黒砂台鍼灸あん摩治療院

鍼灸院の日常日記

お灸の練習

2010-08-03 15:39:23 | 治療院日記
鍼にも灸にもあん摩にも多くの手法・技術・手技があります
日々これらを研鑽していかなければならないのです

これもそういった訓練に使用するもの



できるだけ薄い紙に小さな丸を印字しています
まあこれだけだと単なる紙です
学生時代の最初のころに習った方法ですが今でもお世話になっています
お灸の練習に使用するものですがまあ練習なので続きで紹介


この紙の上にひねったお灸をのせ



線香でお灸に火をつけてもやします
手は一切出さずにもぐさを燃やし尽くします
これを透熱灸とか焼ききりなどといいます



艾炷(がいしゅ=もぐさをひねって三角錐の形にしたもの)のサイズや硬さで紙に与えるダメージは変わってきます
この場合はまあ適正な感じ
少し焦げているように見えますが多くはお灸のヤニで紙の裏は白いまま
このようなお灸であれば焼ききっても火傷や水泡はできにくいです(体質等でも異なります)




わざと硬くひねっています
かなり紙が焦げています(まだもぐさの燃えカスを除いていません)



わざと大きく硬くひねってみました
(このもぐさの左側のあとがさっき行った硬くしたお灸)



燃やしていますが見るからに熱そう



うん、がっちり紙に穴が開いています
部位にも寄りますが、体表の皮膚の薄い部分で行えば火傷となり水泡も発生します
こうならないように日々鍛錬をしているわけです
この紙の上の練習のあと、必ず自分の体に灸をします
紙の上は所詮紙の上、自分の体で感じていかないといけません
暖かいだけなのか?
治療としての効果が出せるお灸なのか?
過度のストレスを与える灸になっていないか?
いろいろやっていくわけです


ちなみに、治療によっては硬くひねったお灸を使用する場合があります
代表的なのは胼胝(タコ)やイボ、魚の目に行う焼灼灸
文字通り角質部分を焼き落とすように行います
この場合は角質部分にしっかり当てれば実は熱さは感じません
またお灸で治療すると再発しにくいなどのメリットも大きいです

明朝午前4時国際宇宙ステーションを見よう

2010-08-03 11:27:44 | 院長のひとり言
少し前の記事で「夏休みの自由研究 こんななのは?」なんて話をしました

明日の早朝もし晴れるようならISS(国際宇宙ステーション)が見えます

このところデブリ(宇宙ごみ)の接近や冷却装置の故障など不安なニュースが相次いでいますが、それでも元気に飛んでいます
せっかくですから早起きできたらベランダに出てみましょう

ちなみに明日を逃してもしあさって(8月6日)に見ることができますが時間はさらに早くなって午前3時41分
まだ明日早朝のほうが時間的にはマシ

とはいっても午前4時19分から23分

午前4時19分ごろ南西の方角から天頂方向に向かって上っていきます

近傍の星座としては
  みずがめ座→ペガサス座(秋の大四角)→カシオペア座とペルセウス座の間
という感じでしょうか

はじめにこれらの星座を見つけてからISSを待つような感じにすると解りやすいかも

ちなみに自分は今日は飲む予定なので起きれる自信は皆無
見れたら教えてください

 国際宇宙ステーションの情報    ISS観測情報

 星座の情報は             Stella Theater Web
 画面星座盤の下部時刻を選ぶから時刻を選んだ後の画面で詳細が見えます