季節の風音

季節の移ろいや日々の風を写真とともに綴ります。

小海線沿線は実りの秋

2022-10-07 14:53:42 | 野辺山・八千穂高原・蓼科
出発の日はいいお天気でした。
渋滞もなく快適にドライブ、途中SAで昼食を取りました。
外のベンチでおにぎりでランチです。
このSAからは天気が良ければ富士山が綺麗に見えるのですが、この日は山際の雲の上に頭をのぞかせていました。

のんびりタイムを終わっていつもなら須玉で高速を降りるところを今回は小淵沢まで。
何故って、久し振りに小海線の電車を見る為です。

小淵沢駅を出て直ぐの線路がぐるっと弧を描く(通称大曲)、この場所から電車を見るのが好きです。
大曲の内側は田んぼです。
丁度稲刈りの真っ最中でした。
実りの秋ですねぇ~


着いて暫くすると下り電車が通過します。大急ぎで準備です。







春、田んぼに水が張られた季節、畔の草や稲に朝露がいっぱいの夏、大好きな場所です。
今回初めて秋に訪れました。
刈り取った稲をはざかけしたものもあれば機械で脱穀まで終えてトラックに備え付けのコンテナのまま農協に直行も。

そこへシニアカーに乗ったお婆ちゃんが来られました。
「どこから来たの?」
「まぁー、遠くから来たんだねぇー」
「ここはいい所だろー(^^)」
いろいろ話をして下さいました。
この日は私達だけでしたがコロナ前は撮り鉄が大勢来ていたのだそうです。
「コロナになってめっきり減ったよ」と。
コロナ前は何年間か田んぼアートも開催していたそうです。
「それはそれは綺麗だったよ」だそうです。
知っていたら見に来たのに・・・全然知りませんでした。
現在は場所を移して田んぼアートを開催しているそうです。
この大曲の内側の田んぼの「あそことこことあっちと・・・うちの田んぼなんだよ」
「今日は若いもんに稲刈りしてもらっているから様子を見に来たんだよ」
端々に稲が残っています。
それをkutakutaが「あの端に残してあるのは冬餌が少なくなるから鳥の為ですか?」
とお聞きしたら
「違うよ、若いもんはやればいいと思っているんだよ」
「はざかけの稲は自宅用、機械で脱穀は販売用」だそうです。
自然乾燥と農協で機械乾燥では味が全然違うそうです。美味しいのは当たり前ですが自然乾燥ですね。
自宅用といっても子、孫、親戚などなど・・・
皆さん美味しいお米が頂けるから田植えなどお手伝いに来られるようですよ。
その時は賑やかで楽しいひと時のようです。

色んなお話を聞きながら30分ほど楽しく電車の時間まで待ちました。

だんだん日が陰ってきました。





お婆ちゃん、声掛けして下さってありがとうございました~



10/7の歩数=7946歩
コメント
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