久万小学校2年生のみなさんが生活科の町たんけん学習で来館されました。
今回は野間仁根の幻想的な絵を鑑賞し、物語を創作してもらいました。
豊かな想像力で物語を創っていく子供たち。
さすがです。
またいらして下さいね。
2012年7月16日（月）～18日（水）は、施設管理のため臨時休館いたします。ご迷惑をおかけしますが、ご理解・ご協力の程よろしくお願い申し上げます。
上浮穴高校の2学年の生徒さん10名が、総合学習の地域職場訪問で来館しました。
事前に学校からいただいた文書によると
「この学習の中で、生徒に働くことや職業への現実に立脚した認識を育むとともに地域理解をさせたいと考えております。」
とのことで、この日は学芸員が仕事の内容の説明と施設見学の案内をさせていただきました。
この学習を通じて久万高原町に美術館があることの意義を考えてもらえたらうれしいなと思いました。
久万美アート夜話（第6夜）につきまして、都合により開催日とテーマを下記のとおり変更します。
開催日
（変更前）2012年6月16日（土） 午後7時から
→（変更後)2012年6月30日（土） 午後7時から
テーマ
（変更前）「地域を創る美術館」－美術館の運営について
→（変更後）映画について
本日より、「野間仁根の〈幻〉」展が始まりました。
野間展は、第2・3展示室で行っています。まずは、第2展示室の様子。
昭和4年の第16回二科展で二科賞を受賞した初期の代表作、《ぜ ふうるむうん》（愛媛県美術館蔵）を中心に、夜の夢のような、おとぎの世界のような野間ワールド。
他方、第3展示室は真昼の夢。《小鳥は楽しく鳴いている》（今治市吉海郷土文化センター蔵）など現実世界を具体的に描きながらも、どこか別世界の気配を感じさせる不思議な作品を中心に展示しています。
野間仁根というと、一般に瀬戸内の風景を明るく伸びやかに描いた作風で知られていますが、今回は少し視点を変えて、野間仁根の見せる不思議で少し妖しげな世界―幻―をお見せします。
会期は8月29日まで。ぜひ、野間仁根がとらえた幻を見にいらしてくださいね！
当館所蔵の作品《真崎の渡》は、「近代洋画の開拓者 高橋由一」展出品のため、現在当館にはありません。
《真崎の渡》は当館を代表する作品の一つであり、作者の高橋由一は重文《鮭》で知られる日本で最初の本格的洋画家です。
半年にわたる不在でご来館の皆さまにはご迷惑をおかけしますが、お近くの方はこの機会にぜひご覧ください。
高橋由一展は下記の日程で開催されています。
東京藝術大学大学美術館
2012年4月28日（土）から6月24日（日）
山形美術館
2012年7月20日（金）から8月26日（日）
京都国立近代美術館
2012年9月7日（金）から10月21日（日）
「完結、井部コレクション」展も本日が最終日です。
最終日となると一抹の寂しさのようなものを感じます。
今回の展示はコレクション展（館蔵品展）ではありますが、同じ作品を全く同じ見せ方で展示することは二度とありません。展覧会はやはり一期一会なのだと思います。
三坂道路の開通効果もあり、多くの人にご覧いただけたのは大変嬉しいことです。
次回コレクション展は6月9日（土）から。特集展示は愛媛出身の洋画家 野間仁根（のま・ひとね）です。ご期待ください。