久万美術館のブログ

愛媛県の久万高原町にある美術館です。
展覧会やイベントの情報をはじめ、日々の出来事をつづっています。

松山観光港出展!

2008-08-31 17:31:35 | お知らせ

この度松山観光港で、久万高原町文化施設3館(久万美術館・久万高原天体観測館・面河山岳博物館)PRのための出展をします。

各館からパンフレットや施設を紹介するパネルなどを持参。久万美術館からは展示している絵画のパネルや企画展のポスターなどを観光港のロビーに設置します。

併せて3館共通で使用できる「入館割引券」も設置しますので、是非ご利用下さい。

出展期間中は館長代行?→Photo_2

が座っています^^ので、かわいがって あげて下さいね。(なお、現在未完成。。。)

こちらは文化施設3館をイメージしたキャラクター    ↓20080831175242_00001_4

 


久万山真景図の風景を目指して

2008-08-30 21:08:37 | スタッフより

2009年度の企画展「Un nouveau regard―ふるさと再発見・久万新映像紀行」の作品制作に向けて、今月27日から写真家の笹岡啓子さんが久万高原町に来町!

笹岡さんは、東京造形大学卒業後、2001年photographers galleryの設立に加わり北島敬三らと共に活動、個展の開催やグループ展も様々な企画に参加、現在「pg press」編集責任者の任にあり、2008年3月には「VOCA展」(上野の森美術館)でVOCA奨励賞を受賞するなど、精力的に活動されている若手女性写真家です。

笹岡さんは今回、久万美術館が収蔵している「久万山真景図」(遠藤廣實という松山藩のお抱え絵師が江戸時代にこの地域を巡って描いた絵巻物)に描かれている風景と同じ場所を選んで撮影しています。

地元の人の話を聞きながら場所を特定。当時の面影を残している場所もあれば、植林されていたり埋め立てられていたりで、中々特定しにくい場所もあります(中にはその場所に行く道が通れなくなっているところも…)。

そんな秘境を目指しての撮影は、明日まで続きます。。。Photo


珍客来館!?

2008-08-16 17:00:01 | スタッフより

昨日、受付のYさんが、「野鳥が美術館の窓にぶつかった!でも生きとるよ。脳震盪おこしとる。」

見に行くと、青色の鮮やかな綺麗な鳥が、あたりを見回しキョロキョロ。

たまたま来館されていたお客さんと我々の目を、一時楽しませてもらったあと、飛び立っていきました。

「カワセミですね。美術館のあるそのあたりにわりと生息しているようですよ。」と面河山岳博物館。

杉林に囲まれた中にあって、外がよく見えるよう、窓を広くとっている当館では、ごくたまにこのようなことが起こります。。。

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企画展映像作品、現地撮影しました

2008-08-11 21:23:36 | お知らせ

8月7日から10日にかけて、稲川方人(いながわまさと)さんによる「中村草田男」映像作品制作のための現地撮影が行われました。

松山市三津浜地区の古い民家や渡し舟、三津浜駅、松山劇場、松前町の港の夕焼け、愛媛県庁本館からみた電車通り、堀端から見た松山城、道後地区のお墓や三津浜の花火大会など、昭和の匂いがする映像を、稲川監督指示のもとフィルムに収めました。

この映像作品は、10月4日(土)から開催の企画展「万作と草田男-『楽天』の絆」にて放映する予定です。お楽しみに!!

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夏休み企画「図書館で美術館!」

2008-08-06 17:36:54 | 展示・イベント

   8月1日から30日まで久万高原町立図書館で、「図書館で美術館! 」と題して美術館が図書館に遊びにいっています! このコーナーには、現在当館で展示している作品から、子供向けの作品をセレクトしたもののパネルや、「くま美こどもワークシート」というクイズシートなどを設置しています。

このクイズシートに記入して美術館に 持ち込まれたお子様にはプレゼントを用意しています。このクイズシートは美術館内にも設置していますので、ぜひ大人のかたもチャレンジしてみてくださいね。

Tosyo 


写真展 

2008-08-03 19:09:55 | お知らせ

明日より、来年の写真展「Un  nouveau  regard―ふるさと再発見・久万新映像紀行」のために、写真家 高橋あいさんが久万に来られます。

高橋さんは、1980年東京生まれ。多摩美術大学情報デザイン学科卒業後、同学科の副手として港千尋氏のアシスタントを努め、現在は東京藝術大学美術学部の修士課程に在学中の若手写真家です。

高橋さんの写真は、市中にありながらも、人の気配がなくなってしまいそうな場所をとらえます。しかし、それでも消えてはしまわないだろうと思わせる人の存在の強さを写し取るところが、とても印象的な作家です。

そんな高橋さんが、いわゆる「限界集落」の問題が深刻な「地方」である久万高原町をどのように写すのか、とても気になるところです。


写真展開催に向けて

2008-08-02 13:54:21 | お知らせ

久万美術館では、2009年度の企画展、「Un nouveau regardふるさと再発見・久万新映像紀行」を開催するため、ただいま準備をしています。

この企画展は、久万高原町の人や自然などの風景を、東京の写真シーンで活躍する三人の若手女性写真家が撮りおろします。都会派の映像感受性を持った彼女たちが、その風景を「旅人」の眼で見たとき、見慣れたはずのふるさとの風景が新しく再発見されるのでは、という試みです。

開催は来年度ですが、久万高原町の四季を織り交ぜた作品を制作するため、写真家には今から撮影に取りかかってもらっています。

今日も、写真家の一人、萱原里砂さんが撮影のため現地をまわっています。

萱原さんにとって、久万高原町はどう映っているのでしょうか…。

今回の撮影は明日まで続きます。。。Photo_6