雑記録X

備忘録

12月18日(金曜日) 明日!!スーパー...

2009-12-18 22:21:54 | 雑記録

12月18日(金曜日) 明日!!スーパー...

2009/12/17(木) 午後 7:43

明日、テレビ朝日スーパーモーニングで取り上げていただくことになりました AM8:00~9:55の中で放送していただけます 今回はネガ・証人尋問・県議会と盛り沢山の内容となる予定です 現段階では放送確定! 大 ...すべて表示すべて表示

http://blogs.yahoo.co.jp/toshikazu2355/31021037.html


白バイ事件の地元、高知新聞一面に「布川事件再審確定」の大見出しあり

2009-12-18 15:52:05 | 雑記録
白バイ事件の地元、高知新聞一面に「布川事件再審確定」の大見出しあり。PPMさんのコメントから。
2009.12.18 Friday
PPMさんのコメント掲載させていただきます。

平成21年12月16日、白バイ事件の地元、高知新聞一面に「布川事件再審確定」の大見出しあり。
その下に「誤判の原因洗い直せ」と解説記事。
文末にはこうある。

「・・。市民参加の裁判員裁判が始まった今こそ、捜査と公判の問題点を洗い直すべきだ。」

どこが市民参加なら、参加はさせられちゅうがぜよ、みずからの意志で参加しちゅうのがじゃないぜよ。
一番の問題は裁判員だけじゃ刑は決めれんのがぜ、それを知っていいゆうのがかえ。

捜査と公判の問題点ち、逃げ口上もええところよのお、おまん等は率先して捜査と公判に関わるドクソバカ官僚のお先棒担ぎの提灯持ちじゃいか。

同んなじ灯りでモノを見るき影も姿も一緒に見えるのがよ、立ち位置が一緒じゃいか。
こんなあたけた文章でお茶を濁そうちそうはいかんぞ、解説を書き直せ!


|| PPM | 2009/12/16 2:10 PM ||

<西松建設違法献金>初公判で大久保被告は起訴内容を否認

2009-12-18 15:45:11 | 雑記録

<西松建設違法献金>初公判で大久保被告は起訴内容を否認

 準大手ゼネコン「西松建設」の違法献金事件で、政治資金規正法違反(虚偽記載など)に問われた小沢一郎・民主党幹事長の公設第1秘書、大久保隆規被告(48)は18日、東京地裁(登石郁朗裁判長)の初公判で「政治団体からの寄付で西松建設からとは思っていない。政治資金規正法に違反するとは考えていなかった」と起訴内容を否認し、無罪を主張した。(毎日新聞)
[記事全文]

スーツ姿、一礼して地裁へ=初公判で大久保被告 - 時事通信(12月18日)

◇争点と被告側の方針
午後、小沢氏秘書初公判 検察側と弁護側が全面対決へ - 争点は(1)寄付の主体は西松建設か(2)被告は寄付の主体が西松と認識していたか(3)起訴が公訴権の乱用にあたるか。産経新聞(12月18日)
大久保被告、無罪主張へ=起訴内容全面否認の方針-小沢氏秘書初公判・東京地裁 - 献金を西松のダミー団体からのものだと認識していたかが最大の争点。時事通信(12月18日)
検察側、「ダミー」認識示すファクス提出へ - 読売新聞(12月17日)

・ [図解]小沢民主党代表の資金管理団体をめぐる違法献金事件の構図 - 時事通信(3月3日)
事件の概要 - 関連情報エリア

◇西松建設と二階氏の秘書の事件は略式起訴で決着
西松献金 二階氏秘書を略式起訴 100万円略式命令 - 毎日新聞(12月9日)
二階氏「まるで西松の顧問」 “癒着”30年も捜査に幕 - 産経新聞(12月9日)
西松建設の違法献金事件 - Yahoo!トピックス

・ [用語]公設第1秘書 - 読売新聞

田村耕太郎参院議員、自民離党へ…衆院選後初

 自民党の田村耕太郎参院議員(46)が18日、離党の意向を固めた。

 同日午後、東京都内と鳥取市でそれぞれ記者会見して正式表明する。8月の衆院選で自民党が惨敗し野党に転落してから、同党の現職国会議員が離党するのは初めて。(読売新聞)
[記事全文]

