カラスウリ

2012-01-16 20:22:00 | 陸上植物

冬は花も咲いていないし、虫もほとんど見かけないので、野山も色彩が乏しく、なんだか寂しいですね。

そんな中でひときわ目を引くのがカラスウリの真っ赤。道沿いにも鈴なりになっているところがあります。

夏の夜にだけ咲く、カラスウリの花はたいそう美しいそうです。絶対におさえておきたい写真の一つですが、毎年、わすれて夏が過ぎてしまいます。目立つ実のある今の時期に場所の目星を付けておきたいと思います。(中地 シュウ)

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巨大なめくじ ヤマナメクジ 

2011-05-13 22:46:00 | 陸上植物

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娘と夜の散歩に行ったらヤマナメクジに出会いました。ヤマナメクジは大きさがゆうに10cmを超える巨大なナメクジです。娘は初見だったようで「おばけだ!おばけナメクジだ!」と騒いでいました。私も高知に来るまで普通サイズのナメクジしかしらなかったので、はじめに見たときにはびっくりしました。「記念に写真撮るから手に乗せて」と娘にいいましたが、案の定拒否されました。S.N.

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隠れバナナの木

2011-05-10 23:35:00 | 陸上植物

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私はよくその土地の持ち主さえ滅多に入っていかないような道に入っていくことがあります。「この道の奥にはなんかあるんじゃないのか」と気になって仕方がないのです。趣味みたいなものでしょうか。

町内の草ぼうぼうの道を分け入っていくと、よく目にするのがバナナの木です。まるで自生しているかのようですが、当然、誰かが植えたものでしょう。そんなにバナナが好きな人が多いのでしょうか。それにしては収穫している様子はありません。

写真は最近見つけた隠れバナナ。通算10本目の隠れバナナです。ちょうど花が咲いており実もなっています。バナナが野生のような状態でも実を付けるということはそれだけこの地域が暖かいということの現れでしょうか。S.N.

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春の草花14:ギンリョウソウ

2011-05-06 20:49:00 | 陸上植物

イチヤクソウ科(新エングラー体系)の多年草で、林内の湿り気のある腐植土に生える腐生植物です。葉緑体を持たないので真っ白で、ユウレイタケという別名があるそうです。なんとも幽玄な立ち姿ですね。S.N.

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2011年5月 高知県幡多郡大月町春遠 S.NAKACHI

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春の草花13:ナンカイアオイ

2011-04-16 22:43:00 | 陸上植物

近畿地方と四国地方に分布するカンアオイの仲間(ウマノスグサ科)です。研究所のある大月町内ではまだ見つけたことがないですが、おとなりの宿毛市や土佐清水市のあまり人の通らない少し大きめの川沿いの道を歩いていると時々生えています。11月頃から花を付ける場合もあるそうなので厳密には「春の花」とはいえないかも知れません。カンアオイの仲間は園芸愛好家に人気だそうです。確かに妙な魅力があるような気がします。見つけるとちょっとうれしいです。カンアオイの仲間はギフチョウの食草として有名ですが、四国にはギフチョウはいないので「そういう楽しみ」はないですね。S.N.

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2011年4月 高知県土佐清水市藤ノ川 S.NAKACHI

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春の草花12:セイヨウタンポポ

2011-04-15 22:17:00 | 陸上植物

いわずと知れた黄色いタンポポ。ヨーロッパが原産の帰化植物です。在来種びいきの私ですが、青空に向けていっぱいに黄色い花を付けるセイヨウタンポポはあっけんらかんとしてすがすがしいですね。大月町ではセイヨウタンポポによく似たアカミタンポポという外来種タンポポも見られます。S.N.

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2011年4月 高知県幡多郡大月町弘見 S.NAKACHI

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春の草花11:ヒメハギ

2011-04-14 23:56:00 | 陸上植物

ヒメハギ科の常緑多年草。蝶というか鳥というか、何とも変わった形の花を付けます。とても美しい紫色です。日当たりの良いところによく生えていますが、小さな植物なので花のある春以外は目立ちません。S.N.

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2011年4月 高知県幡多郡大月町田城 S.NAKACHI

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春の草花10:シロバナタンポポ

2011-04-13 22:32:00 | 陸上植物

春に白い花を付けるシロバナタンポポは、西日本に多く見られる在来のタンポポです。関東地方出身の私は「タンポポは黄色いもの」と思いこんでいたので、高知に来てびっくりしました。研究所のある大月町内でもだいぶ外来種であるセイヨウタンポポがだいぶ進出してきていますが、やっぱり在来のものはなんかいいですね、風景にマッチするような気がします。まあ、元を辿れば「外来種」という植物は多いと思いますが・・・。S.N.

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2011年4月 高知県幡多郡大月町芳ノ沢、宿毛市栄喜 S.NAKACHI

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春の草花9:トゲミノキツネノボタン

2011-04-12 20:30:00 | 陸上植物

春に黄色い花を付けるキンポウゲの仲間で、昭和以降に帰化したヨーロッパ・西アジア原産の越年草。研究所のある高知県大月町周辺ではトゲミノキツネノボタンのほかに、キツネノボタン、ケキツネノボタン、ウマノアシガタ、タガラシなどのキンポウゲの仲間が春に黄色の花を咲かせます。この中で一番背の低いのがトゲミノキツネノボタンで、絨毯のように広がって道の脇を埋め尽くしているところがあります。S.N.

