東洋医学の勉強をしていく上で非常に便利な年表があります。
東洋学術出版社刊『中国医学の歴史』(主編・傅維康)の巻末に載せられている年表です。こんな感じの年表で歴史的な推移から文献の成年、実際の刊行年などが非常に細かくわかります。古典を勉強するのであればこういった年表は必須です。類似書籍の刊行年度を比較したり影響を考えたり色々便利に使っています。
学生時代に国試勉強が嫌で図書室で本を漁っているときに見つけてコピーして以降便利に使わせていただいています。
最近やっと気づいたのですが、東洋学術出版社ではこの年表はPDFで公開なさっています。太っ腹です。古典を勉強しようという者のために良く考えてくれています。本当にありがとうございます。
(上記年表の画像をクリックすると東洋学術出版社さまのHPに飛びます)
自分でコピーしたものはだいぶボロボロ。ラインを引いたり書き込んだり。早速PDFから新しく印刷をしなおします。
こういった年表を見るとよく判りますが、<「黄帝内経」成る>とされた年代と実際に私たちが勉強できる「現在に残っている古典」とでかなりの年代を経ているのが判ります。
自分がよく読む「難経」においては、紀元25年~210年に成ったとされていますが、実際に手元にある「難経」の底本は1366年滑寿による「難経本義」であることが多いですし、解釈本の元祖とも言える「難経集注」に至っては1505年頃とされています。
実際に「難経集注」の勉強用に使用している日本内経医学会さまの「難経」は「王翰林集注黄帝八十一難経」で日本で慶安5年(1652年)に刊行されたものです。
(内経医学会さまの「素問」「霊枢」もしっかりとした底本を写したものなので古典を勉強されるならもっておいて損はないです。しかも安いし)
古典の勉強も年表を傍らに置きながら行うとなかなか楽しいです。
東洋学術出版社刊『中国医学の歴史』(主編・傅維康)の巻末に載せられている年表です。こんな感じの年表で歴史的な推移から文献の成年、実際の刊行年などが非常に細かくわかります。古典を勉強するのであればこういった年表は必須です。類似書籍の刊行年度を比較したり影響を考えたり色々便利に使っています。
学生時代に国試勉強が嫌で図書室で本を漁っているときに見つけてコピーして以降便利に使わせていただいています。
最近やっと気づいたのですが、東洋学術出版社ではこの年表はPDFで公開なさっています。太っ腹です。古典を勉強しようという者のために良く考えてくれています。本当にありがとうございます。
(上記年表の画像をクリックすると東洋学術出版社さまのHPに飛びます)
自分でコピーしたものはだいぶボロボロ。ラインを引いたり書き込んだり。早速PDFから新しく印刷をしなおします。
こういった年表を見るとよく判りますが、<「黄帝内経」成る>とされた年代と実際に私たちが勉強できる「現在に残っている古典」とでかなりの年代を経ているのが判ります。
自分がよく読む「難経」においては、紀元25年~210年に成ったとされていますが、実際に手元にある「難経」の底本は1366年滑寿による「難経本義」であることが多いですし、解釈本の元祖とも言える「難経集注」に至っては1505年頃とされています。
実際に「難経集注」の勉強用に使用している日本内経医学会さまの「難経」は「王翰林集注黄帝八十一難経」で日本で慶安5年(1652年)に刊行されたものです。
(内経医学会さまの「素問」「霊枢」もしっかりとした底本を写したものなので古典を勉強されるならもっておいて損はないです。しかも安いし)
古典の勉強も年表を傍らに置きながら行うとなかなか楽しいです。