求人数が増えたけど、素直に喜んで良いのか？

大卒求人数がバブル期並み　０６年、約７０万人 (共同通信) - goo ニュース２００６年卒業予定の大学生・大学院生に対する全国の民間企業による求人総数が６９万９０００人と、バブル経済がピークに達しつつあった１９８９年の７０万４０００人に迫る水準に達したことが、民間調査機関のリクルート・ワークス研究所の調べで３１日分かった。昨年の調査と比べ１７・１％増と大幅な伸びで、同研究所は要因について（１）景気回復による企業側の求人意欲の活発化（２）個人情報保護法の施行などで派遣社員などに置き換えられない人材需要が発生（３）団塊世代の大量退職が始まる２００７年問題への対応と将来の少子化への備え－などを指摘している。

ここのところ、就職難とかでたいへんだったが、どうやら今年は良いようだ。
でも、今「ニート」だの「ネオ・ニート」だのと若者の就職離れが進んでいるので、どうなんだろう？
働く場所があっても、すぐにやめてしまったりするのも事実。
ＪＲ福知山線での事故の運転手もそうだったが、仕事のプレッシャーとかで、最近「うつ病」になっている人が急増していると耳にした。
生きていくためには、働かないといけない。
体を壊したら何もならない、でも食べていけなければ、生きていけない・・・と負のスパイラルを感じる。
良い関係で良い仕事ができる。これが理想なんだろうけど、今の社会では難しいのかな。

だから、この調査をみて、「ああ、少しは景気が良くなってきたのかな」と簡単に喜べない。