川越雑記帳2(川越見て歩き)

窓から、じっと見つめる顔


以前お花畑だった市有地に、仮設の建物が建っている。

去年末からあるが、使い始めたのは今年になってからのようだ。

入口には、「川越駅西口歩行者用デッキ延伸工事 現場事務所出入口」の看板がある。



ふと建物の方を見て、ギョッとした。

誰かが、窓からこっちを見ている。

黒っぽいカーテンの前にいて、顔だけが浮かび上がっていた。

その顔はまったく動かず、ただこちらを見つめている。


すこしして、写真だと気が付いた。

アップで見ると、「雅遊面展」の文字の下に、お面の写真がある。

これを人の顔だと思ってしまっただけだった。

でも、なぜ、なぜこんな所に貼ってあるのか?

この事務所とどんな関係があるかも分からない?

道路からかなり離れていて、あまり目立たないと思うが。

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