6時起床。テントを片付けてから朝食。今日の朝食はパンやスープで、子どもたちがつくることはありませんでした。朝食後は8時から西泊の集落内で「ちょんがりクイズラリー」をしました。クイズラリーは集落のあちらこちらに指令書がはってあり、その指令を実行したあとクイズに答えます。指令を実行する+クイズに正解するとそれぞれ点数がもらえます。指令の内容には写真にあるように、イカの真似をして集落の人に笑ってもらうなどユニークなものが多かったです。炎天下の中、子どもたちは元気に集落内を探索していましたが、大人が少々バテ気味でした。最後に感想文を書いて、2泊3日のサマースクールが終わりました。子どもたちには夏のよい思い出になったと思います。(め)
ブログでも紹介した12月16日のオニヒトデ調査の結果を踏まえて、大浜のオニヒトデの駆除を実施しました。調査後の約1ヶ月の間にさらにオニヒトデの食害が進み、生サンゴの割合が残り少なくなっていました。このままでは他の場所同様にオニヒトデによって食べつくされるような緊迫した状況でした。オニヒトデはサンゴだけを食べるのではなく、スナギンチャク類やトサカ類など食べ物が少なくなれば様々な底生生物を食べ、食外の後はほとんど生き物がいない空き地になります。今回はなんとか残り少ないサンゴや他の底生生物を保護するため、研究員4人と地元の足摺ダイビングセンター2名の協力もと駆除活動が行われました。
午前10時頃からスタートして、約3時間。午後は2時半頃から約2時間程度の時間を行い、合計で約1300匹のオニヒトデを駆除しました。最後はオニヒトデを入れる袋が無くなるとともに時間切れでしたが、約3分の2程度のオニヒトデは駆除できました。また近いうちに、残りのオニヒトデを駆除したいと思います。(目崎)