ひんここ 祭り (11月23日)
素朴な人形劇です。(500年の歴史が有るそうですよ~)
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大矢田神社の祭礼当日、お旅所のある小山の山腹で演じられる人形劇である。
地上10メートル程の山腹に幕を張り、その上に人形を出して使う棒あやつりの一種で、
人形の大きさは150センチメートル程である。「ひんここ」というのは、お囃子より出た呼び名で、
笛、太鼓、摺鉦(すりがね)で単純な節を繰り返す中を須佐之男命の大蛇退治が演じられる。
人形は籠に紙を貼って目、耳、鼻、口を書き入れて顔とし、着物は案山子の様な素朴なものである。
これを棒で支え、大きく振り動かして使う。頭に冠をつけた禰宜どのの指示で種を蒔く人、耕す人、
弁当持ち等十数人の人形が動いている所へ大蛇が現れて一人づつ農民を喰っていく。
最後に残った禰宜どのが神に変身して大蛇を退治するところで劇は終わり、
お旅所の神輿は大急ぎで本殿に還御になる。(美濃市観光課 ホームページから引用)
室町時代から続く五穀豊穣を祈る素朴な人形劇ですよー
農民12体 田を耕す人・麦を蒔く人・砂かける人・弁当持ち 等々
お囃子が「ヒンココ チャイココ チャイチャイ ホーイ」と
聞こえたことから 略して「ひんこここ」 名が付いたと言われています。
「ヒンココ チャイココ チャイチャイ ホーイ」という掛け声とともに
12体の農人形や大蛇、スサノオノミコトが登場します。
農民が 麦蒔きをしている所です
大蛇(おろち)」が現れ 農民全員を飲み込んでしまいます
祢宜から変身した須佐之男命が登場し,激しい戦いの末大蛇を退治する
私が着いた時には お宮の関係者だけだったのに 始まる時間になったら
何処からか大勢の人が集まって来ました。
この人形は頭と胴が美濃和紙を貼った竹ひごの籠で,山柿の渋を何度も塗って作った物で着物や
袴は地元産の絹や木綿でできているそうです。
平成11年国選択無形民俗文化財に指定されました。