太い管は右岸に1列だけあり、その先の坂の上に黄色い重機が見えた。

左岸は鉄の杭で4角い枠が出来ている。

位置を変えてみると、枠の中にはコンクリートの瓦礫が残っていた。

すぐ脇には、掘り出されたと思われる錆びた鉄管が横たわっていた。

それから1週間後の6月の初め、右岸にあった太い管も無くなっていた。

河川敷の坂もなくなり、重機は土手に上げてあった。

左岸の枠の上のほうには、鉄パイプの柵が設けられている。
枠の中には、新琵琶橋でも見た赤い鋼材が組まれているのか見えた。

この2週間後の6月の半ば、左岸には2台の重機のアームが上に伸びていた。

歩行者用の橋の上からみると、右岸の土手の重機は無くなっていた。

一方左岸には、多くの重機が並んでいる。
一番目立つのは青い重機で、丸い杭を打っているようだ。

橋を渡り切ったところには、重機の脇にあの赤い鋼材が並んでいた。

大小5台ほどの重機が集まっていたが、オレンジ色のクレーン車の後輪は完全に浮いていた。

平年より2週間ほど遅れて梅雨に入ったが、この先工事はどのように進むのだろう。