goo

お天気 曇り 気温 5℃

曇り空で時折粉雪もちらつく寒い一日です

今朝野田村に着いてからカメラを構えても、電源が入りません。あれ?、夕べ電池充電していて電池装着するのを忘れて来てしまいました。もう一度自宅へ戻りました。

野田村役場前には二戸市からの炊き出し?ボランティア団体、唐揚げ焼き鳥の皆さん見えていました。たくさんの被災者が列を作っています。専用大型バスの中で作ります。一パック、買えば値段が張りそうなボリュームです。

B001 B002 B003 B004

役場前から消防署、岩手銀行周辺もかなりガレキの片づけ進んでいますが、周りを見るとまだまだガレキの山積みが見えます。そのガレキを運び出すトラックがひっきりなしに出入りしています。

B005 B006 B007 B008 B009 B010 B011 B012 B013 B014 B015 B016

山門前の「さかや(佐藤家)」さん宅も一階が破壊されています。画像内に見えるでしょう、鴨居上水跡が、そこまで津波高があれば人間なんてひとたまりもありません
このさかやさんは、野田村でも歴史のある宅で知られています。佐藤家は宇部町の偉人小田為綱とも縁があり裏側にあった白壁土蔵蔵(くら)は、宇部代官所の古材を使用して建てられたものである。東北地方太平洋沖地震の平成の大津波で流失した旭町住宅街、この方向から防風林、三陸鉄道の線路、そして国道45号線をのり越え野田村商店街に一気に押し寄せました。三階(天守)からの取材許可を受け、町並みを眺めてみました。

野田村では(記録参考)
明治29年の大津波、死者261人、負傷者62人、流出家屋411戸
昭和8年の三陸大津波では、死者8人、負傷者7人、流出家屋58戸
そして今回と、これまで三回津波の被害を受けています。でも今回、旭町で自宅を流失した事務局の知り合いの彼は、建物が流失し基礎だけになってしまった場所で使えそうな物を拾い集めながら「また此処に家を建てる」と話していました。やっぱり自分の旭町は、彼の住む離れられない場所なのでしょう。

B017 B018 B019 B020 B021 B022 B027 B028 B029 B030 B031 B032 B033 B034 B035 B036 B037 B038 B023 B024 B025 B026 B027

コメント ( 0 ) | Trackback ( )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« お天気 晴れ... お天気 晴れ... »