久万美術館のブログ

愛媛県の久万高原町にある美術館です。
展覧会やイベントの情報をはじめ、日々の出来事をつづっています。

美術館のお年玉2010

2009-12-27 19:17:25 | イベント情報

一年もあっという間ですね。みなさま、本年も久万美術館をお引き立てくださいまして、誠にありがとうございました。

久万美術館では、新年1月2日(土)・3日(日)、美術館からみなさまへ感謝を込めて、臨時開館いたします。

さらに、ご来館の方1名につき、美術館からの「お年玉」として下記の特典をご用意しています。

①ぜんざいの無料サービス!(※なくなり次第終了)
☆久万高原町産のアズキと、タカキビ餅またはコキビ餅が入った「物産館みどり特製」のぜんざいです。美味しいですよ!
②絵はがき1枚プレゼント!

どうぞ、初詣の後は久万美術館へ!!

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来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。良いお年を。

★年末休館及び臨時休館についてのお知らせ★
○年末休館:12月28日(月)~1月1日(金)
○臨時休館:1月30日(土)~31日(日)


槐多ーー!!!

2009-12-25 12:48:07 | インポート

先日、来年の特別展「多和圭三―鉄を叩く」展の打ち合わせのため、東京へ。折角の機会ですので、渋谷区立松濤美術館で開催中の「没後90年 村山槐多 ガランスの悦楽」を見に行ってきました。同展覧会には、当館から村山槐多《勺薬》と《紙風船をかぶれる自画像》(官製ハガキ)が出展されています。

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白井晟一研究所設計の素敵な美術館。近づくと…

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看板に当館蔵の《勺薬》がデザインされています!!嬉しい。

展覧会は、本当に素晴らしいものでした。槐多の絵画だけでなく、詩の世界までもが展示空間の中で存分に味わうことができます。味わう―というより、既に見たことある絵も、知っているはずの詩も、初めてのものとして「出会う」ことが出来る、出会ってしまう、そんな展覧会でした。また、いわゆる「夭折の画家」というロマンティックな枠組みに入れ込んで語られがちな槐多の才気が、そのような枠組みなどあっさりと超えてしまうことを体感で知らされるような展覧会でした。一鑑賞者として幸福でしたし、美術館員として勉強にもなりました。図録もマストバイ☆(笑)美しい詩画集です。

あと、当館蔵の槐多《裸婦》が、現在、松戸市博物館「躍動する魂のきらめき―日本の表現主義」に出品されています。槐多見に行きたいけど久万美術館は遠い…と思ってらっしゃった東の方々、これを機会にぜひご覧くださいねー。

どちらの展覧会も、2010年1月24日(日)まで。


モモンガクラブさん来館

2009-12-17 10:41:09 | イベント情報

今週の日曜日、面河山岳博物館が町民有志で結成した生物調査グループ「モモンガクラブ」の12月活動が美術館で開かれました。モモンガクラブさんは、普段は面河地域に生息するモモンガの自然観察(巣箱の設置・見回り)などを行っています。今回は、博物館近辺で採集された木の実や蔓などを使ったクリスマスリース作り。参加者は親子3組、計8人でした。

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リース作りの合間には、山岳博物館学芸員による木の実の説明。さすが自然科学系ですねー。

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お子さんも親御さんも、それぞれ個性が感じられるクリスマスリースを作られてました。子供さんにおいてすら、「個性」って「有難いなぁ」と思っていただけに、楽しく拝見しました


知られざる蔵山展

2009-12-03 20:47:17 | イベント情報

「尋常を拔け居候―知られざる蔵山」展が始まりました。まずは、展示室の様子を。

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蔵山の書11点。六曲一双屏風や双幅もあるので、第2展示室は総て蔵山作品となっています。

ちょうど、先週日曜日からNHKスペシャルドラマ「坂の上の雲」が始まりましたね。「サカクモ」熱が全国的にも、一層高まっていることでしょう。「子規も絶賛☆」というキャッチコピーをつけた本展覧会への関心も、みなさまいよいよ高まりませんか!?

蔵山の書の、何が子規をして「尋常を拔け」ているといわせしめたのか。本展の要点のひとつはここにあります。


イェルクデームスコンサート開催!

2009-12-02 20:39:51 | スタッフより

11月29日、イェルク・デームス(ピアノ)、仲田眞弓(クラリネット)両氏出演のコンサートが当館展示室を会場に開催されました。

当日は小雨にもかかわらず、大勢の方にお越しいただきました。

お陰さまで会場は満席。

ピアノとクラリネットの音色が展示室を包み、会場の皆さんにはとても素敵なひとときを味わっていただいたことと思います。

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イェルク・デームス氏 

  

 

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仲田眞弓氏 

 

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