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にこにこ日記

船橋市で整体院を開いています。日常の事や時事について書いています。併せて整体のブログ「目からウロコの整体学」もよろしく!

橋之助の新三

2015-03-18 11:20:07 | 舞台

三津五郎さんが亡くなった時にまず思たのが「新三を見逃した‼」ということだったんです。
2度目の休演をする前に歌舞伎座で「髪結新三」を演じていたんです。
また、それが評判良かったんですよね。

その時はどうしても都合がつかず泣く泣く諦めたんですがまさか亡くなってしまうなんて。

そんな悲しみを抱えていた時、国立劇場で橋之助が新三をやるというのでどうしても新三が観たくて仕方がなくなった僕としては行って来たんです。



今まで髪結新三は菊五郎と勘三郎で観ているんですが二人とも凄い‼

この2人の名演があったから僕は新三好きになったんだと思います。

橋之助には正直不安がありました。
ちょっと新三のイメージとは違いますからね。

で、観た感想としてはよく頑張っていたと思います。

決して悪くなかったです。

でも、何かが足りない。
舞台に一本幹のようなものが無いように思えてしまうんですよね。

橋之助の存在感なのかもしれませんがちょっと薄い。
あと、憎めない小悪人の愛嬌がなかなか出し切れていなかったように思います。

ただ、先ほども言いましたが決して悪くないんですよ。
十分舞台を堪能させてもらいました。

前の2人と比べるのが悪いんですよ。

でも、勘三郎、三津五郎といなくなった今、年代的に橋之助は頑張ってもらわないといけない役者のなので応援していきたいです。

今の若手で新三が合いそうな役者を考えてみたんですが、猿之助なんかはビタッとはまるような気がします。
おそらく彼は演じないでしょうが。

あとは松緑かな。

「魚屋惣五郎」を観た限りでは彼などは新三行けそうな気がします。


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菊之助くんがすごい‼︎

2014-05-21 09:37:59 | 舞台
昨日は歌舞伎座に昼の部を観に行って来ました。
本当は夜の部の菊之助くんの「春興鏡獅子」を観たかったんですが予定が合わず昼の部にしたんですがこれがまた良かったです‼︎

最初の演目は左團次さんの「毛抜」だったんですが、いやあ、左團次さんに魅了されました。

今まで左團次さんの声があまり好きではなかったんですが、今回観ていて粂寺弾正ってこうなんだ‼︎って実感しちゃいました。
あの声が粂寺弾正にピッタリなんですよ。
さすが二代目左團次が復活させた演目だけあって左團次の毛抜なんでしょう。

次の演目はお馴染みの「勧進帳」。

またあ~ってくらいやってますが一応見ました。

感想は菊之助くんの冨樫がすごい‼︎
存在感が半端ないんです。
所作の美しさというのもあるんですけ、ホント錦絵から飛び出して来たような美しさがあるんです。

おそらく海老蔵の弁慶を観たくて足を運んだお客さんも多いとは思いますが、そんなお客さんも菊之助くんに魅了されたのではないでしょうか。
「鏡獅子」を観られなかったのは残念ですが、彼の美しい冨樫を観られただけで大満足です。

来月は行くつもりはなかったんですが、音羽屋さんまた出るんで行っちゃおうかな


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またか!?の勧進帳

2012-10-20 07:53:34 | 舞台
またしても先日は演舞場に歌舞伎を観に行ってきました。
まあ、こればかりはやめられないもので

昼の部に行ったんですが、今月は「国性爺合戦」と「勧進帳」という組み合わせて時間的には短めで時間の無い僕にとってはとても観やすい舞台でした。

それにしても勧進帳は人気がありますね~。

年間の興行の中で勧進帳は何回公演しているんでしょう?

今月は團十郎、藤十郎、幸四郎という豪華な配役のおかげか席もほぼ満席で見応え十分でした。



国性爺合戦は中途半端でしたけどね。

いよいよ新歌舞伎座会場まで半年を切りました!!
どうしよう

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海老蔵の「伊達の十役」

2012-08-22 08:57:31 | 舞台


伊達の十役を観て来ました。

率直に言って海老蔵頑張っていたな~というのが感想です(笑)

先代の猿之助の公演は観ておらず、2年半前の海老蔵での初演を観ていないので十役早替わりは初めて観ましたが、声色の混同部分等はありましたがなかなか頑張っていたと思います。

当たり前と言えば当たり前なのですが女方ではない海老蔵が政岡を演じるのは正直無理があるように思えましたが、それなりのこなしていたと思います。

もう観る事はできませんが芝翫さんの先代萩をもう一度観たくなってしまいました。

「お染七役」などもそうですが、ケレンのある作品は本当に面白いな~と思わせてくれます。
また、最終盤の見栄のオンパレードも海老蔵だからこその部分があったと思います。

ちょっと、海老蔵の事を見直しちゃいました(笑)

猿翁曰く「伊達の十役は海老蔵に」と言う事を言っているという話も聞きますが、女方立ち役両方を兼ねるということであれば猿之助や菊ノ助で観たいと思ってしまいます。(菊ノ助は絶対にないでしょうが

海老蔵の聞きにくさは相変わらずですが、スター性はピカイチですし存在感がすごい!!

