川越雑記帳2(川越見て歩き)

25-3 御仕置場跡・首切り地蔵

 「さらに、旧川越街道を南進した左側、下松原へ入る道の角に覆堂の付いた大きな丸彫りの石地蔵が立っている。」



 吉田神社から600㍍ほど行くと、右前方へ入るY字路があり、その角にお堂があった。



 お堂の中には、大きな石の地蔵があった。あまりに大きく、顔が見えなかった。
柱には「開明地蔵大菩薩」と書かれていた。



 お堂の入口から見上げると、文字の書かれた白い布を首に巻いたお地蔵さんの顔があった。
 「これは宝永6年(1706)3月の建立で、川越藩の「御仕置場跡」つまり処刑場があった場所である。仙波、小中居上留村、自井沼、上村、留村、二ノ関の各村より二人ずつの僧と、近くの村に住む有志が建てたもので、一名「首切り地蔵」とも呼ばれている。もとは烏頭坂の近くにあったが、だんだん人家が出来たので、江戸時代中期になってこの地へ移したのだという。」



 「その右側には、明治45年(1912)吉野半蔵によって建てられた「三界万霊有無両縁」の石塔もある。」
 お堂の右側の囲いの中に、尖端の尖った小さな石塔があり、その前には花が供えられていた。

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