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渡辺義雄の眼・1940


横浜の日本郵船歴史博物館で28日まで開催中の「渡辺義雄が写した船」に行ってきました。

渡辺義雄さんは、伊勢神宮の写真を撮影したことでも知られる建築写真家の大先達。
20年代ファンには御茶ノ水駅の写真など、新興写真運動との関係でおなじみだし、
事務所も前川事務所と同じMIDOビルにあるということで、
建築=写真=工業デザインのモダニズムを巡る重要人物でもあります。
その渡辺義雄さんが1940年に新田丸という豪華客船の
竣工記録写真を撮影していた、というだけでも興味深い。



渡辺さんの写真のほか、新興写真運動に関する解説(小コーナーながら充実)や、
三菱造船所の写真班による建造中の客船の写真(ものすごい迫力)など、
博物館の一角で開催されるには何とも勿体無い内容。
通常の入館料(500円)で入れるのでもう日がないですが、
無料で貰えるパンフレットも素晴らしいし、是非お出かけください!!
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
あけおめでございます (N吉)
2009-01-04 21:07:21
この展覧会、そんなすごい人とは知らず、横トリのアフターに寄ってまいりました。
「六大寺大観」とかお気に入りの癖に。

ぷら様の追報がとても詳しくて、当時の状況などよりよく理解することができました。
御礼でございます。
今年は京都オフとか、もしよろしければしたいですね。
今年もよろしくお願いします~。
 
 
 
あけましておめでとうございます! (プラナリア)
2009-01-04 21:41:12
おお、横浜に出没されたのですね。
神出鬼没だなぁ。

追報は、某所で皆様からご教示いただいたからこそでございます。
やはり同好の士というのはありがたいものですねぇ(しみじみ)

あと、京都行きたいですぅ。行けたらその節はよろしく。
(あるいはどうしても行きたくなるような
 イベントを仕組んで頂くも可であります)

本年もよろしくお願いいたします。
 
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