あいにく海のコンディションはよくなかったのですが、駆除活動を行う前に1時間ほど、サンゴ食害生物の生態や、足摺宇和海国立公園海域における発生状況と駆除活動の実施状況などをレクチャーさせてもらいました。また合わせて、本当に「オニヒトデを駆除すべきか?」ということについても意見交換を行いました。
今後、愛媛大ダイビング部は、実習等で西泊の研究所も利用したいと行ってくれたので、楽しみです。保全活動だけでなく、調査なども一緒に取り組めたらなあと思います。昨年建てた宿泊棟の有効活用にもつながります。学生さんの宿泊は1泊500円程度に設定しているので、負担も少ないと思いますし。愛大ダイビング部の方々も月一ぐらいで来てくれて構いませんよ。(中地シュウ)

参加してくれた方々。

事前レクチャーの様子。海のギャラリーにて。

駆除したオニヒトデを計測しているところ。弁天島沖、砥崎~見残しにかけて計31個体を駆除しました。
(写真はすべて竜串ダイビングセンター提供)