川越雑記帳2(川越見て歩き)

聞こえた「時の鐘」はどっち?


 寝床でまどろんでいるとき、鐘の音が聞こえた。
「コーン!」と「カーン!」の中間ぐらいで、小さな鐘の音だと思った。
蓮馨寺にあるような大きな鐘なら、「ゴーン!」と低い音がするはずである。
時計を見ると6時で、そのあと耳を澄ましていると、続いて5回の音が聞こえた。
最初の音を聞き逃してなければ、きっちり6回である。

 鐘の音が聞こえるのは、大晦日の除夜の鐘ぐらいで、朝聞こえるのはめずらしい。
その除夜の鐘も小さめの鐘の鳴る音なので、同じ鐘と思われる。
考えられるのは、時の鐘である。

 一つはもちろん旧多賀町の「時の鐘」で、もう一つは入倉工務店の「時の鐘」である。
久しぶりに「時の鐘」を見にいった。

 本家「時の鐘」の下の通りは、今日も人が一杯だった。


 鐘は、朝6時、正午、15時、夕方6時の4回、自動で撞かれる。
行ったのはその時刻ではなかったので、鐘の音を確認することはできなかった。


 入倉工務店の「時の鐘」を見に来るのは、本当に久しぶりである。


 以前は見逃していたが、一段目の屋根の下に額が掛けられていて、「平成の鐘」と浮き彫りの文字で書かれていた。
夜は照明が点くらしく、それが額に影を落としていた。


 鐘にはちゃんと撞木があり、撞けば鳴ると思われたが、ここでも音を聞くことは出来なかった。
この鐘のほうが「時の鐘」よりかなり近いのだが、今朝聞いたのはどっちの鐘だろうか。

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