木蓮、帰るの巻（戻り）

あっというまの２泊３日。
もう、帰るんかぁ・・・

山梨にいると、結構シャン！とせんといかんって
いつもどこか思っているんだけど、
やっぱり、実家。

のほほ～ん・・・と３日ボーっと過ごせるわけでは全く無い
（悲しいことに、実家に帰ってもご飯を作ったり掃除したりと変わらないのだ）

のだが、
気分的にアレは何なんだろうか？
ホーッとしてしまうんだな・・・

妻でもなく、嫁でもなく、きっと娘に戻れる唯一の空間だからかも知れない。

だから、山梨に戻らなければ・・・
となると、一抹の寂しさはいつもある。

娘から妻であり母親に戻る瞬間にあたる、
車に乗り込むときが一番複雑な心境に襲われる。

いっつもここで必ず心が揺れるんだな・・・

しかーし
それも３０分もすれば、
モードは切り替わり・・・
いつものバリバリ木蓮に戻るわけだ。
わーはっはっ！



だけどだ、
珍しく渋滞に巻き込まれている今回の帰省。
昭島の橋を渡っている最中なんだけど、
見事に渋滞。
う、うごかない・・・
流れは逆なはずなのに・・・

この写真は、談合坂のサービスエリアでのもの。

本来なら、山梨なんだからすいているはず・・・
なのに、今回はこんなに人であふれかえっている。

たんぽぽらは「ハーゲンダッツ」のアイスクリーム買っていたんだけど、
オイラはどうしてもバニラのソフトクリームが食いたくって、別行動になったら、
一人迷子になってしもうた。

こんなに混んでいるから、探すのも面倒。
ま、いいやあ。一人でも。
ということで、一人外のベンチでソフトクリームを食べ食べ、恒例のマンウォッチング。

まー、犬をつれたカップルや夫婦、ファミリーの多いこと。
昔は番犬だったのにね、今じゃ家族並み、いや家族同然。
旅行先にくっついていくのは当たり前の世界のようだ。

よく、飼い主に似るという言葉があるが、
面白いもので犬なのに、一番大事に面倒を見てくれる飼い主の顔に、
何となく似ているように見えるってんだから面白い。

中型のプードルみたいな犬だったんだけど、
奥さんらしき人があとからやってきたら、
もう尻尾が振り切れるんじゃないか？ってくらいにふっていて、
２本足でたってその女性に抱きついたその顔が、
奥さんそっくりに見えたんで、思わずソフトクリームを落としそうになった。（爆）

そーんなことを見ていて、
中にはもっと面白いことあるかも・・・
と思って、売店の中に戻るとたんぽぽらに会った。

ほらな、おかあさん、別になんともないだろ？
と旦那。
一人でも全く不自由しないオイラだってことを、一応理解しているようだ。
いや、ただ面倒だから放って置いたのかもしれない。
ま、さめた夫婦だから、こんなもんだぁ～