季節の風音

季節の移ろいや日々の風を写真とともに綴ります。

ダイヤモンドプリンセスの旅 (11) 青森《ねぶたの家》

2024-06-17 23:16:38 | クルーズ(2024.ダイヤモンドプリンセス)
最後の寄港地 青森に入港。
シャトルバスで駅迄行きます。
計画段階では*弘前 *奥入瀬 *鶴の舞橋などいろいろ案がありましたが、
弘前は交通の便は良いが桜の季節ではない、奥入瀬は以前何度か行った事があるしバス便が少ない、
鶴の舞橋は遠いし交通の便が悪い・・・などなどで全部却下。






夫がねぶた祭を見た事がないと言うので駅前にあるねぶたの家《ワ・ラッセ》へ。
想像していたよりも大型のねぶたが数多く展示してありました。
展示してあるのは昨年のお祭りで入賞されたねぶたが中心になっています。

本番の雰囲気を体感するべく?太鼓の練習、ハネトの動きを習う、最後に笛、太鼓、ハネトで
楽しくねぶた祭体験。kutakutaも頑張りました(笑)


太鼓たたき希望者の行列



余談ですが
kutakutaはおおよそ半世紀程前に友達とねぶた祭を見に来た事があります。
遠路はるばる、夜行列車で2日間かかって2日目の夕方に青森駅に着きました。
当時はホテルもそんなに多くなく、それにお金もないのでユースホステルを予約していました。
若かったからユースホステルへの交通の事は気にしていなかったのだと思います。
電車が遅れた事もありユースホステル方面への最終便は既に出た後でした。
さぁーどうしよう・・・
駅前の交番に相談に行きました。
そうしたらいつも自分達が使っているという安宿を紹介して下さいました。
宿に行って見ますと見た目もほんと安宿姿でこれ大丈夫?というようなボロ宿でした。
それでもねぶた祭会場に歩ける距離だったのでそれは良かったと思いました。
当時のねぶた祭はのどかな地元民手作りの夏祭りの雰囲気でした。
見ている人もそんなに多くなく誰でもハネトに参加できてkutakuta達も加わって楽しみました。
それがいつの頃からか祭り自体が興行になり今の盛大なお祭りになったのでしょう。
当時も東北三大祭りと言われていてkutakuta達も宮城の花笠まつりは蔵王温泉で、
仙台七夕まつりと回りました。
話が横道にそれましたがkutakutaにとっては今も鮮明に頭に残っている懐かしい記憶です。
安宿のお風呂の板塀のような扉がカギなくバタバタして突然開いたらどうしようと思いながら
大急ぎで入った事が思い出されます。後にも先にもこれほどの所に泊った事はありません。
昭和のお話です。






ねぶた祭は今や町のお祭りではなくて興行です。ねぶた制作には大金が掛かり制作期間も1年掛かり、
という事は年中誰かがねぶたにかかわっているという事になります。
昨年テレビであってはならない事が映し出されていましたね。
長閑な昔の面影などなくなってしまったのかと見ていて感じました。

歩いていて偶然ねぶた制作の場を見ました

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