10月25日、第2回目の万作監督映画「國士無双」の上映会を行いました。
今回はもっとゆったり座っていただけるよう、上映場所を前回の研修室からロビーに移しての上映でした。
「國士無双」は無声映画ですが、字幕がテンポ良く出てくるので、物足りなさは感じません。返って皆さん集中してご覧になっていたようです。思わずクスクスと笑いたくなるようなこの映画、なんだか癒されます＾＾。
さて、次回のイベントは、11月1日。
午後2時からは、「旧制中・旧制高の校歌・寮歌コンサート」。松山東高等学校コーラス部が出演します。
午後3時からは、ギャラリートーク「よもだの系譜」を開催。中山高等学校教諭の小西昭夫さんにご講演いただきます。
お楽しみに！
現在展示している展示作品の中から、今回メインの一つとして放映しているもう
一つの映像作品について紹介します。
狩野志歩 《シノノメ オモゴ イシヅチ へ》 上映時間約15分
この作品は、中村草田男が伊丹万作との友情を描いたといわれる「夜桜」の舞台
である東雲神社（シノノメ）を起点とし、京都にいた万作が一時松山に帰った際に
遊んだ面河渓（オモゴ）、石鎚山（イシヅチ）を旅するような構造になっています。
所々に挿入されるモノクロのフィルム映像は、万作の初期作品「国士無双」の一
部です。
京都で撮影された風景シーンと、愛媛に残る自然とが深く融け合うように重なって
ゆく。それは、今は亡き万作がカメラを通して見た光景と現代に生きる私たちの視
線が交差する瞬間でもあります。
久万美術館の館内をご覧いただいているwebカメラが故障のため、現在入院中です。
修理が出来次第職務に戻りますので、しばらくの間ご迷惑をおかけいたしますが、ご了承下さい。ｍ（_ _）ｍ
本日午後2時から館内にて、京都造形芸術大学名誉学長・比較文化研究の第一人者である芳賀徹氏を講師に迎え、ギャラリートーク「草田男と絵画」を開催いたします。
このトークの様子は久万美術館HPのwebカメラにてご覧いただけます。
なお、音声は公開されませんので予めご了承下さい。
10月17日午後5時から放送のNHK松山放送局 番組「ほりのうち５」に、当館の学芸担当Jが生出演して、現在開催中の企画展のご案内をいたします。ぜひ、ご覧下さい！
なお、残念ながら全国放送ではございませんので、予めご了承下さい。m(_ _)m
10月4日は、午後1時から関係者を招待し開展式を開催しました。
式典の後、午後1時30分から一般公開。
久万文化協会裏千家茶道部によるお茶
席も設け、ゆったりしたひとときをお楽し
みいただきました。
午後2時30分からギャラリートーク「万作
と草田男の世界を語る―映像作家の視
点から」を開催。講師の稲川方人・狩野志歩両氏に、聞き手の林浩平氏を交えな
がら、二人が制作した過去と現在が交差するような不思議な作品についてお話い
本展覧会は11月24日まで。
次の展覧会関連イベントは、10月19日（日）午後2時から、ギャラリートーク「草田男と絵画」（講師：芳賀徹氏）を開催します。お楽しみに！
企画展〔万作と草田男―「楽天」の絆〕は、10月4日午後1時30分から一般公開です。
という訳で、オープンに間に合うよう只今作品展示作業に奮闘しております。。。
さて開展当日は、一般公開の後、午後2時30分からギャラリートーク「万作と草田男の世界を語る―映像作家の視点から」を予定しておりますが、ここで１つうれしいお知らせがあります。
講師の１人、稲川方人さんからのお申し出により、 このギャラリートークに合わせて、 歌唱／祥子-SHOKOさん、作曲・演奏／二瓶龍彦さん によるミニライブが急遽行われることになりました。このお二人は、草田男をイメージした短編映画『CLASS OF 1916』（稲川方人監督）でも歌唱と演奏で出演しています。
詳細は、当日のお楽しみ。10分程のライブだそうです。
