台座灸(温筒灸、円筒灸)というものが有ります
これは台座の上に紙で巻いたもぐさが乗っているものや厚紙の筒にもぐさが詰められたもので
一般的に良く知られる代表例は「せんねんきゅう」でしょうかね
治療院でも良く使うお灸です
隔物灸の一種とも言え(肌に直ではなく台座や空気の層を介しています)水泡を伴うような火傷になりにくいため患者さんに薦めやすいです
また製品に刺激の強弱が存在するため患者さんに合わせた刺激量のコントロールが出来ます
とはいってもメーカーや製品間で刺激量の差異が大きいため定期的に自分の体で確認をしています
現在のところこのようなものを使用することが多いです
左から「つぼ灸NEONEXT マイルド」、「カマヤミニ 弱」、「カマヤミニ スモークレス」、「せんねんきゅう レギュラー」
比較のため乱暴ですが並べていっぺんに火をつけます
結果は長くなるので続きで
撮影用のために各お灸の間隔は狭くしています
これだけ間隔が近いとなかなか比べられないので普段はもっと間を広く取っています
熱さの強弱や持続時間などを見ていくわけです
いっぺんに火をつけるとどれが熱いのか解りにくくなるので立てたお灸の側の皮膚を指でつつきながら調べます
これが終了直後の状態
(肌にピントが合わないのでお灸の筒を載せています)
左から「つぼ灸NEONEXT マイルド」、「カマヤミニ 弱」、「カマヤミニ スモークレス」、「せんねんきゅう レギュラー」
見た目でもそれぞれに特徴があるのがわかります
各製品の感想と特徴は
「つぼ灸NEONEXT マイルド」
マイルドとなっていますが強めの熱感が有ります
最高温度も高めですが最高温度の持続時間は短い感じです
もぐさの量も多く皮膚への開口部が大きいのでしっかりもぐさのヤニが付いています
「カマヤミニ 弱」
こちらも弱といってもしっかり熱感はあります
つぼ灸と同じような構造ですがこちらの方が最高温度はやや低めその分持続時間は長め
皮膚へのヤニの付き方もつぼ灸に良く似ています
「カマヤミニ スモークレス」
こちらは強弱表記の無いものですのでカマヤミニの弱よりも強めでしょうか?
でも熱感はやや弱め、熱くするというより温めるという感じでしょうか
もぐさを炭化させたものなのでヤニ等のはみえません
「せんねんきゅう レギュラー」
まあこれは比較用なので・・・
熱感はレギュラーといいながら上記3品に比べると圧倒的に弱いです
もぐさの量の少ないことも有るのでしょうがヤニの付着もほとんど無いです
ちょっと治療には使いにくいなあというのが実感です
でも知名度も高くそれに伴う安心感を必要とするような患者さん向けに治療院でも常備しています
これは上記写真後、手洗いでヤニを落とした写真
熱の伝わり具合がよく解るかと思います
総括
熱感
つぼ灸(マ)≧カマヤミニ(弱)≒カマヤミニ(ス)>せんねんきゅう
熱量
カマヤミニ(弱)≧つぼ灸(マ)≒カマヤミニ(ス)>せんねんきゅう
ヤニ
つぼ灸(マ)≒カマヤミニ(弱)>>カマヤミニ(ス)>せんねんきゅう
注) 熱感=施術中に感じる熱さ 熱量=施術部に与える総熱量
という風に自分なりに分けて考えています
こういったことを頭に入れた上で台座灸を使い分けていっています
正直自分で自分に行うならつぼ灸もカマヤミニもレギュラー品を使用します
慣れていない方には少し熱すぎるとの判断で治療院ではマイルドのものを使用しています
これは台座の上に紙で巻いたもぐさが乗っているものや厚紙の筒にもぐさが詰められたもので
一般的に良く知られる代表例は「せんねんきゅう」でしょうかね
治療院でも良く使うお灸です
隔物灸の一種とも言え(肌に直ではなく台座や空気の層を介しています)水泡を伴うような火傷になりにくいため患者さんに薦めやすいです
また製品に刺激の強弱が存在するため患者さんに合わせた刺激量のコントロールが出来ます
とはいってもメーカーや製品間で刺激量の差異が大きいため定期的に自分の体で確認をしています
現在のところこのようなものを使用することが多いです
左から「つぼ灸NEONEXT マイルド」、「カマヤミニ 弱」、「カマヤミニ スモークレス」、「せんねんきゅう レギュラー」
比較のため乱暴ですが並べていっぺんに火をつけます
結果は長くなるので続きで
撮影用のために各お灸の間隔は狭くしています
これだけ間隔が近いとなかなか比べられないので普段はもっと間を広く取っています
熱さの強弱や持続時間などを見ていくわけです
いっぺんに火をつけるとどれが熱いのか解りにくくなるので立てたお灸の側の皮膚を指でつつきながら調べます
これが終了直後の状態
(肌にピントが合わないのでお灸の筒を載せています)
左から「つぼ灸NEONEXT マイルド」、「カマヤミニ 弱」、「カマヤミニ スモークレス」、「せんねんきゅう レギュラー」
見た目でもそれぞれに特徴があるのがわかります
各製品の感想と特徴は
「つぼ灸NEONEXT マイルド」
マイルドとなっていますが強めの熱感が有ります
最高温度も高めですが最高温度の持続時間は短い感じです
もぐさの量も多く皮膚への開口部が大きいのでしっかりもぐさのヤニが付いています
「カマヤミニ 弱」
こちらも弱といってもしっかり熱感はあります
つぼ灸と同じような構造ですがこちらの方が最高温度はやや低めその分持続時間は長め
皮膚へのヤニの付き方もつぼ灸に良く似ています
「カマヤミニ スモークレス」
こちらは強弱表記の無いものですのでカマヤミニの弱よりも強めでしょうか?
でも熱感はやや弱め、熱くするというより温めるという感じでしょうか
もぐさを炭化させたものなのでヤニ等のはみえません
「せんねんきゅう レギュラー」
まあこれは比較用なので・・・
熱感はレギュラーといいながら上記3品に比べると圧倒的に弱いです
もぐさの量の少ないことも有るのでしょうがヤニの付着もほとんど無いです
ちょっと治療には使いにくいなあというのが実感です
でも知名度も高くそれに伴う安心感を必要とするような患者さん向けに治療院でも常備しています
これは上記写真後、手洗いでヤニを落とした写真
熱の伝わり具合がよく解るかと思います
総括
熱感
つぼ灸(マ)≧カマヤミニ(弱)≒カマヤミニ(ス)>せんねんきゅう
熱量
カマヤミニ(弱)≧つぼ灸(マ)≒カマヤミニ(ス)>せんねんきゅう
ヤニ
つぼ灸(マ)≒カマヤミニ(弱)>>カマヤミニ(ス)>せんねんきゅう
注) 熱感=施術中に感じる熱さ 熱量=施術部に与える総熱量
という風に自分なりに分けて考えています
こういったことを頭に入れた上で台座灸を使い分けていっています
正直自分で自分に行うならつぼ灸もカマヤミニもレギュラー品を使用します
慣れていない方には少し熱すぎるとの判断で治療院ではマイルドのものを使用しています