6月、アジサイの花に混ざって、「御神木<日本珍樹> 目薬の木」と書いた札が掛っているのを目にした。
参道の赤い柵のそばで、相撲稲荷の社殿の裏になる。
相撲稲荷は目の神様ではないだろうに、何だろうと思ったがそのままだった。
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手水舎を見たあとで参道に入ると、目薬の木のそばに幟が立っていた。
アジサイの頃にもあったと思うが、大きく「目の神様」と書いてある。
近くを見回すと、稲荷の裏に小さな屋根があり、その下になに白っぽいものかある。
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相撲稲荷の石段を上って裏へ廻ると同じ幟があり、敷石の先に先ほどの見た屋根と彫刻のようなものがあった。
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近づいて見ると、目の象ったものがあり、その下に「目」の字が浮き彫りされている。
台座の黒い板には「大国主命」と「少彦名命」と彫られている。
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右には「目の神様」の説明板があり、御祭神 大国主命(おおくにぬしのみこと)と少彦名命(すくなひこなのみこと)について書いてある。
最後には、御神木(目薬の木)についても説明している。
目の神様は薬師神社だと思っていたが、他にもおられたらしい。
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よく見ると、黒い目の中には白く縁取った「め」の字がある。
なんだか、ゲゲゲの鬼太郎に出てくる「目玉おやじ」に見つめられているような気になる。
妖怪と一緒にすると、神罸があるかな。
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何本も幟を立てて宣伝するのであれば、参道側から参拝できるようにした方がよかったかも知れない。