杉並区長選。
無所属新人の岸本聡子氏が、
4選を目指した無所属現職の田中良氏を僅差で破って初当選の由。
東京23区で、3人目の女性区長さんの誕生。
投票率は37.52%。
因みに前回18年が32.02%、前々回14年が28.79%。
東京新聞の見出しは、「女性が頑張った選挙だった」と。
ボクは、江戸川区住民ですから、
直接的には杉並区政のことは分かりませんが、
*女性の皆さんが積極的に政治に参加すること
*投票率が向上したこと
*水道事業民営化の問題を著書にまとめておられること
*立民、共産、れいわ、社民等々が応援したこと
が素晴しい成果だったと思います。
自公政治を「草の根」で変えていく道筋を示してくれましたね。
さて、一昨日、区立図書館で一冊借りてきました。
堤未果著
沈みゆく大国アメリカ
〈逃げ切れ!日本の医療〉
集英社新書
内容は、アメリカの医療の現状・オバマケアー。
そして、高齢化の進む日本の医療を狙うウォール街と多国籍企業群の強欲資本主義の魔の手について。
今、ウクライナ戦争の影響下、
自民党は短絡的・幼稚な発想で防衛費の増額とか
「敵基地攻撃能力」とか言いだしています。
*原子力発電
*国鉄・電電・専売公社の民営化。
*日本航空の民営化。
*年金・健康保険制度の改正。
*教育改革
*国家戦略特区。
*働き方改革。
*規制緩和・自由化
etc
自公与党の施策は、随分と「国力」を弱めていると思います。
一度立ち止まって「総括」が必要です。
具体的には、次の参院選挙で、
杉並区長選のように野党と市民が協力する。投票率を上げる。
そして、自・公・維・国の議席を一つでも減らす。
しがらみの無い「政治の実現」が、
このお国の「安全保障」の要だと考えますがねー。