西泊うまい会のお弁当です。
水曜日だけ、ここ西泊のお料理自慢のお姉様方が作っておられるのですが、おかずはもちろん、おつけものからデザートまで、すべて手作り♪おまけにごはんは、3種類。炊き込みごはんに大豆ごはん、こうこめし・・・←刻んだたくあん(こっちではコウコとかコンコといいます)とのりのごはん。どれをとっても、やさしい味。
「うまーっ!!」
本日のメニューで私が一番ビビッときたのは、”イワシのチーズ巻き”とよべばいいのでしょうか、チーズと大葉をイワシで巻いて焼いたものです。これは、主婦の私を唸らせる味でした。φ(.. ) メモメモ。
多彩な季節の食材を使い、地産地消を心がけているメンバーのみなさん、いつもありがとうございます。
さて、気になるお値段!!
なんとビックリ!!
これでたったの、400円~~!!
やさしいお姉様方は、醸し出す味だけでなく、お財布にもやさしいのでした。
(じむのナガオカ)
今年はヤマグリをたくさんもらって食べました。娘も何度か妻の実家の近くの山で栗拾いをしたようです。ヤマグリは栽培品種のクリより実が小ぶりですが、甘みが強いので「やっぱりクリといえばヤマグリ」という人も多いのではないでしょうか。
私はもともとクリがあまり好きではありませんでしたが、このヤマグリを知ってから少し変わりました。塩ゆでにしたものが出てきたりすると、けっこうたくさん食べてしまいます。ヤマグリのように「皮を剥いてから食べる食べ物」というのは一度食べ出すと止まらなくなるところがあります。「次々に皮を剥く」という行為自体がなんか楽しくてやめられないという部分もあるのではないでしょうか(これは落花生とか枝豆とか、あるいはカメノテについても当てはまることだと思います)。
また、ヤマグリの実は一つ一つ味が違います。実がぼそぼそでまったく甘みもないものもあれば、透明感のある黄色をしていて味、食感ともにすばらしいものもあります。また、ヤマグリの実にはかなりの確率で虫が入っています。この虫はたぶんゾウムシの一種である「クリシギゾウムシ」の幼虫だと思いますが、虫の入った実は少し変な味がするので、完全にはずれです。このように「あたりはずれ」に一喜一憂できるというのもヤマグリを食べる醍醐味であり、また食べ出すと止まらなくなる理由の一つだと思います。S.N.
以前、ジェイミーがブログで紹介してくれましたが、先週末のカマスフィーバーはかなりのものでした。私は未だに毎日、カマスの干物を食べています。
カマス漁の楽しみは何といっても船の上で食べる生きたカマスの味です。カマス網をあげるとき漁師さんは必ず麦味噌を持っていきます(ご飯を持ってくる人もいます)。船に揚げた生きたカマスをその場で手で裂いて、味噌をつけて食べるのです。いつも新鮮な魚を食べている漁師さんたちも口をそろえて「これに勝る味はない」と断言します。身には強い弾力があり、まさにおモチのような食感です。港に着いてからではこの味は味わえません。海に浮かぶ船の上で座り込んだたくさんおんちゃんたちが、一心不乱に生の魚をむさぼり喰う様は、かなり奇妙な光景です。
下の写真はカマスの塩辛の下ごしらえをしているところです。干物にするために開いたカマスの内臓(胃や腸)を使って塩辛をつくるのです。大量の内臓を一つ一つ丁寧に処理していくのは、かなり手間のかかる作業です。しかし、その味はカツオの塩辛より上品で、これまた絶品なのです。S.N.

今朝、出勤途中に、研究所の前でおばちゃんに呼び止められ、いま畑で採れたばかりの野菜をもらいました。「おばちゃん、この野菜はどうやって食べたら一番おいしいがやろ?」と尋ねたところ、「その大根の葉っぱで漬物を作ったらええよ。作り方分かるかえ?」大根葉の漬物は私も大好物です。ホカホカの白ご飯に大根葉の漬物をのせる、そこに醤油を少し垂らしてかき込む。さらに鰹節やジャコをのせてもいいかもしれません。「お、おばちゃん!ぜ、ぜひ漬物の作り方教えて!」おばちゃんに作り方を教えてもらい、さっそく漬物を作ってみました。今日の夕飯が待ち遠しいです。それにしても、まだ土が付いている野菜を、その日に食べることができる幸せ。田舎で暮らしていると、たびたびこのような贅沢な食卓に出会えます。おばちゃん、ありがとう。(田中)