自民党 田村耕太郎参院議員が離党を表明 - 毎日新聞(12月18日)
自民・田村氏が離党へ - 時事通信(12月18日)

田村耕太郎 - みんなの評価も。Yahoo!みんなの政治
kotarotamuraはTwitterをつかっています! - Twitter

◇来夏の参院選での公認申請がされていた
自民、参院鳥取に田村耕太郎氏 - 産経新聞(11月18日)

◇衆院選落選者ではすでに離党者
自民の篠田前議員が離党届 元小泉チルドレン - iza(11月17日)

◇現職で引退を決めた議員も
荻原健司参院議員 「再選に不安」次期参院選に立候補せず - 毎日新聞(12月9日)

インフル、7週間ぶり警報レベル下回る

 国立感染症研究所は18日、全国約5000医療機関を対象にしたインフルエンザの定点調査で、最新の1週間(12月7~13日)に新たに受診した患者数が1医療機関当たり27・39人で、2週連続で減少し、7週間ぶりに警報レベルを示す30人を下回ったと発表した。(読売新聞)
[記事全文]

インフル定点当たり2週連続減―全国、30を下回る - 医療介護CBニュース(12月18日)
<新型インフル>全国の患者数が2週連続減少 国立感染症研 - 毎日新聞(12月18日)

◇「ピークを過ぎつつあると考えられる」
インフルエンザ流行レベルマップ - 国立感染症研究所 感染症情報センター

◇世界では
新型インフル死者、1万人超に=WHO - 時事通信(12月17日)
新型インフル死者、8700人超=北米はピークに到達-WHO - 北米では「新型感染が依然広がっているものの、過去3~4週間に流行のピークに達したもよう」。時事通信(12月5日)
世界の流行地図(英語) - WHO
新型インフルエンザ感染者数・死者数(世界各地域) - 社会実情データ図録

◇関連トピックス
新型インフルエンザ(H1N1) | インフルエンザ - Yahoo!トピックス

「修復的正義は機能しないのか~高知白バイ事件の真相究明を求める~」

2009-12-18 12:16:46 | 雑記録
週刊金曜日2009.12.8
第20回「週刊金曜日ルポタージュ大賞」佳作
「修復的正義は機能しないのか~高知白バイ事件の真相究明を求める~」
山下由佳

http://www.kinyobi.co.jp/consider/consider_newest.php

来週発売の週刊現代

2009-12-18 10:50:50 | 雑記録
 高知市内の書店で「あの時バスは止まっていた」売り切れてます。

 出版社にも在庫はありません。

 支援する会が購入した150冊も残り5冊ほどです。

 増刷してもいいんじゃないかなと思っているのですが、出版業界に詳しくないのでよくわかりません。


 その「あの時バスは止まっていた」が週刊現代のお勧め書籍ノンフィクション部門で第9位にランキングされたようです。

 週刊現代 来週火曜日発売です。

 プレミアがつかないかしらん・・・・


 ソフトバンク出版様

  増刷をお願いします。

最新の話題

2009-12-18 10:40:35 | 雑記録

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「文化」のランキング

2009-12-18 10:37:31 | 雑記録

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偽装献金 首相が上申書署名 週明けにも元秘書起訴

2009-12-18 10:09:27 | 雑記録

偽装献金 首相が上申書署名 週明けにも元秘書起訴

 鳩山由紀夫首相の資金管理団体「友愛政経懇話会」を巡る偽装献金問題で、鳩山首相が東京地検特捜部に提出する上申書に署名したことが関係者の話で分かった。「過去数年間にわたり偽装献金をうかがわせる状況はなかった」などと関与を否定する内容で、代理人を通じ一両日中にも提出する。これを受け特捜部は週明けにも、会計事務担当の元公設第1秘書を政治資金規正法違反(虚偽記載)で在宅起訴する模様だ。(毎日新聞)
[記事全文]

◇17日にも提出とされていた
首相、上申書17日提出…元秘書在宅起訴へ - 読売新聞(12月17日)
首相、上申書時期決めていない 虚偽記載問題で - 47NEWS(12月17日)

