Kyoto Univ. Rowing Club GIRLS !

京大ボート部女子部の公式ブログ☆女子部員が交代で書きます。お楽しみに!

ALBUM

雨とごうちゃんと4本の傘

2007年08月14日 18時14分19秒 | Weblog
すっかり丸焦げの矢島です。
今日は真昼間にエイトのカタマランを運転したので、日光を存分に浴びて、さらにすくすくと育っています。
このままじゃなんとかの丸焼きってやつになってしまいますね。

さて、今日は久々に雨が降りましたね
しかもかなりザーザーと激しく降ったもんだからびっくりしました。
ちょうど降り出した時、私はちひろんとふっきーといにゃばと一緒に
アドリアで遅めの昼ご飯を食べていました。
合宿所を出た時はお日さまもサンサンと照りつけていたのに、
みんなで唐揚げを頬張っているうちにみるみるうちに辺りは薄暗くなり、
そしてついにザーッ
予想以上の降り様に一同びっくり。
「めちゃ降ってるねー」「合宿所に帰れないジャン」という会話を繰り返しながら、
食後の飲み物とサービスデザートを平らげました。
それでもまだ止む気配がなかったので、困った我々は、
「ケーキをご馳走する」という名目上、後輩に傘を持って来させる作戦に出ました。
悪い先輩たちですねー。でもこれに素直に応えてくれる心優しい後輩もいたもんです。

「プルル…」
「はい、京大ボート部合宿所3回生の阪口です」
「あ、ごうちゃん?ケーキでも食べない?
 今アドリアにいるんだけどさー」
「はい、行きたいです。傘を持って行けばいいんですね?」

我々の作戦は全てお見通しだったかのように、
自分から傘の話題を持ち出したごうちゃん。
一同、思わず爆笑してしまいました。
なんて良くできた後輩なんでしょう
ってか、先輩として情けないですねー。
後輩の方が何倍も人間として良く出来てました。気遣いができました。
これも今まで私たちが教育してきた成果!?
なんてね。そんなことないです。
ごうちゃんの中に元々存在する優しさと気配りってやつです。

結局、ごうちゃんとぴらいが手の焼ける先輩4人分の傘を手に
わざわざアドリアまで来てくれました。
みんなでおいしくケーキを食べた後、すっかり晴れ上がってしまった合宿所までの道を
傘をぶら下げながら6人で仲良くトボトボ帰りました。

こんな心優しい後輩達と一緒に楽しく仕事できるのもあとちょっとです。
なんか、彼らがもう私たちの手を必要せずに最高学年として
バリバリやっていくのかと思うと寂しいですが、それと同時にとても頼もしくも思えます。

あとわずかな時間、大切にしていきたいと思います。


京大ボート部PV2014