龍頭岩(ヨンドゥアム)は、済州市内にある海岸にどっしりとそびえ立つ、
高さ10M、長さ30Mの巨大な奇岩です。
約200年前に漢拏山(ハルラサン)の溶岩が噴出してできたもので、
その形が、竜が頭をもたげて海から這い上がろうとしているように見えることから、
この名が付けられたと言います。
島を代表する景勝地の一つです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/b6/8b2dc9522c17298f0eada4867540d386.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/c7/6fb8785457815dbc08a7c2278f24b601.jpg)
この龍の岩にはいくつかの伝説があるようです。
一匹の龍がハルラ山の神霊の玉の数珠を盗んだため、
怒ったハルラ山の神霊は矢を放ち、龍を海岸に突き落とした。
龍の体は海水の下に沈んだまま、
頭だけ水面に出して天に向かうようにして固めてしまったというもの。
また、
龍になって昇天したいと願っていた一匹の白馬が捕まり、
その場で岩になって固まってしまったという説も。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/f0/1f0c77ed4bb38167c388a32a97c44758.jpg)
済州島の特徴を言い表すのに、「三多」と「三無」という言葉があります。
三多とは、「石と風と女の3つが多い」という意味。
火山島であるため、火山の噴火により流出した火山岩が多く、
台風が度々通過する上、季節風の吹く地域であり、
またかつては漁労のため海に出て遭難するなど
男性の死亡率が高かったことに由来しています。
三無とは、「泥棒と乞食と(泥棒を防ぐ)大きな門の3つがない」という意味。
かつての済州島は、厳しい自然環境を克服するため協同精神が発達しており、
この3つがなかったことに由来しているといいます。
その為に韓国本土に住む人々の気性の激しさとは対照的に
性格も温和で純朴だと言われています。
画像は、まさにその「三多」のうちの「風」ですか(笑
髪の毛、飛ぶわ、暴れるわで大変です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/7a/f8737820275879fbc93e084a4cbd5126.jpg)
海はかなり荒れていましたが、
景色が美しくて、本当に綺麗な海でした。
磯の香りが漂ってきます。
私は海のそばで育ちました。
現在住んでいる奈良には海がありません。
たまに旅行などで、海辺の近くに行き「磯の香り」がすると
無性に故郷が懐かしくなります。
春のわかめの解禁の季節は、
干したわかめの香りが風に揺られて強く漂っていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/89/89897a71dd721ab0ef73749f0cbf4dbc.png)
五島列島(ごとうれっとう)は長崎県西部の列島。
東シナ海の東部に浮かぶ島々です。
北側から中通島、若松島、奈留島、久賀島、福江島の五つの大きな島を中心に、
約140の島からなり、西海国立公園に指定されています。
多くのカトリック教会が存在し、キリシタンの香りが色濃く残る島々です。
私の故郷は、その中で一番大きな福江島です。
長崎港からの距離は約100キロメートル。
昭和初期には、全国あちこちから出稼ぎに来る漁船団の東シナ海先端基地として栄えました。
近年漁獲高は減少しているものの、海産物が名物です。
五島列島は多くの島々が本土や他の島とは少し離れた位置に密集しており、
「五島」と総称されるまとまりを形作っています。
島々は連なった山々が海に沈み高い部分だけが残って
溺れ谷となった複雑なリアス式海岸線をもつ地形です。
済州島は、日本では五島列島に一番近く、約180キロメートルの距離です。
つくづく似ているはずです。五島と済州島
済州島は、観光地として栄えましたが、
五島はいまひとつ。
その理由は、本土から五島に渡るには、旅費が凄くかかるのです。
五島へ行くには、関空から福岡空港、福岡空港から福江空港(もしくは長崎空港)と
福岡、ないしは長崎空港で乗り換えなくてはならないのですが
関空から福岡までの航空運賃より、福岡から五島までの空港運賃のほうが高い
つまり、同じ日本ですが、
五島に行くには往復倍の旅費がかかるという訳です。
海外旅行より高い!!!!