芸のことをとやかく言う前に、それを持っているというだけでも天性の才能のような気がしてきた。


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椿説弓張月

2012-05-19 07:45:31 | 舞台
演舞場に「椿説弓張月」を観に行って来ました。




この演目はとても楽しみにしていたんです。
と、いうのも僕の好きな曲亭馬琴の原作、三島由紀夫が歌舞伎版の脚本・演出で今回で4回目の公演という事でなかなか観る機会がない演目だからなんですが、原作の面白さもさることながら三島由紀夫という人がいかに歌舞伎に精通していたかという事がとてもよく分かる演目だったように思います。

最近も現代の若手の劇作家が新作歌舞伎に挑戦していますが、「これホントに歌舞伎?」と首を傾げたくなるような物が多い中、三島由紀夫は歌舞伎の面白さ、また本質をとてもよく理解していたと思います。

また、この舞台セットが大掛かりですね~{笑)

中の巻の船のシーンなどは圧巻でしたし、見せ場の巨大魚の場面も楽しませてもらいました。

染五郎は安定感を増していますし、何より嬉しかったのが鷹之資君がしっかりと台詞を発していた事です。
大向こうさんも鷹之資君に「天王寺屋!!」と、特にあたたかい声を掛けてくれていました。

あと、外国人の観客が比較的多かったのですが、この物語は自ら命を立ったり殺しの場面が多くあるのですがそれを観て理解で来たのかな?
西洋演劇では絶対に殺しの場なんてないでしょうし、みんなが自害していくなんてその精神的なところは理解できないでしょうからね。

最後に空席が多かったです~。

昼の部も夜の部も面白いのに!!

こちらから予告編も見られますよ~

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スーパー歌舞伎を持ってきた!!

2012-03-10 19:21:43 | 舞台
6,7月と新猿之助の襲名興行が行われます。
一般的には香川照之の市川中車襲名の方が大きなニュースかもしれませんね。
そんな襲名興行ですが、松竹から演目の発表がありまして、な、な、なんとスーパー歌舞伎「ヤマトタケル」を持ってきたんですよ。
確かに歌舞伎座での襲名興行ではないんでそれも可能でしょうし、演舞場は元々澤瀉屋のホームグランドのような場所ですからね。

でも、冗談で「ヤマトタケル持って来たりして」なんて言っていたんですが本当になっちゃいました。

あとは、大体予想通りの演目が並んだ格好ですかね。

四の切りは絶対やると思っていましたしね。
猿之助っていうと四の切りでしょ

新猿翁も口上以外で「楼門五三桐」で舞台に上がるようです。
しかも海老蔵と。

まあ、成田屋は元々澤瀉屋の師匠筋に当たりますからね。

それにしても今からメチャクチャ楽しみです


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もうお腹いっぱい♪

2012-02-22 10:35:42 | 舞台
昨日は演舞場に勘九郎襲名興行に行ってきました。



なんだかいつもと違って活気があって華やかな感じがしたのは僕だけでしょうか(笑)
特に思ったのが若い女性のお客さんがいつもより多く感じたことで、中村屋贔屓の方はやっぱり多いんだなあと実感しました。

舞台は大満足の5時間でした。

橋之助の「鳴神」に新勘九郎の「土蜘」、仁左衛門さんの「河内山」でしょ。

これはお腹いっぱいになりますよ(笑)

以前、浅草で勘太郎時代の「土蜘」を観ましたが、その時よりも冷たさというか人間ではない不浄の者の感じが更に伝わってきてよくなっていたと思います。
特に彼は舞踊には定評がありますしね。

音羽屋贔屓の僕としては松緑で観たことがないので是非観てみたいです。

さすが襲名興行といえるのが番卒で、吉右衛門さん、仁左衛門さん、勘三郎が出てきたことですよね。
これはおいしいです(笑)

特に、吉右衛門さんと勘三郎が同じ舞台に立っているのがなんとも言えない不思議な感がありましたね。



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第三世代の台頭

2011-12-25 07:55:22 | 舞台
12月は歌舞伎界の第三世代と言われる役者さんを観て来ました。
染五郎、松緑、海老蔵、菊之助、勘太郎、七之助です。
このメンバーに亀治郎、愛之助が加われば第三世代勢ぞろいという事になるのでしょう。

僕はみんな好きなんです(笑)

海老蔵の事をいろいろ書いてますけど、彼の存在感ってやっぱりすごいです!!
もっと飛躍して欲しい!!
そのためには変えなきゃいけないところがいっぱいあるんですよね。