◇首相の母が上申書を提出
首相の母、上申書提出「子を助けるのは当然」 - 「親として子を助けるのは当然」と思い、2人に月額1500万円ずつの援助を始めた。読売新聞(12月16日)
<偽装献金>鳩山首相実母が上申書提出 「使途は知らず」と - 毎日新聞(12月16日)
▽首相の姉を参考人聴取
首相偽装献金 姉を参考人聴取(12月17日) | 首相の母、姉にも資金提供(12月15日) - Yahoo!トピックス バックナンバー

◇関連トピックス
鳩山由紀夫内閣 | 政治資金 - Yahoo!トピックス

愛媛白バイ事件がスパモニで放映

2009-12-18 04:51:00 | 雑記録

愛媛白バイ事件がスパモニで放映

2009/12/17(木) 午前 2:19

 今朝の朝刊で布川事件の再審決定を最高裁が下したことを知る。今回の決定に先立つ昨年7月の東京高裁が再審開始視を決めた際の検察幹部のコメントがおもしろい。  以下 高知新聞12月16日記事より  「裁判は四審制で ...すべて表示すべて表示

http://blogs.yahoo.co.jp/littlemonky737/58409831.html


県警捜査費の一部違法 12―16年度特別監査報告

2009-12-18 01:41:49 | 雑記録
県警捜査費の一部違法 12―16年度特別監査報告。高知新聞と高知県警。
2009.12.18 Friday
もうすぐ大河ドラマ「龍馬伝」が始まります。その竜馬の高知で、かつて高知県警と高知新聞は闘っていた。その、高知新聞の記事を紹介します。高知県警の裏金作りが無くなったかどうか分らないですが、高知新聞は、追求をやめてしまったようです。

高知新聞
 県警捜査費の一部違法 12―16年度特別監査報告

 県警捜査費の特別監査を行っていた県監査委員は22日、橋本大二郎知事と県議会2月定例会に監査結果の報告書を提出、捜査費支出の一部を「違法・不当である」と断定した。公の機関が捜査費支出の違法を断定したのは本県では初めて。報告書は監査対象の34・9%に当たる1791万円余りを(1)支出の実体がない(2)不適正支出(3)支出に疑念―とし、(1)(2)を違法・不当と断じた。その上で、「県民の信頼を裏切るもので極めて遺憾」と県警を厳しく批判。県公安委員会に県警の内部調査と県民への説明責任を強く求めた。

 報告書は、捜査員が聞き取り調査に対し「上司から(虚偽の)領収書の作成を命じられ、電話帳で適当に名前を拾った」「私的な飲食を捜査協力者への接待に装った」などと証言した“内部告発”を具体的に列挙した。これらの証言と県警が開示した文書を照合し、矛盾点や不自然な支出状況を暴き出して「違法・不当」を明らかにする構成になっている。

 特別監査したのは、12―16年度に県警本部と高知署が執行したとする県費捜査費1万3789件、5141万円。報告書はうち85件・77万円(1・5%)を「支出の実体がない」、115件・69万円(1・3%)を「不適正な支出」とし、いずれも「違法・不当」と断定。3178件・1645万円(32%)は「不自然な支出で疑念がある」とした。

 一方で、捜査員らが謝礼金を渡したとする「捜査協力者」への確認調査は県警側が応じず実現しなかったほか、執行件数の46%に領収書がなく、県警が協力者情報などの全面開示を拒否したため、「不透明さを残した」とも強調。「報告書で指摘しなかった支出も、必ずしも適正な執行が立証されたものではない」と付け加えた。

 それらを踏まえ、報告書は「(不正支出は)県警の組織全体の問題として厳粛に受け止めるべきであり、とりわけ幹部職員の責任は極めて重大」と厳しく指弾した。県警を管理する県公安委員会には「捜査費を執行した全部署を調査し、結果を県民に明らかにすべきだ」と求めている。

 また、報告書は県警に対し、捜査員らの勤務状況などを記した書類や捜査費の支払い文書を、内規の保存期間に関係なく保存しておくよう改善を求めた。

 特別監査の発端は、昨年5月の捜査費公文書開示訴訟で、高知地裁判決が県警本部捜査一課の不正経理疑惑を指摘、文書の一部開示を命令したこと。これを受け、県議会は昨年7月に全会一致で特別監査の請求を決め、橋本知事も請求した。

 監査委員は昨年8―10月に県警本部と高知署に実地監査(書類審査)を行い、その後、捜査費を支払ったとする964店舗への裏付け調査と、捜査員302人と管理職ら60人への聞き取り調査を行った。

