2009.09.05 バスのスリップ痕が捏造だったらどうか?2
<想定3>整合性があるように努力しても限界がある
バスのスリップ痕が例えば右前輪だけのものであれば、ある意味どのような軌跡でもなくはないというようなお得意の二重否定も充分可能だが、これが左前輪、更には後輪もとなるに従い幾何級数的に難しくなる。そうすると実際の現場施工では、こんなもんでいいんじゃないか、と切り上げざるを得なくなるというようなことも予想される。
ただ、現場としては後輪が描けない分、他の例えばバイクの擦過痕を描き込めばそれを補うことが出来るという安易な考えが出てきてもおかしくはない。
しかし実際は、痕跡もどきを描き込めば描き込むほど後からの科学的検証に耐えられない物理的矛盾を大量に抱え込むことになる。
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想定の定義については バスのスリップ痕が捏造だったらどうか?1 を参照のこと