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2011年4月 高知県幡多郡大月町周防形 S.NAKACHI

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春の草花8:カキドオシ

2011-04-11 20:54:00 | 陸上植物

春に淡紫色の花を付けるシソ科の多年草。踏んづけると(まあ、葉をちぎってもいいのですが)ハッカのような清涼感のある香りが漂います。長女いわく「歯磨き粉の匂いだね」。そういってしまうとなんかありがたみがありませんね。キンモクセイの香りがとても好きだという友達が「トイレの芳香剤にキンモクセイの香りを付けた奴を訴えたい」といっていたことを思い出しました。S.N.

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2011年4月 高知県幡多郡大月町才角・宿毛市栄喜 S.NAKACHI

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春の草花7:キランソウ

2011-04-10 19:45:00 | 陸上植物

春に鮮やかな紫色の小さな花をたくさん付けるシソ科の多年草。道ばたや田んぼのあぜ道や石積みの垣根など日当たりのよい場所に見られます。「絶対に刈られてなるものか」という意気込みがひしひしと伝わってくるほど、見事に地面にへばりついて生えています。民間薬としてよく知られており、抗菌作用や咳や痰を抑える効果などがあります。生の絞り汁はやけど、切り傷、湿疹などに効くそうです。民間薬として優れた効能を持つことから「医者殺し」「医者泣かし」「医者いらず」といった類の別名を持つ薬草は色々ありますが、高知で「イシャゴロシ(あるいはイシャダオシ)」といえば、このキランソウのことを指します。いつかお世話になってみたいものです。野草で傷を治すとかちょっとあこがれますよね。S.N.

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2011年4月 高知県幡多郡大月町弘見 S.NAKACHI

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春の草花6:ヤマアイ

2011-04-06 23:38:42 | 陸上植物

ヤマアイは葉の深い緑が印象的なトウダイグサ科の多年草。薄暗い林の中などにひっそりと群生する私好みの日陰の植物で、春先に花柄を伸ばし、小さな花を咲かせます。ヤマアイは古事記の時代から用いられている日本最古の染料植物としてよく知られています。由緒正しい野草ですね。このヤマアイを使った染料技法が辻村喜一氏の「萬葉の山藍染め」(染織と生活社、1984年)にまとめられており、いくつかのホームページでもその方法が紹介されていました。いつかチャレンジしてみたいと思っています。S.N.

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2011年4月 高知県幡多郡大月町周防形 S.NAKACHI

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春の草花6:ムラサキケマン

2011-04-05 23:34:00 | 陸上植物

春に特徴的な形をした紫色の花を付けるケシ科(クロンキスト体系ではケマンソウ科)の多年草。大月町周辺では3月の終わり頃から花を咲かせています。ジロボウエンゴサク、キケマンなどと同じキケマン属なので、花の形がそっくりです。日が当たりつつもカラカラに乾きすぎないような「くさっぱら」に生えており、キケマンやジロボウエンゴサクほど「日陰の花」ではありません。小さなマメの莢のような実をつけますが、実や種はもちろん全草に毒があるので誤食に注意です。娘たちと散歩中にこういった毒草を見つけるたびに「いいか!このマメは食うなよ、毒があるから採るのもバツ!」と言い聞かせています。うちの娘たちは食べられそうなものは何でも採ってくる癖(へき)があるので気をつけないとあぶないのです。特に長女はハンターです。私の血を受け継いだのでしょうか。S.N.

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<撮影データ>
2011年4月 高知県幡多郡大月町周防形 S.NAKACHI

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春の草花5:ノミノフスマ

2011-04-04 01:03:15 | 陸上植物

春になると田起こし前の田んぼにはいろいろな植物が生えてきて、段々賑やかになっていきます。その一つがナデシコ科のノミノフスマです。春から夏にかけて田んぼの周辺で小さな白い花をつけるナデシコ科植物はノミノフスマの他にもハコベ(コハコベ)、ノミノツヅリ、ツメクサ、ミミナグサなどいろいろあり、ぱっと見はみんな同じように見えますが、こういうものを見分けられるようになると人生が少し豊かになる気がします。ちなみにノミノフスマのフスマ(襖)は「布団」という意味で、ノミノツヅリのツヅリ(綴り)は粗末な衣服のことだそうです。S.N.

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<撮影データ>
2011年4月 高知県幡多郡大月町才角 S.NAKACHI

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春の草花4:ジロボウエンゴサク

2011-04-03 23:28:00 | 陸上植物

これもタチツボスミレと同様に早くから春を告げる植物です。ケシ科の多年草でとても特徴的な花を咲かせます。あまり日当たりのよくないところを好み、小さな球根のようなもの(鱗茎)で増えていきます。発芽から花を咲かせるまで4年ぐらいかかるそうです。こいつはなんか写真に撮りにくいんですよね。ピントの合わせどころが分からないというか。今年は比較的うまく撮れたと思うのですがどうでしょうか。S.N.

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<撮影データ>
2011年4月 高知県幡多郡大月町周防形 S.NAKACHI

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