みんな好きなこのメンバーで特に好きなのが菊之助です。
彼は本当にすごい!!
このメンバーの中でも演技、情感の表現という点でもトップではないかと思います。
今月の平成中村座の公演も彼が出たから僕は観に行ったんですが、彼にとってあの舞台は完全アウエーだったのではないでしょうか。
菊之助が出て来ても「音羽屋!!」の声が掛からない。
勘太郎や七之助が出て来ると「中村屋!!」と掛かるんですよね。
初めて僕、声を掛けようかと思ったくらいですよ(笑)
歌舞伎ファンというよりも中村屋ファンが多かったんでしょうね。

それにしても菊之助の桜丸はよかったです。
あんなに品があって綺麗な桜丸は今まで観た事がないし、「寺子屋」の源蔵もしっかりとこなしていた感じです。
ホント観ていて惚れ惚れする。
来月 の「金閣寺」の雪姫がとても楽しみです。

病気後の勘三郎をはじめて観ましたが、う~んという感じでまだ本調子ではない様に見受けられました。つい三ヶ月前に同じ演目を吉右衛門さんで観たんですが、この時ほど松王丸の心情が伝わってこなかったんですよね。
まだしばらく時間が掛かるのかな?
だから先月の仁左衛門さん、今月の菊之助、来月の獅童と応援が入っているのかもしれないですね。

いずれにしても、新しい歌舞伎座は人気、実力を兼ね備えた第三世代がメインになっていくんでしょうね。

二月、菊之助は名古屋で「青砥稿花紅彩画」を通しでやります。
う~ん、観たいんだけど名古屋じゃな~
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平成中村座

2011-12-21 08:46:58 | 舞台
昨日は平成中村座に歌舞伎を観に行って来たんですが、今日は舞台の内容の話ではなく建物の話をしたいと思います。




この建物は江戸時代の芝居小屋を現在に再現というコンセプトで立てられたんですが、簡易式のためプレハブ作りの様になっています。
一階の前側は椅子ではなく座椅子で二階もちゃんとした椅子ではなく畳式の椅子に座布団をひいているというものです。
舞台も奥行きはある様ですが、歌舞伎座で観慣れてしまっているととても小さく感じてしまいます。

この平成中村座はっきり言って僕はダメです。
外の音が丸聞こえで観劇中もヘリコプターが飛ぶ音が聞こえて来たり救急車のサイレンの音が聞こえて来たり舞台上は時代劇なのですが、音が現代なんです。
しかも普通の車の通行の音まで聞こえて来ます。
「夏祭浪花鑑」で現代の警察官を出すくらいですからこれでも良いという事でしょうか?

あと、ここは全て土足厳禁なんですが売店は外にある。
という事は一回靴を履いて外に買い物に行かなきゃいけないんです。
これどう思います?

トイレも少なく、一階にあるにもかかわらず女性は二階まで行列ができていましたし、男性もトイレの外まで列ができていました。

これであの金額を取るのかという感じです。
最低金額九千円ですからね。
ちなみに先週の日生劇場は僕は三千円で観て来ました。

せっかくの菊之助の好演が台無しだと思ったのは僕だけでしょうか?

今回は菊之助が全編に渡って出るので行きましたが、菊之助が今回の様に出なければもう行かないでしょうね。
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一年ぶりの日生劇場

2011-12-15 07:47:12 | 舞台
一年ぶりに日生劇場に歌舞伎を観に行って来ました。


こう思うと一年って早いですね~。
つい先日、日生劇場に来たような気がしてしまいます。

ここに来るといつも思うのが宝塚のパワーですね。
宝塚劇場の前で出待ち?入り待ち?にせい然と並んでいる様を見ると本当にすごいと思いますし、チケットの売れ行きも凄いですよね。
それに比べて歌舞伎は・・・・・

今月は七世幸四郎の襲名100周年という企画でひ孫の染五郎、松緑、海老蔵の揃い踏みとなっております。
目的は100年ぶりの再演となる復活狂言「碁盤忠信」ですね。
染五郎の荒事ってあまり観た事がなかったんで楽しみにしていたんですが、なかなかどうに行っていてよかったと思います。
本人の幸四郎襲名でもやるかもしれないですね(笑)
最後に出てきた大太刀なんて「暫」の大太刀より大きかったんじゃないかな?
でも、意外なのが彼って「勧進帳」の弁慶をやった事がないそうなんです。
お父さんなんてすごい回数演っているし、おじさんの吉右衛門だってやりますからね。
いずれやるんでしょうがその時を楽しみにしています。
松緑の「茨木」は初めて観たんですがとても面白かったです。
有名な渡辺綱の羅生門の鬼退治の話なんですが、松緑よかったな~。
彼は舞踊には定評がありますからね。

二作品とも海老蔵が良い役で出ていてとても豪華な舞台でした。
正直言ってチャンスがあったらもう一度観てみたいですね。

復帰後初めて海老蔵を観ましたがやっぱり発声がな~・・・・・・。

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