アマガエルとは少し違うようだが、カエルの声に聞こえた。
その家の植木の辺りを見たが、ガエルらしき姿はない。
ふと電柱を見上げると、黒っぽい鳥がとまっていた。
まさか、この鳥があんな声で鳴くはずはないだろう、その時は思った。
その数日後、今度は家の裏の方でまたカエルの鳴き声がする。
アマガエルが家に移動して来たのかと思ったが、晴ていて暑く、カエルの鳴くような日ではなかった。
暫くして、また同じ鳴き声が聞こえた。
何がいるのか確かめようと思い、外に出てみると、塀の上にこの鳥がいた。
数日前に電柱の上にいたのと同じ鳥に見えた。
ムクドリよりも少し大きく、ハトよりは小さい。
また鳴かないかと思って見ていると、別の鳥が飛んで来て、その鳥の傍にとまった。
後から来た鳥も見かけはそっくりである。
この鳥は、来ると直ぐに口を大きく開け、やかましく鳴いた。
先ほど聞いたカエルのような鳴き声とは全く違う。
その鳥は鳴き続けたが、最初からいる鳥は全く同調する様子はなかった。
その内、後から来た鳥は飛び去り、また1羽になった。
それから1週間ほどして、またあのカエルのような声が聞こえた。
外を見ると、隣の家の屋根に同じ鳥が2羽いた。
もしかすると、巣を作る場所を探していたのかも知れない。
それから少し後に、もう一度2羽の鳥を見たが、それが最後だった。
鳥に詳しい人なら直ぐ名前が分るのだろうが、未だにその名前が分らない。
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