これは是非ご覧下さい
2010/2/15(月) 午前 4:15
高知白バイ事件を支援してくれている方は実に幅広い。 右も左もなく高知白バイ事件に関わった警察や司法に疑問を持ってくれているからだろう。 もっとも、認めるか認めないかは別にして思想・信条によって事実が変るこ ...すべて表示
2010/2/15(月) 午前 4:15
高知白バイ事件を支援してくれている方は実に幅広い。 右も左もなく高知白バイ事件に関わった警察や司法に疑問を持ってくれているからだろう。 もっとも、認めるか認めないかは別にして思想・信条によって事実が変るこ ...すべて表示
冤罪を無くすためには多少の真犯人を逃しても良し
捜査費追及攻め手欠く
県警捜査費の一部を違法・不当などとした県監査委員の特別監査報告。「クロ判定」を受けた県議会の対応は「県警の内部調査に期待する」という“紳士的”な意思表明(決議)に落ち着いた。
監査報告に異を唱え、「内部調査を基に不正の有無を判断する」という考えを繰り返す県警本部長と県公安委員長に、各会派は質問の矢を浴びせたが、報告書以外の“攻め手”を持ち得ない。
捜査費の執行権限も知事の手にある以上、決議で物申す以外に有効な選択肢は見いだせなかったが、特別監査請求の際に見せた「全会一致」はならなかった。
内部調査への信用の置き方や事実解明を求める手法はまちまちで、4会派が所管の常任委員会に提出した各決議案は結局、調整を断念。ひとまず県警の自浄作用を見ようとする自民と「県警性悪説」を採る共産会派との溝が埋まらず、他会派は過半数が必要な決議案可決へ自民案で妥協した格好だ。
一枚岩となるべき場面でそれが実現できなかった背景には、県議選を1年後に控えた状況を指摘する声もある。議員間にはそれぞれに利害得失の思惑が交錯。議員に割り当てている監査委員ポストにも、今回は手を挙げたがらなかった。(政治部・岡林直裕)
捜査費の違法・不当な支出等の解明を求める特別決議 全文
平成17年6月定例会で議会は全会一致で監査委員に特別監査を請求し、その後知事も特別監査の請求を行うこととなった。
請求を受けた監査委員は、悉皆(しっかい)調査などを基本に臨んだが、支出先の捜査協力者などへの直接的な確認を行うことができず、また多くの支払証拠書類がマスキング(黒塗り)され、県警から全面開示を受けないままでの監査となった。
制約の中、監査委員は捜査費の特殊性を踏まえつつ、県警組織全体の問題点を解明するとの視点に立って監査を行い、その監査結果報告書の内容や対応については、大いに評価する。
特に、個々の捜査員の告発証言を追及するようないわゆる「犯人探し」は監査委員の指摘通り慎むべきと考える。
今回、監査結果報告書が提出され、県民の県警捜査費の使途への疑惑や不信は、これまで以上に深くなっている。
ついては県警に、県警組織全体の問題点を解明するとの視点に立って、監査結果報告書の監査の意見を踏まえた内部調査を求めるものであり、その調査結果を通じて、これまで以上に県民から信頼、支持される組織となるよう大いに期待する。
併せて、県警を管理すべき公安委員会には、県警が行う内部調査について十分な指揮と管理を行い、必要な場合には、公安委員会の権限と責任において、県民や議会が信頼できる調査結果となるよう求める。
(2006年3月18日・朝刊)
現在、片岡晴彦さんは刑務所にいますが、支援する会は、高知白バイ事件の再審のために署名活動中です。enzaixは、十万人(以上)の署名が必要と思っています。
皆さん、時速10キロメートルで2メートルのブレーキ痕の写真を主張する高知県警がおかしいと思ったらぜひ、署名をお願いします。
署名はこちらから→「再審請求への署名活動」