 【写真説明】県警捜査費の特別監査結果を報告する奴田原訂・代表監査委員(22日午前、県議会2月定例会)

(2006年2月22日・夕刊)

現在、片岡晴彦さんは刑務所にいますが、支援する会は、高知白バイ事件の再審のために署名活動中です。enzaixは、十万人(以上)の署名が必要と思っています。

皆さん、時速10キロメートルで2メートルのブレーキ痕の写真を主張する高知県警がおかしいと思ったらぜひ、署名をお願いします。

署名はこちらから→「再審請求への署名活動」

<八ッ場ダム>地元が国交相と会談へ 1月軸に調整

2009-12-18 01:37:17 | 雑記録

<八ッ場ダム>地元が国交相と会談へ 1月軸に調整

 鳩山内閣が建設中止を表明した八ッ場ダム(群馬県長野原町)の地元住民で作る「八ッ場ダム水没関係5地区連合対策委員会」(萩原昭朗委員長)は17日、前原誠司国土交通相からの会談の申し入れについて協議し、受け入れる方針を決めた。水没地区の住民と国交相の会談は初めてとなる。来年1月24日を軸に調整する。(毎日新聞)
[記事全文]

八ッ場ダム地元住民、国交相との対話受け入れ - 読売新聞(12月17日)

◇現地視察した際には出席を拒否
八ツ場ダム視察 前原国交相に地元住民“無言”の抗議 - スポニチアネックス(9月24日)
【八ツ場ダム】「年越しまで待てない」 群馬知事、地元住民と意見交換会調整へ - 産経新聞(11月4日)
▽県を通じて地元側に年内の意見交換会の開催を打診
八ツ場問題で国交相、住民との意見交換会を打診 - 上毛新聞(12月12日)

◇八ッ場ダム問題を考える
八ッ場ダムの必要性に関する賛否地元住民の声 - 関連情報エリア

産科医数、10年ぶり増加=地域格差も改善-厚労省

 減少が続く産婦人科と産科に従事する医師数が昨年、10年ぶりに増加したことが17日、厚生労働省が2年に1度実施している医師調査で分かった。同省保健統計室は「若い研修医が深刻な不足状態に危機感を持ち、産科医を選んだためではないか」としている。(時事通信)
[記事全文]

産科医の地域格差約2倍に改善 08年、総数増加に転じる - 47NEWS(12月17日)
産科・産婦人科の医師、10年ぶり増加 - 毎日放送(12月17日)

◇厚生労働省による発表
2008年 医師・歯科医師・薬剤師調査の概況 - 厚生労働省(12月17日)

◇産科医不足が深刻化
産婦人科医不足 - Kotobank
産婦人科医が足りない!産科医療崩壊の足音 - 医師数の増減グラフなど。gooリサーチ
産科医不足の現状 | 産科医不足の原因 - 関連情報エリア

第11回 医師不足の対応策は十分か? - 診療科別医師数の推移の表など。インナビ・アイズ

◇医師不足解消のための取り組みの例
産科小児科に交付税4割増 医師不足解消へ財政支援、総務省 - 47NEWS(1月29日)
医療改革提言 とちぎの現場から - 読売新聞(2月5日)

真犯人が告白!! 富山冤罪事件に重大疑惑が浮上 ~ザ・スクープ

2009-12-18 00:54:14 | 雑記録

2009年12月16日

真犯人が告白!! 富山冤罪事件に重大疑惑が浮上 ~ザ・スクープ

まさに、スクープです。
トコトンやると決めたら、目的達成のためには何でもやってやるという犯罪組織・警察の生々しい実態を明らかにしています。

富山事件は概要を新聞記事で知ることぐらいしかありませんでした。この事件に絡み、最高検が全国の地検に通達を出したとありますが、その内容といえば、社会経験を積んでいるそこらのオジサンの方が実効性があるもっとマシな通達を出したであろうというほどの稚拙さであり、まったくお話になりません。

「誤認逮捕で無実の人を刑務所に送った酷い事件」と、当時はその程度の認識しかありませんでしたが、今度の「ザ・スクープ」が報道されたことによって、そんな生易しい事件ではなかったことが見えてきました。
この事件の本質は「誤認逮捕」などではなく、警察の捜査ミス・大失敗を隠すためには手段を選ばない、無実だろうが誰構わず犯人に仕立てあげればいいという警察組織のオゾマシイ実態がこの事件においても図らずも露呈してしまったというのが核心であり、そして、そう遠くない時期に事件の全容が明かされることになると見ています。

