寝かせてくれ！２

さーてさて、
嫌な予感は的中して、やっぱりたんぽぽちゃんをお出迎え～
でも、さすがに今回はたんぽぽ父がお迎え！になったので、先生もあわてたらしい。

それより何より一番びびったのは、たんぽぽだったらしい。
保健の先生に「たんぽぽちゃん、お父さんがお迎えっていったら、ものすごく顔色悪くなったんだけど・・・」
といわれたらしい。

たんぽぽは父が来ることを非常に嫌がっているのだ。
この父、たんぽぽゆずりで結構良いボケかましてくれるんだ。
小６のころ、やっぱり体調崩して、たんぽぽをお迎えに行ったときのこと、
保健室に入るなり「こんにちは。たんぽぽのおとうさんです！」と言ってのけたらしい。
普通は、「６年のたんぽぽの父ですが・・・」というだろう。なのにいきなり「お父さん」だもんな・・・
でまた、ベッドで寝てたたんぽぽに「オマエ、仮病じゃネェの？お父さんなんか、体温計をシーツにこすり付けてよく体温ごまかしたもんだ、あーははッ！」
と、とんでもない話をしてしまったそうな。
それ以後たんぽぽは、
「もし、私をお迎えにくるんだったら絶対おかあさんにしてよね！」ということになったわけだ。

なもんだから、おとうさんが迎えに来ると聞いた瞬間、
おそらくたんぽぽの頭のなかでは
「地獄の黙示録」のあのテーマ曲が流れていたんだろうな・・・
想像するだけでも笑えるｗ

それと、
もうひとつ。
たんぽぽは父親似なのだ。
それをどうも悟られたくないようなのだ。
オイラに似てるといわれるのは、まだ許せるらしいが。（最近では嫌といっているらしい）
昔から、「たんぽぽちゃんはおかあさんによく似てるのね」
といわれるのだが、ひとたび父親を見た瞬間、
「今までおかあさんによく似てると思ったけど、本当はお父さんそっくりだったのね」
と撤回されっぱなし半生を送ってきたからだ。
まそっくり！瓜二つ！生き写し・・・ま、とにかくそれくらいよーく似てるらしい。
まぁ、しょーがないよね・・・アンタの父親なんだからさ。（笑）

で、父今回は何もしなかったんだろうな・・・と思って聞いていると、
まったく、何だかしょーもないこと言って、みんながしらけちゃってるのがわかったら、小さい声で「なーんてね」って言っちゃって、訳わかんないし
と怒り気味。
でも、今回はちゃんと「たんぽぽの父です」って言ったじゃネェか！
と、逆切れしてるし。

オイオイ、出稼ぎ場に来てまで親子ゲンカすんなよ・・・

それで、おなかは？
うん、やっぱり右のここんとこが・・・としきりに「私は盲腸」と言いたげな様子
ふーん
でも、盲腸がそんなにヘラヘラ笑っていられっこねぇよ
だって、かわいそうだから「何か飲むか？」って聞いたらさ、普通ほんとに腹痛かったら、「そんなものいらねぇ」っていうじゃん。コイツ「うーん、スポーツドリンク！」だって。指定するか？
・・・
いいじゃん、「何飲む？」って聞いたのはお父さんじゃん
ま、それだけ文句たれられるんだから、盲腸じゃないね。
なんで？
盲腸だったら、今頃余りの痛さにのた打ち回っているし、ゲーゲー吐きまくってそれどころじゃないからね。
ま、３時３０分から午後の診察が始まるから、早めにいってみてもらうんだね。
そう、そして今日は歯医者だからね。
わかった・・・

ということで、
ものすごく気が合う２人で、病院に行きました。

続きは・・・
このあとすぐ