オシダ科)
こちらはノウタケのお終いの状態のようです。
ノウタケ(ホコリタケ科)
ぬかるみに小動物の足跡が見られました。
こちらは手のひら状に見えるので猿ではないかと思いますが、その他の
小動物や鳥などの足跡も混ざっていました。
小動物の足跡
この他に見られたすみれの葉は次回にいたします。
今日は晴れてわりに暖かくなりました。
今日は午前中はツルバラの剪定などをしましたが、午後からは風邪がま
だ治らないため、買い物などをしてから家で休んでいました。
風邪は今月の初めにひき始めましたのでもう3週間以上になります。風
邪が治りにくいのは医者に行かないこともありますが、年をとってきたこと
もあるのかもしれません。
11/17 南高尾方面での植物観察会の続きで、今回はその時に見た
ホソエカエデなどです。
今回の観察会では、高尾山周辺ではあまり見られないホソエカエデや
ウダイカンバなどが見られました。
道を歩いているとウリハダカエデのような葉がたくさん落ちていたのと、そ
の幼木と思われるものがあちこちに見られました。上の方を見渡すと同じ
葉のついた大きな木が確認されました。
葉を確認するとホソエカエデでした。葉裏の脈腋に膜がありました。
ホソエカエデ(カエデ科)の幼木
ホソエカエデの葉裏です。分かりにくいですが膜があります。
ホソエカエデの葉裏
ホソエカエデの実も落ちていました。
ホソエカエデ(カエデ科)
ウダイカンバの葉が落ちていました。
ウダイカンバ(カバノキ科)
こちらも上を見ると大きな木が確認されました。
(写真はボケてしまいました)
ウダイカンバ(カバノキ科)
その他に見られた樹木ですが、シラキの紅葉がきれいでした。
シラキ(トウダイグサ科)
シラキは同じトウダイグサ科のナンキンハゼのように実は裂開しますが、
種子には黒い斑紋があります。
シラキ(トウダイグサ科)の実
参考までに、同じトウダイグサ科のナンキンハゼの紅葉もきれいです。
ナンキンハゼ(09.11.16昭和記念公園)
イイギリの実がたくさんついていたのですが、望遠レンズではなかったの
で小さくなってしまいました。
イイギリ(イイギリ科)
こちらも参考までに昭和記念公園のイイギリです。
イイギリ(10.12.11昭和記念公園)
この他に見られたものは次回にいたします。
昨晩は雨が降りましたが、今日は晴れてわりに暖かい日でした。
まだ咳やくしゃみが出ていますが、昼過ぎから少し多摩川に行ってみまし
た。
気になっていたのは、一昨年、昨年とガガイモの実をここの多摩川でたく
さん見ていたのですが、今年はまだ見ていないことです。
今日は何とかガガイモを探そうと思ったのですが、1株しか見つかりませ
んでした。
今年は多摩川の河原にはガガイモは少ないようですが、他の植物と同じ
ように毎年同じようには見られないようです。
ガガイモ(ガガイモ科)
11/17 植物観察会で南高尾方面に行ってきました。
その時に見たものを4回に分けて載せていきます。
今回は実ものです。
オオツヅラフジ(ツヅラフジ)がたくさん見られましたが、その実がなかな
か近くでは見られませんでした。
アオツヅラフジは多摩川などでも見られるためその実もよく見ていたので
すが、オオツヅラフジの実はよく見たことがありませんでした。
やっとオオツヅラフジの実が近くで見られました。
オオツヅラフジ(ツヅラフジ科)
アオツヅラフジとは実の形や色は似ていますが、実のつき方が少し違う
ようです。
09年に羽村市で見たアオツヅラフジの実です。
アオツヅラフジ(09.10.16羽村)
オオツヅラフジとアオツヅラフジは見た目では葉も実も区別がつきにくい
のですが、実の中の種子の形が違うというので、種子を見てみました。
実をつぶすと赤紫色の汁とともに種子が出てきました。
アオツヅラフジの実を潰すと薄い緑色の汁と、丸まった芋虫やアンモナイ
トなどといわれる種子が出てきますが、オオツヅラフジの種子はホタテガイ
に似ていました。
オオツヅラフジの種子と実(核果)です。
オオツヅラフジ(ツヅラフジ科)
参考までにアオツヅラフジの種子です。
芋虫でしょうかアンモナイトでしょうか。
アオツヅラフジ(ツヅラフジ科)
他に見られた実ものなどです。
ムラサキシキブの紫色がきれいでした。
ムラサキシキブ(クマツヅラ科)
サルトリイバラの赤い実もたくさん見られました。
サルトリイバラ(ユリ科)
ミヤマシキミの赤い実も目立っていました。
ミヤマシキミ(ミカン科)
ツルリンドウの実もたくさんありました。
ツルリンドウ(リンドウ科)
ミヤマフユイチゴの実も赤く熟してきていて、おいしそうでした。
ミヤマフユイチゴ(バラ科)
このキッコウハグマは閉鎖花だったのでしょうか。
キッコウハグマ(キク科)
ゲンノショウコの別名はミコシグサですが、この形がみこしの屋根に似て
いるということからのようです。
ゲンノショウコ(フウロソウ科)
この他に見られたものは次回にいたします。
今日は昨日からの雨も上がり晴れてよい天気になりました。
今日はよい天気の上にとても暖かい日でしたが、今日も外には出かけま
せんでした。
わが家の盆栽のアカシデの果穂が熟してきていました。
アカシデ(カバノキ科)
10/24 南高尾方面を歩いてみました。
小さなツリバナの木に、紅色に熟して割れた果実がぶら下がっていまし
た。
ツリバナ(ニシキギ科)
サラシナショウマがたくさん咲いていました。
サラシナショウマ(キンポウゲ科)
アズマヤマアザミやセキヤノアキチョウジもたくさん見られました。
アズマヤマアザミ(キク科)
セキヤノアキチョウジ(シソ科)
こちらでも先日の小下沢方面と同じように、草刈りで刈られ切り戻しの
状態だと思われるオカタツナミソウが見られました。
オカタツナミソウ(シソ科)
チヂミザサの花がよく咲いていました。
チヂミザサ(イネ科)
こちらはチャノキだと思いますが植栽でしょうか。
チャノキ(ツバキ科)
今回の南高尾方面ではではツリバナが見られました。