淡路島へは、安近短(あんきんたん)で行けますが、
ふるさとへは、高遠長(こうえんちょう)ですか(涙
旅費が高い、場所が遠い、旅行日程を長くしないともったいない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/6d/e3f395c8590063fcc929264885d1da59.jpg)
済州市郊外の丘陵地帯にある不思議な道路、その名も「お化けロード」
上り坂を エンジンを切った車が登りだします。
こうして、自分の足で歩いてみると、
下り坂であるのがはっきり分かりますが
上り坂にしか見えない不思議。
目の錯覚ってほんと不思議です。
新婚カップルを乗せたタクシーの運転手が発見して以来、
観光地になったそうで、ここの道路の手前は渋滞です(笑
結構な数の観光客でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/6f/ce5a1b6e86ff09650fbcc01e2102f428.jpg)
見た目、上り坂なんですけどね。
1日目の観光はこれで終わりです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/4d/a9a575e6855ee5e83d0044ee552483c8.jpg)
宿泊したロッテ ホテル チェジュ (済州) Lotte Hotel Jeju
関空を朝の便で経ち、済州島まで1時間40分
ドライバー・ガイドを付けました。
韓国語はわからないし、ツアーに参加すると、見たいことろをじっくり見れない、
自由に動けない、余計なところに行かなくてはならない(強制的に土産やさん)
ということで、ガイド・運転手つきで観光しようと決めていました。
運転手の「コウ」さんは無口な人でしたが、紳士的
ガイドの「イム」さんは、明るくて勤勉でとても気さくな方でした。
回った観光地
①三姓穴(サムソンヒョル)
②済州島民族自然史博物館
③東門市場(トンムンシジャン)
④龍頭窟(ヨンドゥアム)
⑤お化け道路(トケビ道路)
高さ10M、長さ30Mの巨大な奇岩です。
約200年前に漢拏山(ハルラサン)の溶岩が噴出してできたもので、
その形が、竜が頭をもたげて海から這い上がろうとしているように見えることから、
この名が付けられたと言います。
島を代表する景勝地の一つです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/b6/8b2dc9522c17298f0eada4867540d386.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/c7/6fb8785457815dbc08a7c2278f24b601.jpg)
この龍の岩にはいくつかの伝説があるようです。
一匹の龍がハルラ山の神霊の玉の数珠を盗んだため、
怒ったハルラ山の神霊は矢を放ち、龍を海岸に突き落とした。
龍の体は海水の下に沈んだまま、
頭だけ水面に出して天に向かうようにして固めてしまったというもの。
また、
龍になって昇天したいと願っていた一匹の白馬が捕まり、
その場で岩になって固まってしまったという説も。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/f0/1f0c77ed4bb38167c388a32a97c44758.jpg)
済州島の特徴を言い表すのに、「三多」と「三無」という言葉があります。
三多とは、「石と風と女の3つが多い」という意味。
火山島であるため、火山の噴火により流出した火山岩が多く、
台風が度々通過する上、季節風の吹く地域であり、
またかつては漁労のため海に出て遭難するなど
男性の死亡率が高かったことに由来しています。
三無とは、「泥棒と乞食と(泥棒を防ぐ)大きな門の3つがない」という意味。
かつての済州島は、厳しい自然環境を克服するため協同精神が発達しており、
この3つがなかったことに由来しているといいます。
その為に韓国本土に住む人々の気性の激しさとは対照的に
性格も温和で純朴だと言われています。
画像は、まさにその「三多」のうちの「風」ですか(笑
髪の毛、飛ぶわ、暴れるわで大変です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/7a/f8737820275879fbc93e084a4cbd5126.jpg)
海はかなり荒れていましたが、
景色が美しくて、本当に綺麗な海でした。
磯の香りが漂ってきます。
私は海のそばで育ちました。
現在住んでいる奈良には海がありません。
たまに旅行などで、海辺の近くに行き「磯の香り」がすると
無性に故郷が懐かしくなります。
春のわかめの解禁の季節は、
干したわかめの香りが風に揺られて強く漂っていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/89/89897a71dd721ab0ef73749f0cbf4dbc.png)
五島列島(ごとうれっとう)は長崎県西部の列島。
東シナ海の東部に浮かぶ島々です。
北側から中通島、若松島、奈留島、久賀島、福江島の五つの大きな島を中心に、
約140の島からなり、西海国立公園に指定されています。
多くのカトリック教会が存在し、キリシタンの香りが色濃く残る島々です。
私の故郷は、その中で一番大きな福江島です。
長崎港からの距離は約100キロメートル。
昭和初期には、全国あちこちから出稼ぎに来る漁船団の東シナ海先端基地として栄えました。
近年漁獲高は減少しているものの、海産物が名物です。
五島列島は多くの島々が本土や他の島とは少し離れた位置に密集しており、
「五島」と総称されるまとまりを形作っています。
島々は連なった山々が海に沈み高い部分だけが残って
溺れ谷となった複雑なリアス式海岸線をもつ地形です。
済州島は、日本では五島列島に一番近く、約180キロメートルの距離です。
つくづく似ているはずです。五島と済州島
済州島は、観光地として栄えましたが、
五島はいまひとつ。
その理由は、本土から五島に渡るには、旅費が凄くかかるのです。
五島へ行くには、関空から福岡空港、福岡空港から福江空港(もしくは長崎空港)と
福岡、ないしは長崎空港で乗り換えなくてはならないのですが
関空から福岡までの航空運賃より、福岡から五島までの空港運賃のほうが高い
つまり、同じ日本ですが、
五島に行くには往復倍の旅費がかかるという訳です。
海外旅行より高い!!!!
淡路島へは、安近短(あんきんたん)で行けますが、
ふるさとへは、高遠長(こうえんちょう)ですか(涙
旅費が高い、場所が遠い、旅行日程を長くしないともったいない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/6d/e3f395c8590063fcc929264885d1da59.jpg)
済州市郊外の丘陵地帯にある不思議な道路、その名も「お化けロード」
上り坂を エンジンを切った車が登りだします。
こうして、自分の足で歩いてみると、
下り坂であるのがはっきり分かりますが
上り坂にしか見えない不思議。
目の錯覚ってほんと不思議です。
新婚カップルを乗せたタクシーの運転手が発見して以来、
観光地になったそうで、ここの道路の手前は渋滞です(笑
結構な数の観光客でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/6f/ce5a1b6e86ff09650fbcc01e2102f428.jpg)
見た目、上り坂なんですけどね。
1日目の観光はこれで終わりです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/4d/a9a575e6855ee5e83d0044ee552483c8.jpg)
宿泊したロッテ ホテル チェジュ (済州) Lotte Hotel Jeju
関空を朝の便で経ち、済州島まで1時間40分
ドライバー・ガイドを付けました。
韓国語はわからないし、ツアーに参加すると、見たいことろをじっくり見れない、
自由に動けない、余計なところに行かなくてはならない(強制的に土産やさん)
ということで、ガイド・運転手つきで観光しようと決めていました。
運転手の「コウ」さんは無口な人でしたが、紳士的
ガイドの「イム」さんは、明るくて勤勉でとても気さくな方でした。
回った観光地
①三姓穴(サムソンヒョル)
②済州島民族自然史博物館
③東門市場(トンムンシジャン)
④龍頭窟(ヨンドゥアム)
⑤お化け道路(トケビ道路)