自民党政権時代では隠すことができた事件が、政権が代わったことでその隠ぺい工作が難しくなり、順次総括されていくはずだと期待しています。多くの冤罪裁判が進行中の折、この事件の本質が表に出てきたことで、他の冤罪事件にかかわっている人たちにも、また事件に注目している人たちに大きな示唆を与えると考えています。

この事件で国賠訴訟が始まっています。警察がどこまでも「否認」を貫き通すのか・通せるのか、その行方は他の警察による犯罪事件の行方にも大きく影響すると思い、注目しています。

必見の報道です。


真犯人が告白!! 
   富山冤罪事件に重大疑惑が浮上

ザ・スクープ 公式サイト
   ● ISDN(64k)など低速回線は --> こちら
2009.11.29放送分・ADSLなど高速回線 ↓
Scoop091129.jpg


富山県氷見市。柳原浩さんは2002年1月と3月に発生した強姦、強姦未遂事件で
同年4月に誤認逮捕され2年間服役。その後、真犯人の逮捕で冤罪が証明された。
「伝えたいことがある」という真犯人のメッセージ…。
柳原さんは真犯人との面会を決意。そこで明らかになった衝撃の真実…
真犯人は柳原さん逮捕後にも、同じ氷見市内で次々と強姦、強姦未遂事件を
起こし続けたという。しかも極めて特徴的な同じ手口で…。

ScoopToyamaEnzai.jpg

調べてみると確かに真犯人の話したことは事実であることが判明。
柳原さん逮捕後に、ここまで手口が酷似した事件が続発しながら、
なぜ誤認逮捕が見直されることなく放置されたのか!?さらに真犯人は番組に
「警察は、柳原さんを犯人でないと知りつつ刑務所に送り込んだ」と告発。
果たしてその真相は!?自白の強要など、強引な捜査が指摘される富山冤罪事件に、
また一つ浮かび上がった重大疑惑。果たして富山県警はどう答えるのか!?

2007.3.13、中日新聞・社説 

富山の冤罪 「自白に安易に頼るな」

最高検異例の全国検察指導
富山県の男性(三九)が強姦(ごうかん)事件で逮捕、起訴され、自白を証拠に有罪が確定して約二年服役後、無実が判明した問題で、最高検が全国八高検と五十地検の次席検事に対し「自白などの供述証拠に安易に頼ることなく、基本に忠実に検察権を行使するように」と指導する通知を出したことが分かった。

最高検のこうした通知は極めて異例で、二〇〇九年の裁判員制度導入を前に危機感を募らせているとみられる。
通知は「基本に忠実な検察権の行使について」と題し、最高検の笠間治雄刑事部長名で二月九日に出された。

まず「無辜(むこ、罪のないこと)の者を早期に刑事手続きから解放することも、検察官の重要な使命」と指摘。自白などの供述証拠は「変遷しがちで信用性の検討を要する」とし「消極証拠(容疑者側に有利な証拠)を含む全体を十分吟味し、特に犯人か否かにつき、あらゆる角度から綿密、冷静な検討を遂げて事件の適正な処理に努めることが肝要」としている。

その上で、各次席検事に部下の検事らへの指導や研修を求めている。
法務・検察当局は自白について、国会答弁などで「任意性、信用性を慎重に吟味し、供述などを裏付ける証拠の収集にも万全を期すよう努め、事実を的確に判断した上で適正に対処している」と述べていた。

しかし富山の冤罪(えんざい)に加え、この通知の後の二月二十三日には、自白を証拠に起訴した鹿児島県議選の選挙違反事件で、鹿児島地裁が「客観的証拠は全くない」と被告十二人全員を無罪とし、検察側は控訴を断念した。

市民が審理に参加する裁判員制度と自白をめぐり、最高検は昨年から自白の任意性、信用性が争点となる場合に備えて取り調べの録菖・録画を試行している。
警察庁は富山の冤罪発覚後、既に供述の裏付け徹底や証拠の吟味などを求める通達を全都道府県警に出している。



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