久万美術館では、この度新しいミュージアムグッズとして、米バッグ(MAIバッグ)を作成しました!
耐久性に優れた米袋。久万高原町では以前、使い終わった米袋は一般のごみ捨て用の袋に利用されていました。しかし、近年は指定ごみ袋の使用が義務付けられたため、ごみとして捨てられています。そこで、米袋のリサイクル例として作成したのが、米袋を活用したトートバッグ(名称:米(MAI)バッグ)です。
実はこのバッグ、3年前に町内のTさんが原型を考案、美術館受付のSさんが現在の形に仕上げてくれました。
しかし、なぜ美術館が米袋バッグを?と思われる方も多いかもしれません。「美術」の特徴の一つに、「ものの見方を変える」力があり、それがアートの領域にのみ通じるものではなく、地域振興にも生かせるのではないかと考えたからです。
30kg米袋を用いたバッグ(大) 500円/ 10kg米袋を用いたバッグ(小縦型・小横型) 300円
地元新聞に大きく紹介されたことで反響は大きく、多くの方がお買い求めしてくださってます。また、美術館内で販売するだけでなく、久万高原町内の生産者の方々などにも講習もしています。さらに、将来的にはワークショップや米バッグコンテストなども計画しています。
いつかこのバッグが、自然豊かな町・久万高原町の農産物を入れる「地域ブランドバッグ」になれればいいなぁと願っています。